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過去世について3(星)

このブログではあまり過去世の問題を取り上げませんでしたが、霊障鑑定を始める前には、過去世の問題にはあまり関心がありませんでした。その理由は、管理人が自分の過去世に関心もなかったことや過去世の事で悩まなかったことが大きいのかもしれません。

 

管理人は、自分の過去世に関心はありませんでしたが、守護霊の話などから過去数代の生まれ変わりに関して多少は聞いています。守護霊の話では、幾つかの国に生まれ変わっているようですが、毎回別の国に生まれているようです。最初はそんな物なのかと考えていましたが、何人かの過去世を調べさせて頂いたところ、管理人の様に毎回別の国に生まれることは珍しく、大半の方は過去世においても日本での人生を過ごされていることが多いようです。勿論、日本での生まれ変わりを繰り返されている方であっても異なる国での過去世を経験されている方も珍しくはありませんが、半数以上の過去世を日本で生まれている傾向があります。

 

しかし、何分にも過去世について詳しく占った方の人数が少ないことから生まれ変わりのメカニズムや生まれ変わりの周期などあまりにも分からないことが多いのですが、基本的には時代や地域は異なっても同じ様な人生を生きることだけは分かっています。勿論、これには例外もありますが、管理人はその例外の1人です。管理人は自分の過去世について関心がなかったことから詳しく調べることもありませんでしたが、中国では仙人修行をしていたようであり、北欧ではハンセン氏病の患者として生きたと思われます。また、古代ギリシャでは都市国家の王族として生き、主に軍人として生きたようです。

 

過去世の話については検証できないことばかりではありますが、思い当たることは幾つかありました。その一つは以前から何となく興味を持つ地域が過去世で縁の地域であった事であり、若い頃から興味を持っていたことの多くが過去世で経験していたことであったりしました。占いにしても高校生の頃にトランプ占いに興味を持ったのが始まりでしたが、社会人になった頃にはあいつの占いは当ると言われるようになっていました。やがて運命を好転させる力や神秘思想に関心が移り、神秘思想や気功などを調べていましたが、これも過去世の影響であったのかとも思えます。

 

それでも他の方に比べるならば、過去世の影響がそれほど大きくないと感じています。過去世について一般論として書くのであるならば、1000人程度の方の過去世について調べたいところではありますが、霊障の鑑定の一環として鑑定しているだけです。そのため、一般論として書くには、詳しく調べた方の人数が少なすぎて断定的なことは書けませんが、過去の鑑定では過去世の影響を強く受けている方が少なくありませんでした。例えば、過去世において宗教家をされていた方は、精神世界や神秘思想に興味を持つ傾向がありますし、過去世の人間関係を今世においても再現している方も少なくありません。また、初めて訪れた土地なのに懐かしさを感じた土地が過去世において縁があった土地であったとのお話もお聞きしています。

 

そのため、過去世の影響は大きく、過去世の苦悩が今世の人生の苦悩となっていることも少なくないようです。これは前世の宿題を今世に持ち越しているとも言えますが、同じ様な環境で同じような悩みを抱え、同じような失敗を繰り返している方が少なくないようです。そのことを魂の学びと考えることはできますが、個人的には霊障の一つとし考えています。

 

しかし、残念ながら過去世についてはあまりにも分からないことが多過ぎる状況です。生まれ変わりのサイクルも人によって異なっているようであり、短い場合には数十年、長い場合には数百年と人によって極端な差があるようですが、理由も分かりません。また、生まれる前に両親を選んでいるのか、ランダムに選ばれるのかも分かりません。霊能者によっては生まれる前に自分で両親を選ぶとの意見もありますが、個人的には肯定も否定もできない状態です。

 

個人的な経験ではありますが、今から30年程前に霊能力を持つ知り合いから「あなたは先祖の期待を一身に背負って生まれてきた」と言われた事があります。何分にも管理人の家系は非常に深刻な霊障でしたので、そのことを知りながら生まれてきたとするならば、余程のお人好しか、自信過剰のどちらかとなります。そのため、どんな理由があってこの家に生まれたのかとの疑問を持ったことを覚えています。しかし、個人の意思とは無関係に何らかの法則が働いて両親や環境が決まると考えることも出来ます。

 

いずれにしても分からないことだらけではありますが、無理して答えを求める気はありません。世の中には霊界の構造や生まれ変わりの仕組みを詳細に説く霊能者や宗教家は数多くいますが、これらの意見には疑問を感じることが少なくありません。例えば、こんかいの過去世についても魂は本体と分身の関係で成り立ち、霊格の高い本体と5つの分身が一組となり、順番に生まれ変わっているとの説がありました。この説では、一組の魂のグループが経験を共有することで魂修行をするとの話であり、すべての分身と本体が生れ変るとそれ以前の人格は過去の記憶してだけ残るとされています。

 

この説によれば7代前の過去世は記憶としてだけ残り、7代前の過去世の人格は存在していないことになります。しかし、過去の経験では7代前以前の過去世も人格として存在していると思われます。では何代前までの過去世が存在しているかとなりますと管理人にも分かりません。古くなればなるほど過去世の意識を探ることが困難となり、旧石器時代が限界となります。旧石器時代は30万年前から始まりますが、過去世の意識を探ることができたとしても当事者に時代感覚もなく、何万年前を生きたかも分かりません。

 

そのため、分かることは魂の歴史は旧石器時代には始まっていることだけであり、何代前まで過去世を遡ることができるかは、現状では分かりません。また、過去世の影響を受けていると思われますが、同じ魂のグループが過去世の経験を共有していると言えるのだろうかとも疑問を感じますし、生まれ変わりが魂修行を目的にしていると断言できるほどの経験もありませんが、それを否定するだけの経験もありません。いずれにしても個人的に経験した範囲のことしか書くことはできませんが、過去世や生まれ変わり、霊界の仕組みなどは、簡単に分かることでもなければ、簡単に説明できるようなことでもないと思っています。

 

自動書記が始まった当初に守護霊に霊界の仕組みについて聞いたところ、お前は日本についてどれだけのことを語ることができるのか言われました。お前が語ることができるのは、自分が住んでいる地域であり、自分が訪れたこともない地域についてどれだけのことを語ることができるのかと言われました。つまり霊界と言っても広く、自分が住んでいる世界について語ることはできても、それ以上のことは語ることができないとのことだと言いたいと思われます。

 

また、別の神霊に同じ質問をしたところ、霊界のことをほとんど知らない者に霊界の仕組みを説いたところで理解できないとも言われました。これは電気もガスもない時代の人間に現代社会の生活を説明できるかとの話と同じことであると言いたかったのだと思われます。例えば平安時代の人間にテレビやラジオ、自動車などを見せて構造や仕組みを説明したとしても理解することは非常に困難であり、式神が中で操っていると考えるのではないかと思います。これは人間が陥りやすい考えであり、自分が理解出来ないことに関しては、自分が理解できる範囲で答えを求める傾向があります。

 

こんなことを書く霊能者は皆無にも近いのではないかと思いますが、霊障の解消を最優先にしていますと、先入観は障害になりますので、分からないことは分からないことにしています。自分が納得できるような答えを求めても自己満足だけであり、霊障の解消には弊害とでしかないと考えています。鑑定結果が矛盾だらけとなることは珍しくありませんが、その矛盾の中に自分が知らないことが隠れていることが珍しくありません。気付けば、そんな矛盾との格闘を続けているのかもしれません。

 

 

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at 01:37, 星 良謙・子授け地蔵, 心霊現象と神秘体験

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過去世について2(星)

過去世についてあれこれ書こうかと考えたのですが・・・・

どこまで書こうかと悩んであります。 α~ (ー.ー") ンーー

 

話のネタならば数多くあるのですが・・・・

何分にもお客様の事例をあれこれ書くこともできず、また一般論として書いても話が独り歩きされても困りますので、どんな書き方をすれば良いのかと悩んでいます。

 

????(-"-)????

 

そんなことを考えていましたところ、守護霊の言葉を思い出しました。

守護霊は、過去世の影響に関して「過去世で家族のために身体を売っていた者達が今世は自分のために身体を売っている」と言ったことを言っていました。これは過去世の影響の一例ではありますが、その時はそんなこともあるのだろうかとしか考えていませんでした。ただ、守護霊が説きたかったのは、性風俗の乱れではなく、自分で自分の人生を決めることの難しさです。

 

現代の日本では、職業の選択は現実的な制約はありますが、基本的に本人の自由意志であり、生まれた身分や家柄で職業が決まってしまうことはありません。農家に生まれても農業に従事しなければならない義務はなく、商店の家に生まれたとしても家業を継がなければならない義務はありません。勿論、様々な理由から自分が希望する職業を選べないことは多いのですが、封建社会のように職業選択の自由や移動の自由が認められていない社会ではありません。勿論、現代でも自分の意志で職業を選択することができない国や自分の住む場所を制限される国もありますが、先進国では職業選択の自由や移動の自由は認められています。

 

しかし、長い人類の歴史を考えるならば、自分の意志で職業を選択することや自分の意志で自由に移動することが当たり前の権利とし認められるようになったのは近年の事です。日本でも江戸時代までは身分制度があり、職業選択の自由や移動は制限されていました。当然のことながら制約は職業の選択や移動だけでなく、生活全般に及んでいたと言えます。そのため、人間の長い歴史を考えるならば、自分の意志で自分の人生を生きることができるようになったのは近年の事であり、人類の長い歴史の大半は自分の人生を自分の意志で生きることが非常に困難な時代であったと言えます。

 

大半の人々は、過去世において自分の意志で自分の人生を決めることができず、その時代の社会制度の枠の中で生きることしかできなかったのが現実であり、その時代の社会制度の枠を打ち破ろうとするならば、反逆者となるか、社会秩序を乱す者として排斥されたと思われます。そのため、大半の人々は長い魂の歴史の中で自分の意志で自分の人生を生きた経験が皆無に近いことになります。守護霊は、そのことが自分の意志で自分の人生を生きることが困難な理由であると説きました。

 

自分の意志で自分の人生を生きるとは、自分の意志で自分の人生を選択することであり、自分の人生の人生について考え、自分の責任で自分の人生の選択することであると言えます。しかし、話はそれほど単純ではありません。自分の意志で生きるとは、自分で考え、自分で判断することなのですが、人から指示され、指示に従うだけの人生を生きている人間に「今日からお前は自由だ。自分が好きよ様に生きろ。」と言っても、言われた人間は何をどうすれば良いのかが、分かりません。

 

そこにあるのは、自由を得た喜びではなく、混乱と戸惑いです。これは子育てでも同じではないでしょうか。親の顔色を窺ってばかりして生きている子供に「お前は、もう社会人なのだから自分で決めろ」と言っても、子供は自分の意志で自分の人生を決めることはできません。これは幼少期から自分の気持ちよりも親の意志を優先した結果であり、子供にとって自分の意志とは親の期待に応えることであり、自分の考えはなかったと言えます。そのため、「お前は、もう社会人なのだから自分で決めろ」と言われても自分が何をしたいのかすら分からない状態となります。

 

また、親が子供のことを心配して失敗しないようにと気遣うならば、子供は失敗しませんが失敗に学ぶことがありません。一般的に初めて取り組む事柄は失敗して当たり前であり、失敗を繰り返しながら覚えると言えます。しかし、失敗の経験がない子供は、失敗を恐れます。そのため、何をすれば分からないだけでなく、失敗に対する恐怖心から何かに挑戦する気持ちを失います。このとことが更に自分の人生を決めることができない要因となります。

 

自分の意志で自分の人生を決めるためには、自分で考える力を養う必要があります。更に自分で考え、自分の判断した結果に関しては、自分が責任を負わなければなりませんが、親の顔色だけを窺っていた子供の多くは自分で考えて判断する経験が少ないことから自分の判断に責任を負うことの自覚も希薄となります。

 

しかし、これは何も思春期の子供に限られた話ではないと守護霊は説きます。同じことが魂レベルで起きていると守護霊は説きたいのです。守護霊からするならば、子供にとって親が絶対的な権威であることから子供は親の顔色を窺っているのと同じように親は何かの権威に盲目的に従うことで自分が考え、自分で判断することから逃避していると説きます。絶対的な権威は、時代や社会に異なるとしても何かの権威に従属することに変わりがないと説きます。

 

管理人の守護霊は自己責任を重視する考えであり、自分の責任で判断することが大切であるとの考えです。この話を突き詰めますと非常に奥が深く、話は難解となりますが、自分で考えることの大切さが重要であると説きます。これに対して権威に盲目的に従属することは奴隷の人生と同じであり、奴隷の人生を何度繰り返しても自分の意志で生きることを学ぶことは困難であるとの考えです。守護霊にしてみれば、自分の意志で自由に人生を選択することができる時代を生きているのだから自分の人生について考えよと言いたいのではないかと思います。

 

しかし、自分で考えて自分で判断するだけでなく、自分の判断した結果に責任を負う自覚を持つことは簡単ではありません。多くの人は、何をどう考えれば分からず、誰かに答えを求めます。そして自分の期待する結果にならなければ、不満を持つのではないでしょうか。自分で判断することを放棄して誰かの意見に従うことは楽な生き方ではありますが、自分の人生ではないと言えます。このことについて詳しく書きますと、今回のテーマから逸脱しますので控えますが、自分で考え、自分で判断することが自分の人生を生きることであると言えます。

 

勿論、自分で考える力を養うことは簡単ではなく、考えているつもりでも枠にはまった考えに囚われていることは珍しくありませんが、このことに触れますと長くなりますので、ここでは物事の本質を見抜くことが大切であることだけに留めておきます。いずれ機会を改めてこのことを深く掘り下げてみたいとと思います。

 

 

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at 09:00, 星 良謙・子授け地蔵, 心霊現象と神秘体験

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過去世について1(星)

あまりにも長期間投稿をしていなかったことから文章をまとめるのに少しばかり苦労しています。

別にブログですので、気楽に書きたいとは思っているのですが、久しくブログから遠ざかっていましたので文章がまとまりません。

さて、長期間投稿をお休みしていた理由の一つが過去世に関係する障りのご相談が続いていることです。

 

霊能者や一部の宗教家は、生まれてきた目的や魂の修業などの観点から色々な教えを説いたり、生まれ変わりの仕組みなどを説かれたりしているようですが、基本的には検証できないことばかりであり、議論しても水掛け論に終始する内容であるとしか言えません。その一例がツイン・ソウルやソウル・メイトと言った言葉です。これらの言葉を最初に聞いたのは、意外に新しく10年程前であった気がしています。当時は、気にもしていませんでしたが、少しばかり調べてみましたところ、心霊主義(スピリチュアリズム)における類魂(るいこん、英: group soul)の概念の中の一つであることが分かりました。個人的には、ツイン・ソウルやソウル・メイトと言った言葉に対しては疑問を抱いていますが、否定も肯定もできません。

 

このことは、管理人にしても同じであり、過去世が存在しているのか、死後の世界が存在しているかなどについて問われても明確にお答えすることはできません。あくまでも個人的な体験から得られた経験則の範囲でしかありませんが、少なくとも霊界は存在していると思いますし、生まれ変わりの法則は存在していると考えています。また、過去世の人格は現世に生きる人間の人生に大きな影響を与えている可能性が高いと考えています。霊能者として活動はしていませんので、何百人と言った数の方の過去世を調べた経験もありませんが、依頼者の過去世が依頼者に障りを起こしていることは珍しくないと思います。

 

例えば、過去世において武将であったことが多い方は、押しの強さを持つ傾向があり、お姫様であった過去世が多い方は現実感が希薄な傾向があるなど、今世の人生においても少なからぬ影響があるようです。そのため、過去世の人格は自分自身の性格の一部であるとも言えます。その自分の人格の一部とも言える自分の過去世がどうして今世に生きる分身の人生に障りを起こすことになるのかと言いますと、過去世は良くも悪くも過去世と同じような人生を繰り返させようとすることが原因のようです。同然の事ながら時代や社会的な背景は異なるのですが、不思議と同じような人間関係で同じような悩みを抱え、同じような失敗をする傾向があります。

 

これは過去世と言っても自分自身の性格の一部であることが原因である言えますが、障りとなります。そのため、過去世の問題であると言っても自分自身の心の傾向性の問題とも言えることから本人が自分の心と向き合い、自分の心を変える努力が必要となります。その意味では通常の霊障とは異なりますが、過去世の障りを解消しませんと、過去世の意識に引っ張られ、自分の考え方を軌道修正することは難しいとも言えます。

 

また、霊障としての過去世の問題を考えますと、別の意味で解消が難しいとも言えます。過去世の障りの難しさは、どんな過去世が隠れているかが分からないことにあります。日本人の場合には、過去世も日本人である可能性は高いのですが、外国人である可能性も少なからずあります。これは人によって異なりますが、同じ地域での転生を繰り返す方もいれば、生まれ変わるたびに異なる地域での人生を過ごされている方もいます。

 

管理人は、基本的に心霊世界の法則や構造といった事柄には興味がなく、過去世に関しても過去世が障りを起こしていなければ、詳しく調べることはお勧めしていません。その一番の理由は、鑑定料金の問題です。過去世について調べますと、鑑定料金が高額になる事は避けられないことから過去世が障りを起こしている可能性が高い場合に限って過去世の鑑定をさせて頂いていますが、稀に過去世の名前を特定できる場合もあります。

 

これは、時代や地域が特定できるだけでなく、過去世の人物が社会的に地位が高く、当時の資料が残っている場合に限られますが、名前を特定できるならば、生前の名前で供養が可能となりますので、条件が揃った場合には、一応該当する人物が存在するかを調べてみます。しかし、名前が残っていても実在が疑われる人物の場合や名前が残っていても実績などが何も分からない場合もあります。また、女性の場合には通称は分かっても本名が分からない場合もあります。平安時代などに女性の多くは、記録が残っていても〇〇の娘とか、〇〇姫と言った記録しか残っていないことが理由です。

 

しかし、名前まで分かるのは稀であり、大半の場合には時代と地域、身分までしか分かりません。カードを使用して占うならば、どんな人生を生きたかを推測することは可能ですが、霊障の解消にはあまり役に立ちません。そのため、必要がない限りは、鑑定を控えています。時代と地域、身分等がわかれば、過去の経験から対策をある程度は絞ることができますが、過去に経験していない事例の場合には、いつも苦労しています。

 

例えば、邪教として弾圧され、歴史の表舞台から消えた宗教の一つに真言立川流があります。真言立川流は鎌倉時代から戦国時代にかけてはかなりの勢力を誇っていた教えでしたが、陰陽思想や陰陽道の要素が取り入れられているとか、性的な結合により悟りに近づくという教えのため、男性の精液と女性の愛液の混合物を本尊である髑髏に塗りたくるという儀式を行っていたとされ、弾圧逸れ続けました。そのため、今となってはその教えの詳細は不明となっています。

 

また、古代オリエントで広く崇拝されていた神のバウル神もキリスト教などから批判され、忘れ去られた信仰ですが、この真言立川流やバウル信仰のように失われてしまった教えに対して深く帰依していた過去世などの場合には、障りを解消するためには、当時の教えをある程度調べる必要があります。逆に当時の信仰が分かりませんと、効果的な対策が分からずに苦労することになります。過去世の鑑定に隠しては、鑑定が終わってから古代史や宗教史を調べることも多くあり、占いよりも下調べの方が大変なことが多いとも言えます。

 

 

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at 18:02, 星 良謙・子授け地蔵, 心霊現象と神秘体験

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霊障と人生(星)

すっかりご無沙汰しております。

別にこのブログを閉鎖するつもりもなかったのですが、ずっと慌ただしい日々が続いておりました。以前の記事の続きでニューソートの話を取り上げる予定でいたのですが、あまりにも間隔が空き過ぎましたので、別の話題を取り上げたいと思います。

 

先日の事ですが、姪の結婚式がありました。来年は甥も結婚すると聞いてますが、挙式は海外で行うとの話でした。考えてみますと最後に結婚式に出席したのは、30年以上前のことであり、久々に出席した結婚式はすっかり様変わりしていました。管理人が30代の頃の結婚式は、来賓の挨拶が何人か続き、新婦のお色直し、友人からの祝辞などが続き、新郎新婦のお色直しと再入場、ケーキカットと続きました。また、昔は名目だけでも仲人をお願いしたのですが、最近は仲人もいない事にも少し驚きました。

 

管理人は、甥や姪に叔父らしいことは何一つしてしていませんが、兄から姪と甥の結婚が決まったと聞いた際にはこれでやっと自分の役目が終わったと思いました。管理人が甥や姪の年齢の頃は、霊障に悩んでいた時期であり、何をしても大きな壁が立ちふさがっている印象しかない人生を生きていました。その当時から多少の霊感はありましたが、何が起きているのかも分からず、何をすれば良いのかも分かりませんでした。

 

分かっていたことは、家の中がいつも暗い雰囲気であり、いつも得体のしれない何かがいたことだけです。そんな人生を生きていましたので、結婚して子供を持つならば、子供が可哀想だと考えていました。一応、人並みに交際させて頂いたことはありましたが、いつも何かに妨げられていた気がしていました。そのことを考えるならば、自分が甥や姪の頃とは雲泥の差がある気がします。

 

管理人が働き始めた時期は、不景気の真っただ中であり、深刻な就職難であったこともあり、2回ほど転職する結果となりました。そして最後は自営業をしていますが、堅実な会社に就職することができていたならば、もっと違った人生になっていたのではないかと思います。それに比べ、甥はそれなりの会社に入社しているようであり、世間並み以上の収入を得ているようです。姪の結婚相手も如何にも真面目そうな方であり、優秀な技術者らしく、堅実な会社に勤めているとか聞いています。

 

自分の様な人生は、自分の代で終わりにしたと考えたのが、20代の半ばでしたので、あまりにも長い歳月が必要でしたが、やっと役目を果たせたと思っています。甥や姪には管理人が何をしたを話していもいませんので、何も知らないと思いますが、それで満足しています。管理人にしても好きで心霊世界に興味を持った訳ではなく、自分の人生が何かに翻弄されているのではないかとの疑問から心霊世界に関わりを持っただけの話であり、甥や姪には心霊世界とは無関係に生きて欲しいと考えています。

 

心霊世界に関わりを持ち始めて40年近い歳月が流れましたが、魑魅魍魎のうごめく世界であり、何が本当であり、何が出鱈目かを見極めることが難しい世界です。最近になってやっと少しは心霊世界のことが分かりかけてきたのではないかと思うようになりましたが、新たな発見をすることもあます。その意味では、今も試行錯誤が続いている言えます。

 

考えてみれば、こんな作業の繰り返しで40年の歳月が流れましたので、何時の間にか霊障に詳しくなってしまったと言うところでしょうか。ネットなとでは霊界や霊界の法則について詳しい解説をされている方も少なくないのですが、霊障に関しては何が真実であると断言することは非常に難しく、心霊世界に関しては分からないことだらけだと考えています。一つだけ言えることがあるとするならば、映画や漫画の中で活躍する陰陽師や霊能者の姿は、フィクションであり、現実は大きく異なることだけです。

 

映画や小説の中の陰陽師や霊能者は、派手な活躍をして怨霊を倒しますが、管理人が体験したのは、将棋の対局のような闘いであり、傍から見たならば、地味な闘いです。将棋の対局がどんなに熱戦でも棋士は将棋盤の前に座って駒を動かすか、考え込んでいるだけであり、素人には何が起きているかすらも分からないのに似ています。心霊世界は心の世界であり、すべては見えない世界の出来事であることを考えるならば当然のことなのですが、厄介な世界です。

 

やっと責任を果たせたと今は安堵しています。霊障の解消に費やした歳月の大半が試行錯誤の連続でしたので、今ならばもっと短期間で解消できるとも考えています。いずれにしても子孫に残せる最大の遺産は、陰徳であり、霊障の解消ではないかと思いました。

 

 

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at 09:00, 星 良謙・子授け地蔵, 管理人のひとりごと

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霊界通信の検証9(星)

 前回に引用させて頂いた「トンデモさんの大逆襲!」からの引用から始めたいと思います。この本は、1997年10月の発刊と古い本ではあるだけでなく、扱っているテーマは、世間から相手にされていない発明家や科学者を取り上げている本ですので、霊能力とは無関係な内容です。しかし、今回ご紹介する話は、そのまま霊能者の話にも通じる話であることからご紹介させて頂きます。

 

 こうした人たちを説得し、信念を変えさせるのは、事実上不可能である。僕はアダムスキー信者をはじめ、何人ものトンデモさんと議論した経験から、思い知っている。たとえば「超能力は存在しない」と説明することは不可能だ。せいぜい、ある超能力者が何度かトリックを証明できるぐらいである。サイババがトリックを用いて手から物を出した決定的瞬間をビデオで見せられても、肯定論者は動じない。「たまたまこのときだけトリックを使ったんでしょう」などと言い逃れる。いったいどれだけの数の証拠のビデオを見せられたら、彼らは「サイババはインチキだ」と納得するのか?

 いや、おそらくは永遠に納得はしないだろう。先頃亡くなられた超常現象研究家の太田原治男氏は、あるエッセイでこう書いていた。

 「奇術師であることが完全に証明されたMr.マリックの場合でさえ、まったく超能力を使用していないと断定するのは危険である。」

 そりゃまあ、確かにマリックが超能力をまったく使っていないと証明することはできませんよ。てきないけど……それを言ったら、ナポレオンズやゼンジー北京や引田天功だって、超能力を使っていないという証明はできないんだけど。

 

中略

 

 では、かれらの信念はどこが間違っているのだろうか?

 彼らが共通して犯している誤りは、「説明」と「証明」の区別がついていないことである。

 

中略

 

 彼らは「××という現象は〇〇説で説明がつく」ことから「〇〇説は証明された」と考え、「〇〇説は正しい」という結論に飛躍する。「間違っていると証明できない」ことと「正しいと証明された」こととの間には、途方もない大きなギャップがあることを、彼らは理解できない。

 通常の科学の世界では、そうはいかない。証明されない説は、ただの仮説にすぎず、事実とは認められない。たとえばアインシュタインの相対性理論は、最初、さまざまな物理現象を「説明」する仮説として導入された。だが、世界中の科学者が即座に事実として受け入れたわけではない。多くの実験や観測を重ねることにより、正しいと信じられるに至ったのである。「光速に近づくと時間の流れが遅くなる」という驚くべき予言も、時間の遅れの直接の証拠であるドップラー効果の観測により、正しさが証明されているのだ。

 だが、こうした理屈を述べてみても、トンデモさんたちには馬耳東風だろう。何しろ彼らは、そうした正統派の科学の手続きそのものをバカにしているのだから……。

 

トンデモさんの大逆襲! 宝島社 P223-224

 

著者の山本弘氏は、冒頭でトンデモさんと呼ばれる人々を説得することの難しさを書かれていますが、これは霊能者や霊能力を過信している人々にも言える話です。管理人もこれまでに何人かの霊能者や霊能力を持つ方とお話しさせて頂く機会を得ましたが、自分が日本を守っていると言った話をされていた方が何人かいました。自分が日本の各地に結界を張っているとか、自分の弟子が結界を破ってしまったから大地震が起きたとか、自分が日本の政治を動かしているなど実に様々でした。また、霊能者の書かれた本などを読んでいますと、更に話は飛躍していました。自分に呼び出せない神霊はいないと豪語される方もいましたし、過去世はムー大陸の国王であったとか言う方や自分は釈迦の生まれ変わりであると公言されている新興宗教の教祖もいました。

 

超科学(科学理論と称しているが、結論にいたる過程に著しい誤り、 逸脱が認められ、到底科学とは呼べない理論)の場合には、間違いを指摘する事は可能であり、超常現象の場合には、起っている現象を科学的に解明することは可能な場合もありますが、霊能力の場合には、間違いを指摘できることは限られます。実在した人物の霊言の場合には、内容に間違いがあれば、指摘は可能ですが、それ以外の話は難しいと言えます。

 

霊能者の方がどのような結界を張っているのかを聞くことも有りませんでしたが、神社仏閣の方位除けや火災除け、盗難除けのお札を張ることも結界を張ると言えますので、全く無意味とは言い切れません。また、自分は釈迦の生まれ変わりであると公言されている新興宗教の教祖と話す機会もありませんが、その教祖が釈迦の生まれ変わりではないと否定できる根拠は何もなく、釈迦の生まれ変わりであるならば、間違えることがないと思われる間違いを指摘する程度のこととかできません。

 

結局のところ、霊能者や霊媒の言う事を信じるか信じないかの問題であり、その話を信じている人の信念を変えさせることは、カルトから信者を抜けさせるのに似た難しさがあります。カルト教団の教えを盲信している信者に、その教団の教えは間違っていると間違いを指摘しても、洗脳を解くことができないだけでなく、指摘すれば指摘するほど、相手は心を閉ざして教団の教えを盲信することになるとの話もあります。

 

人間は誰でも自分の信じていることを否定されることは気分の良い話ではありませんが、自分が正しいと信じ、多くの時間とお金を費やして学んだ教えが間違いであると否定されるならば、それまでの労力や経済的な負担がすべて否定されることになることから認めたくない気持ちが強くなります。また、カルト教団にのめり込む方の多くは、孤独感を持つ場合が多く、カルトに加入することで同じ価値観を持つ仲間を得られる安心感が得られることもカルト教団から脱会することを難しくしています。更に、カルト教団に入信することで自分は選ばれた人間であり、世の多くの人々を救う崇高な使命を帯びた人間であるとの優越感に浸っている場合も少なくないようです。

 

これらの心理は、カルト教団に限らず、霊能力に溺れる人間にも共通していることであり、霊能力を持つことで自分は選ばれた人間であり、自分は世間の人々とは異なるとの優越感を持っている傾向が見られます。個人的には、霊能力があっても日々の生活に役立つことは皆無に近く、霊能力があることよりも英語が堪能であることの方が余程実用的であり、仕事にも役立つと考えています。逆に霊能力があるために不成仏霊の影響に悩まされることの方が多く、霊能力があることの利点はほとんど感じていません。

 

ただ、若い頃から不成仏霊の障りに悩まされていたことからいつの間にか霊障に詳しくはなってしまいましたが、長年の試行錯誤の結果であり、それだけ霊障に悩まされてきただけの話です。もし、簡単に霊障の原因を見抜き、対策を教えて頂ける霊能者がいたならば、全く違った人生を生きていたと思いますが、残念ながら出会った霊能者は、今回引用させて頂いた話と同じ間違いをしていました。

 

つまり、「××という現象は〇〇説で説明がつく」ことから「〇〇説は証明された」と考え、「〇〇説は正しい」という結論に飛躍していた方が大半でした。そのため、引用させて頂いた話は、素直に納得できました。「証明されない説は、ただの仮説にすぎず、事実とは認められない。」とありますが、これもその通りだと思います。無責任だと思われるかもしれませんが、基本的に霊能力で得られた情報はすべて仮説だと考えています。これは占いにしても同じであり、占いの結果もすべて仮説であると考えています。しかし、霊能力の世界は、検証が困難であり、証明することは事実上不可能と言えます。そのため、仮説の積み重ねで判断するしかない状況ではありますが、仮説ではあっても状況証拠の積み重ねで信頼性は高めることは可能です。

 

このブログでも心霊現象について書くことはありますが、基本的には仮説と状況証拠の充重ねから得られた知識です。霊障の原因を探り始めた頃に霊障の主な原因は先祖ではないかと考え始め、先祖供養が霊障の解消に効果的ではないかと考えました。そして色々と試行錯誤を繰り返しところ、自宅の宗旨で供養する方が効果的であると考えましたが、これらはすべて仮説と状況証拠の積み重ねでした。しかし、状況証拠ではあっても経験が積み重なれば、信頼性は高まります。

 

この繰り返しを長年積み重ねたことで色々な事が分かって来ましたが、「××という現象は〇〇説で説明がつく」だけの話であり、何一つとして証明はできないことばかりです。そのため、霊能者の方のように霊界の法則について雄弁に語ることはできませんし、霊界の様子についても語ることができるのは限られた内容だけです。別に科学的な手法にこだわる気持ちはありませんが、「××という現象は〇〇説で説明がつく」ことから「〇〇説は証明された」と考えるならば、管理人が見て来た霊能者と同じ末路を辿ることになると思います。

 

管理人が求めているのは、霊障の原因と解決策であり、霊界の知識ではありません。霊界の構造は〇〇であり、生まれ変わりの仕組みは××であると雄弁に語ることは簡単でしょうが、「××という現象は〇〇説で説明がつく」だけの話であり、誰にも証明できない話でしかないと考えています。

 

 

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at 10:18, 星 良謙・子授け地蔵, 霊感・霊能力について

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霊界通信の検証8(星)

スピリチュアルイズムの歴史を改めて調べたことから今回のシリーズを投稿し始めましたが、今回と自戒は、少し視点を変えてオカルトの背景にある問題を取り上げてみたいと思います。以前にご紹介しました「超古代史の真相 C・カーズ/S・スコットJR著」の中に興味深い意見がありましたので、少し引用します。

 

 ジャーナリズムの成功する秘訣のひとつに、あまり重要でないニュースに関しては、客観性という伝統的な原則に固執しないことがあげられる。したがって、いかに多くの考古学者や、歴史学者、金石学者※1といった人々が、ケルトの遺跡とされたものの発見を認めていなくても、このニュース報道は訂正されないだろう。ジャーナリズムのいう「ロマン」――失われた大陸、UFO、古代人飛行士、そして雄大な先コロンブス期[コロンブスのアメリカ到達以前の時代]りの大陸間の航海など――には、目新しさがあり、売れ行きを増大させる。健康とか税金とかいった直接人々に利害を及ぼすものに関しては、大衆を惑わせるいいかげんな報道は決して許されないが、不幸にも、多くの正真正銘(しょうしんしょうめい)の謎は、その娯楽的な価値も高いので、ジャーナリストやフリーランス※2の記者をして、実際に「大衆が信じてしまったからって、それがどうした」とまで言わしめることになる。憶測を証拠のように見せかけてマスコミが広めていくのを、科学者は嫌うが、大衆は望んでいるらしい。早とちりによる不条理とでもいうべきものである。

 

超古代史の真相 C・カーズ/S・スコットJR著 志水一夫訳 P37

※1金石学(きんせきがく) 金属、石に刻まれた文字、つまり金石文を主として研究する学問。

※2フリーランス 会社や団体などに所属せず、仕事に応じて自由に契約する人。

 

心霊現象に限らず、超古代文明、UFO、超能力、ミステリーサークルなどの超常現象などの話は、テレビなどでも時折取り上げられるようです。管理人は、心霊現象や占いに関することならば、多少なりとも知識はありますが、超古代文明、UFO、超能力、超常現象となりますと、何が本当の事かは分かりません。分からないことに関しては、基本的に肯定も否定もしない立場ではありますが、専門家の意見を聞いていますと、どうも信用できない話が多いのではないかと思っています。

 

しかし、似非科学批判書を全面的に信頼してもいません。似非科学批判書では、占いが非科学的てあるとして全面否定されていることは珍しくありません。少し古い本になりますと、カイロブラテックも否定している本や鍼灸などの東洋医学も批判的な本も見かけます。気功なども科学的には何も解明されていませんので、管理人も科学的であると考えてもいません。また、占いだけでなく、方位術なども科学者からするならば、迷信であると言われても反論できませんが、科学的でないから信用できないとの意見には、賛同しかねます。

 

先日も西洋占星術の歴史を批判的に書かれている本を読んでいました。西洋占星術の専門書は何冊か持っていますが、西洋占星術の歴史などに関しては、占いの専門書よりも西洋占星術を批判する本の方が参考になることが少なくありません。そのため、西洋占星術に対して批判的に書かれた本も何冊か持っています。著者としては、西洋占星術の成り立ちや歴史を知るならば、迷信と大差がないと読者を説得できると考えているのではないかと思いますが、あまり説得力はないと思いながら読んでいました。勿論、西洋占星術が科学的な手法を用いるからと言って西洋占星術が科学であるとは考えていませんが、全く信用できないとも考えていません。

 

しかし、これが超古代文明、UFO、超能力、ミステリーサークルなどの超常現象となりますと少し話は変わります。占いや風水、奇門遁甲は、信頼できるかどうかは実践してみればすぐに結果は分かることです。勿論、どんな優れた術でも行う人によって優劣はありますが、見当はずれな結果しか得られないのであるならば、術としては使い物になりません。そのため、占いや風水、奇門遁甲などは、検証可能な神秘思想であると考えていますが、超古代文明、UFO、超能力、ミステリーサークルなどの超常現象となりますと、素人には検証が困難な話となります。

 

そのため、超古代文明、UFO、超能力、ミステリーサークルなどの超常現象をマスコミが取り上げる場合には、より慎重な検証が求められますが、テレビや週刊誌などの場合には、商業主義が優先して検証はほとんど行われていない場合が多い印象があります。引用した文章には、「健康とか税金とかいった直接人々に利害を及ぼすものに関しては、大衆を惑わせるいいかげんな報道は決して許されないが」とありますが、残念ながら日本のマスコミは、健康とか税金とかいった直接人々に利害を及ぼすものに関する事柄であってもかなりいい加減な報道がされています。

 

少し古い話となりますが、「みのもんた症候群」が話題になった事があります。これはみのもんたが司会をしていた番組である「午後は○○おもいッきりテレビ」の中で紹介された身体によいとされている食品の情報を視聴者が過大に信用した現象のことですが、患者が医者の言葉よりもテレビの話を信頼して医者の言葉よりもテレビで紹介された話を信頼すると言った笑えない話もあるようです。しかし、これは何も過去の話ではなく、今でも多いようです。

 

直接人々に利害を及ぼす健康ですら誤った情報が氾濫している現状を考えるならば、マスコミの情報は信頼性が低いと言っても過言ではないと言えます。また、これは健康に限られた話ではなく、政治でも偏向報道が問題になっています。このサイトは、政治の問題を積極的に取り上げるブログではありませんので、深入りは避けますが、「報道しない自由」と揶揄されることが多いようです。いずれにしても健康や政治に関する問題であってもまともな報道がされていないことが多いようです。

 

さて、古い本ですが、マスコミが根拠のない話を報道した事例を紹介されていた本がありますたので、ここで引用させて頂きます。この話は、一九九三年十月に磁気エネルギーを三十二年間研究した結果、永久磁石から夢のエネルギーが取れる「動力発生装置」を作り出したとする研究者が現れたことに始まります。これが本当の話ならば、世紀の大発明となりますが、まったくのデタラメだったようです。

 

 直感的に「こりゃー詐欺だな!」と思うと同時に、こんな幼稚な説明に引っかかる企業や出資者が本当にいるのかな?と、首をかしげた。だが数日後、私の悪い予感は的中した。

 関東地方では、夕方六時からフジテレビで放映されている報道番組(「スパー・タイム」十月十九日〜二十二日)で、この「河合モーター」のことが特集として、連日報じられたのだ。ブラウン管には、装置を測定するS商事技術開発部長(当時)O・T氏と航空宇宙第二部長(当時)T・S氏の姿が映し出されていた。彼らはモーターの測定に関しては素人らしく、バネと重りをつけてトルク(回転力)を測定していた(通常の精密測定には、トルクメーターを使う)。さらに、テレビで紹介されたデータ(入力に対する出力の表)もデタラメであった。

 この番組は私にとって、今振り返ってみても、印象深い番組となった。それは番組内で装置の革新性を擁護する発言を行った結果、まともな評価を受けられない研究者たちからでさえ、結局物笑いの種になってしまった有名な科学者(早稲田大学理工学部の大槻教授と明治大学情報科学センターの向殿政男所長)が出演していたからである。

 河合モーターがいかなる装置なのかは、普通の技術屋が構造を見れば、すぐに分かる。それは、最初から低い効率の電磁石を使ったモーターを作り、それに永久磁石をつけることで効率をアップさせたと見せかける、詐欺的モーターであった。なぜなら、同じ構造のモーターは、五十年前からすでに軍艦のカジを取る部品に使われており、比較してもさらに精巧なものがすでにあったからだ。

 ちなみに、なぜ突然S商事の技術者がテレビに登場したのかは、今もって不明だが、日本理研には大手企業に明るい日経新聞社の元社員だった人間もおり、企業相手のプレゼンテーションをたびたび開催していたので、最初に河合氏側からS商事への熱烈なラブコールがあったことは充分推測できる。

 

トンデモさんの大逆襲 宝島社 P243-244

 

大槻教授は、この詐欺とも言えるようなモーターを日経新聞のコメントで絶賛されているそうです。大学教授と言っても専門分野以外のことに関しては、詳しくないことの典型的な事例でしょうか。尚、この本の中では、テレビと新聞の発表後にS商事の株価が大幅に上昇したことから株価操作のために利用されたのではないかとの疑惑があるとされています。いずれにしてもマスコミが取り上げていると言って安易には信用すべきではないこと言えるようです。

 

 

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at 03:06, 星 良謙・子授け地蔵, 霊感・霊能力について

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バーナム効果(星)

このところ、霊能者の批判ばかり書いていますので、少し横道に外れてみたいと思います。

 

前回取り上げたコールド・リーディングと呼ばれる手法の中に「バーナム効果」とか、「フォアラー効果」と呼ばれる手法があります。誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分だけに当てはまる性格だと捉えてしまう心理学の現象のことですが、詳しい解説のあるサイトがありましたので、引用させて頂きます。

 

フォアラーは、学生を対象にバーナム効果を証明する実験をおこないました。この実験では、性格検査と称してテストを実施してもらい、テスト結果として、すべての学生に同じ性格特徴が書かれた診断結果を手渡しました(同じ結果であることを学生は知らない)。学生は診断結果を確認し、自分の性格を正しく診断できているのか、5段階(1.まったく異なる〜5.非常に正確)で評価する。といった内容の実験。

 

結果、平均4.26と高い正確性が示されたことによりバーナム効果が証明されることになった。

テスト結果となる性格の記述は、フォアラーが星占いの文章を組み合わせて作成したもので、下記がその内容。

 

あなたは他人から好かれたい、賞賛してほしいと思っており、それにかかわらず自己を批判する傾向にあります。また、あなたは弱みを持っているときでも、それを普段は克服することができます。

 

あなたは使われず生かしきれていない才能をかなり持っています。外見的には規律正しく自制的ですが、内心ではくよくよしたり不安になる傾向があります。正しい判断や正しい行動をしたのかどうか真剣な疑問を持つときがあります。

 

あなたはある程度の変化や多様性を好み、制約や限界に直面したときには不満を抱きます。
そのうえ、あなたは独自の考えを持っていることを誇りに思い、十分な根拠もない他人の意見を聞き入れることはありません。

 

しかし、あなたは他人に自分のことをさらけ出しすぎるのも賢明でないことにも気付いています。あなたは外向的・社交的で愛想がよいときもありますが、その一方で内向的で用心深く遠慮がちなときもあります。あなたの願望にはやや非現実的な傾向のものもあります。

 

バーナム効果という名前は、アメリカの心理学者ポール・ミールが、話術で有名な興行師のP・T・バーナムの”we’ve got something for everyone”(誰にでも当てはまる要点というものがある)という言葉から、彼の名に因んでバーナム効果と名付けたそうです。フォアラーの実験から「フォアラー効果」とも呼ばれます。また「フリーサイズ効果」という言葉もありますが、ほぼ同義語と思われます。

元記事 バーナム効果、占いに使われる心理トリック こちらから

 

この「バーナム効果」を最初に知ったのは、「メンタリズムの罠 ダレン・ブラウン著」でした。この本の中でダレン・ブラウンは残留思念から心を読むと言って学生から持ち物を借り、「バーナム効果」を利用した同一の内容の文章を全員に渡したところ、高い的中率で当たっているとの結果であったとありました。勿論、引用させて頂いた文章と全く同じではなく、文体も変更されていましたが、基本的には同じ内容でした。

 

「バーナム効果」は誰にでも当てはまる内容のはずなのですが・・・・・・

 

管理人の場合には、まったくの見当はずれの様な気が・・・α~ (ー.ー") ンーー

 

もし、管理人がこのテストを受け、「自分の性格を正しく診断できているのか」の評価をしたならば、無条件に「1.まったく異なる」の評価をすると思います。最初は、ヨーロッパの生活習慣を前提にした内容であるかとも考えたのですが、要約した内容を読んでも感想は同じでした。

 

やはり、管理人が変わっていると言うことでしょうか?

 

管理人は、昔から矛盾する質問や曖昧な言葉には疑問を持つ傾向があります。そのため、心理テストなとでは、この質問はどんな状況を前提にしているのだろうかと疑問を持つことが数多くあります。例えば、「一度決めたことは守るか?」との質問項目があれば、内容次第だろうと思います。心理テストでは、あまり考えずにと言われるのですが、最初に浮かぶのが、この質問はどんな状況を前提にしているのだろうかと疑問であることからどちらでもないとしか答えられないことになります。

 

引用させて頂いた文章でも同じことが言えます。「あなたは他人から好かれたい、賞賛してほしいと思っており、それにかかわらず自己を批判する傾向にあります。」とありますが、前半の「あなたは他人から好かれたい、賞賛してほしいと思っており、」と後半の「それにかかわらず自己を批判する傾向にあります。」は、同一に考えるべき問題はないと思います。更に付け加えるならば、「あなたは他人から好かれたい」と「賞賛してほしい」は、別の問題と言えます。しかし、自己顕示欲を満たしたいと考えていると解釈するならば、共通性はありますので、ここでは自己顕示欲のことを言いたいのかもしれません。

 

自己顕示欲のことを言っているとするならば、「それにかかわらず自己を批判する傾向にあります。」は、自分が求めている他人からの好意や賞賛と自分が他人から得られる好意や賞賛とに大きな落差がある現実を認めたくないことであると考えるべきではないかと思われます。この部分については、「メンタリズムの罠 ダレン・ブラウン著」の方が具体的で分かりやすく書かれていますが、人前で社交的な人間を演じながらも葛藤を抱えていると言った内容となっています。

 

個人的には、この冒頭の部分でまったくの見当はずれと思いました。自分は社交的でもなく、また他人から好かれたい、賞賛して欲しいとの気持ちも希薄です。どちらかと言えば、関心がないと言うべきでしょうか。すべての人から好意を持たれることはないと思いますし、他人から賞賛されなければ、自分に価値がないとも考えていません。また、自分が何かで成功したと願っても成功できないのであるならば、成功できない理由を考えるのは当然のことですが、それを自己を批判すると言うのは、言葉として適切ではない気がします。

 

次に「あなたは使われず生かしきれていない才能をかなり持っています。」とありますが、誰にでも使われずに活かしきれていない才能があることは珍しくないと思います。しかし、才能があるだけで成功できるのは稀であり、才能と努力と運がなければ、成功できる可能性は低くなります。また、才能があることが分かっていても、それを活かすべきかどうかは別の問題となります。

 

管理人は学生時代に絵を描いていた関係で懇意にさせて頂いていた画家がいたことから、画家として成功できるのは、プロ野球で成功する以上に難しいことも知っていました。そのため、画家になる気持ちはありませんでしたが、懇意にさせて頂いた画家からは、絵を続けることを勧められました。しかし、他にやりたい事がありましたし、絵を描き続けることが負担になっていたことから絵を描くことをやめましたが、そのことを後悔する気持ちもありません。

 

この後の文章に関しても、「う・・・ん」と色々と疑問を感じてしまいます。一番突っ込みたくなるのが、最後の「しかし、あなたは他人に自分のことをさらけ出しすぎるのも賢明でないことにも気付いています。あなたは外向的・社交的で愛想がよいときもありますが、その一方で内向的で用心深く遠慮がちなときもあります。あなたの願望にはやや非現実的な傾向のものもあります。」でしょうか?

 

「しかし、あなたは他人に自分のことをさらけ出しすぎるのも賢明でないことにも気付いています。」とありますが、「さして親しくもない相手に自分のことをさらけ出す方がおかしいだろう」と言いたくなります。「あなたは外向的・社交的で愛想がよいときもありますが、その一方で内向的で用心深く遠慮がちなときもあります。」とありますが、誰でも社交的な顔と用心深い顔を持つのは当たり前の話であり、当たり前のことを言っているだけの事です。

 

最後の「あなたの願望にはやや非現実的な傾向のものもあります。」にしても非現実的だからこそ願望ではないかと言えます。宝くじを購入する際には、誰でも一等が当選することを期待すると思いますし、非現実的な願望であるからこそ夢であり、簡単に実現できることであれば、夢ではなく目標でしかありません。非現実的な願望としての夢を誰でも一つや二つは、持っているのではないかと思います。そのため、これも当たり前のことを言っているだけに思えてしまいます。逆に将来の夢を持てない方が問題であり、それだけ希望を持つことができないほど、苦悩していると思います。そのため、これも大半の方が抱く願望のことを言っているだけの話に思えます。

 

こんなことを考える管理人は、やっぱり変わっているのでしょうか?

 

 

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at 10:51, 星 良謙・子授け地蔵, 管理人のひとりごと

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霊界通信の検証7(星)

前回は、ホット・リーデングについてご紹介しましたので、今回はコールドリーディングを取り上げたいと思います。最初にコールドリーディングとは何かを改めてご紹介しますと、相手の外観、何気ない会話での返答や反応などから相手の情報を読み取るテクニックのことです。霊能者や占い師の多くは、意識的、あるいは無意識のテクニックを用いていると言われています。

 

「と学会レポート ギボギボ90分」に具体的な技法が掲載されていましたので引用させて頂きます。

 

コールドリーディング

[実際の手段]

■ストックスピール  誰にでも当てはまるようなお決まりの言葉

■マルチプル・アウト どうとでも取れる曖昧な語り口

■サトルネガティブ  否定疑問での質問

■サトルプリディング 未来を予知し、的中させたように思わせるテクニック

■ズームイン/ズームアウト 言葉の定義を縮小/拡大させるテクニック

■バームナ効果 曖昧な記述を正確だと信じ込んでしまう心理学効果。

 

宜保さんの場合

番組内でのゲストの霊視

 

と学会レポート ギボギボ90分 P22-23

※本には各テクニックの実例が紹介されていましたが、あまり適切な実例とは思われませんので割愛しました。

 

コールドリーディングは、営業や恋愛の会話術としても紹介されているためか、検索されるならば、詳しい解説を掲載されているサイトが数多くありますので、管理人がここで具体的なテクニックをご紹介する意味はあまりないと思います。そのため、具体的な例ではなく、コールドリーディングの罠にはまらない方法をご紹介したいと思います。

 

コールドリーディングとは何かを改めて考えますと、簡単に言えば、相手により多く話をさせて情報を集めることではないかと思います。そして可能ならば、相手の仕草や表情の変化を読み取り、相手の心を読むことではないかと思います。霊能者に限らず、占い師が良く使う方法論としては、曖昧な言い方をして、相談者に話をさせることが、コールドリーディングの基本とされています。例えば、「亡くなられたお母様は、赤い何かを大切にしていませんでしたか?」と問い、相談者が「母は赤い宝石の指輪を大切にしていました。」と答えれば、「その赤い宝石の指輪です。」と言った具合に話を進めます。

 

故人が赤い宝石の指輪を大切にしてことが分かれば、後は適当に話を作ることは可能となります。そして相談者は、誰も知らないはずのことを言い当てられたと思いますが、霊能者が言ったのは、「赤い何か」だけです。苦悩されている方の多くは、往々にして自分の苦悩を伝えたい気持ちが強く、饒舌になりやすい傾向があり、相談者が答えを教えるようなことが起こりやすいのではないかと思われます。逆に自分から積極的に話をしない相談者を相手にした場合には、コールドリーディングのテクニックを用いることが難しくなります。

 

これは何も霊能者を相手にした場合に限らず、占い師を相手にした場合も同じです。可能ならば、何かを問われても「はい」「いいえ」だけで答えるようにして、当っているか、外れているかも言わずに、占い師の話を黙って聞くことを心掛けるならば、占い師はコールド・リーディングのテクニックを用いることが難しくなります。更に表情を変えることなく、無表情でいることができることが理想となります。もし、それでも占い師が動揺することもなく、淡々と占いをしているならば、意識的にコールド・リーディングのテクニックを用いているか、無意識にコールド・リーディングのテクニックを用いているかは別にして、コールド・リーディングのテクニックを用いていない可能性が高くなります。

 

実は、管理人も当っているか、外れているかも言わない相談者の鑑定をしたことがあります。その方は、他の相談者からの紹介でしたが、お会いして最初に言われたのが従業員の性格判断でした。通常は、性格判断の鑑定をする際には、西洋占星術や数秘術、トランプなどを用いますが、その時には30人近い人数でしたので、易で鑑定させて頂きました。易でも性格判断は可能ですが、さすがに西洋占星術や数秘術、トランプのような細かくは鑑定できません。しかし、基本的な性格程度のことならば、判断は可能です。

 

そして経営に関するご相談を幾つか受け、鑑定させて頂きましたが、黙って聞くだけであり、当たっているのか、外れているのかすらも言われませんでした。無口な方だなと思いましたが、ここまで何も話さない方は珍しいなと思っていました。そして最後に自分の人生で一番辛かった時期はいつかとの質問がありました。その時には、ノート・パスコンを持参していましたので、ノート・パスコンを起動して、西洋占星術で調べましたが、最後まで必要以外の話はされませんでした。

 

後から聞いた話では、占い師としての実力を試すための面接試験であったようであり、次からの鑑定の際には、鑑定内容の詳細な説明を求められたり、話の流れで関連の鑑定を依頼されたりと普通に話されるようになりました。勿論、管理人はコールド・リーディングのテクニックを用いることはなく、鑑定結果を解説しているだけですので、必要な情報を教えて頂ければ、対面でなくても鑑定は可能です。また、主にメールでの鑑定を主体にしていますので、コールド・リーディングのテクニックを使いようがないと言えます。

 

しかし、自分が過去に占い師に鑑定して頂いた時のことを考えますと、嫌な客だったのかもしれません。プロとして活動し始める前に何度か占い師に鑑定して頂いたことはありますが、いつも必要なこと以外は話すこともなく、黙って聞いていました。こちら聞いていないことを饒舌に話す占い師は多い割には、こちらが聞きたいことに関しては、口が重くなったことが理由でした。こちらとしては、聞いていないことに関しては、関心もないことから黙っていたのですが、嫌な客だったのかもしれません。

 

これとは逆に占い師が知らないはずの事を的確に相談者の心の中を言い当てる場合も要注意となります。見当はずれなことを言う占い師わりは、信頼できるかもしれませんが、人を驚かすようなことを言う占い師や霊能者の背後には、低級霊がいるとの話を聞いています。そんな霊能者や占い師は一目見れば分かりますので、近寄らないことにしていますので、心を読まれたような経験はありませんが、霊障が酷いなと思う霊能者や占い師は多いことからご注意下さい。

 

 

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at 00:02, 星 良謙・子授け地蔵, 霊感・霊能力について

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霊界通信の検証6(星)

前回に続き、ホット・リーデングの話を取り上げることにします。ホット・リーデングは、事前の調査が必要なためか、あまり実際に行われた事例は、あまり紹介されていませんが、以前にご紹介した「メンタリズムの罠 ダレン・ブラウン著 DaiGo訳」の中にホット・リーデングの事例が紹介されていましたので、ご紹介します。

 

かなり前の話になるが、ドリス・ストークスという非常に有名な霊媒が全国ツアーを行ったことがあった。彼女はいろんな意味で、今日ステージ上でリーディングを披露する有名霊媒師の先駆けだった。(1)

 

中略

 

 この女性の息子は溺死し、その事故は地元紙で報道された。それはちょうどストークスが街にやって来る直前で、スタッフがイベントの準備をしている最中だった。ストークスのスタッフは事故の報道を見たのだろう。(注:ストークスのスタッフは地元紙に目を通して、こういった事故のニュースを探したり、ストークスが町に来ることを聞いた遺族から送られてくる膨大な数の手紙から得た情報に頼ったりしていたことが、のちに明らかになった)、女性の家に電話をかけてきて、彼女が親族に先立たれたことをストークスは知っており、彼女の息子からメッセージを伝えたいと続けた。その女性は、電話でメッセージを伝えてもらえないかと頼んだ。しかし、そればできないということだったので、女性はイベントに出席した。目印になるように、何か赤い物を身につけるようにと、ストークス側は女性に頼んだ。

 その女性は赤いセーターを着て会場へ行き、席に着いた。ストークスが舞台に出てきて、数人の観客にリーディングを行った。途中で出てきて、数人の観客にリーディングを行った。途中でリーディングが何度かはずれ、やや雰囲気が悪くなると、ストークスは客席のほうを向いてその女性を指差した。「あそこに女性がいます。赤い服を着た女性です。幼い男の子が来て、その女性がママだと言っています。そこにいますね?」女性は仕方なく手を挙げ、立ち上がった。

 「息子さんを失いましたね……溺れたんだと、息子さんは言っています。そうですね?」

 ええ4、そうです。

 「名前はジャックだと、息子さんは言っています。

 はい、ジャックです。観客は驚愕(きょうがく)した。

 「息子さんはあなたを愛しているし、あなたにできることは何もなかったと言っていますよ。ありがとう。もう座っていいですよ。神の祝福がありますように」

 割れんばかりの拍手。(2)

 

メンタリズムの罠 ダレン・ブラウン著 DaiGo訳 (1)P436 (2)P436-438

 

この本の中では、利用された女性が激しい怒りと嫌悪感を抱いたとされています。これは演出された降霊ショーであると言っても幼い我が子を亡くしたばかりの母親を利用するのは、何とも嫌な話ですが、TV番組などでも似たような手口が使用されることがこの本の中で紹介されています。自分のクライアントを観客の中に紛れ込ませ、リーデングしたかのように見せることもとあると書かれています。

 

何分にもこの話が何処まで信用できるかも分かりませんが、本当に身内を亡くして悲しみから癒えないでいる人を利用してショーの演出をしていたとするならば、観客を騙していただけでなく、故人を冒涜する行為となります。また、ショーの演出として考えるならば、非常に効果的な方法なのかもしれませんが、ステージ上でリーディングすること自体に疑問を感じます。本当に霊能力があり、亡くなられた方からのメッセージを預かることができたとしても、公開の場で伝えることには、疑問を抱きます。

 

亡くなられた方からのメッセージを公開の場で伝えることは、遺書を公開の場で遺族に伝えるのと同じことであり、亡くなられた方が、そのようなことを望んでいるとは思えません。個人的には、亡くなられた方からの伝言を預かった経験は、ほとんどありませんが、本当に故人が残された親族や親しかった人のことを心配していたり、言い残したことがあるとしても、他人には知られたくない内容であることが少なくないと思います。そのため、個人的には、亡くなられた方から残された身内に何か伝えて欲しいとの依頼があってもお断りすることにしています。

 

これは非情に思われるかも知れませんが、幾つかの理由があります。一つ目の理由は、言葉を聞くことはできますが、霊視を得意にしていないことから本人であるかの確認が困難なことです。何度も書いていることではありますが、霊視や霊界通信は、先入観や潜在意識の影響を受けやすく、真偽の判断が難しいと言えます。管理人にしても事情は同じであり、膨大な数の霊界通信の記録はありますが、大半は真偽不明です。そのため、公開するかどうかは、霊界通信の内容で決めています。多くの方の参考になる内容であるならば、公開しますが、内容に少しでも疑問を感じる場合には、非公開にしています。そのため、公開している霊界通信は、自動書記の一割程度ではないかと思います。

 

二つ目の理由は、相手が家族しか知らない話をするなど、本人であるかの確認をすることができたとしても、家庭の内情を知ることになります。これは故人からの言葉を伝える相手が身内であっても、決して楽しい話ではありません。これは、残された遺族が亡くなられた方の言葉を聞きたいと願われる場合も同じとなります。

 

霊能者によっては、亡くなられた方を自由に呼び出すことができると言っている方も少なくないようですが、心霊に話す気持ちがなければ、話はできないだけでなく、心霊が話をしたいとの強い意志があっても意識が合わないと話を聞くことが難しい場合も少なくありません。それは壁越しに話をしているような感覚であり、何か話している事は分かっても非常に聞き取りにくい状態となります。そのため、話の途中で中断することも珍しくありません。

 

いずれ機会があれば、霊視などの霊能力について書きたいとは思いますが、霊能力とは一般の方が考えているよりも遥かに不安定な力であると思いますので、ショーとして降霊を行うことには疑問を感じています。

 

 

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at 11:41, 星 良謙・子授け地蔵, 霊感・霊能力について

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霊界通信の検証5(星)

前回は、本人の妄想や低級霊の惑わしの可能性の高い霊開通信を取り上げましたが、今回は本人の妄想や低級霊の惑わしではなく、意図的に仕組まれた霊界通信について取り上げます。本人の妄想や低級霊の惑わしの可能性の高い霊開通信の場合には、本人に多くの人を惑わそうとの積極的な意志はないと言えますが、意図的に仕組まれた霊界通信となりますと、これは最初から人を騙すことが目的となります。

 

これは、ホットリーディングと呼ばれる方法ですが、ホットリーディングについて詳しく取り上げた本は少ないのですが、手元の本を調べたところ「と学会レポート ギボギボ90分 永瀬唯 植木不等式 志水一夫 本郷ゆき緒 皆神竜太郎[著]」がありました。この本は、2006年12月の出版と少し古い本となりますが、テレビ番組「宜保愛子 ピラミッドの謎に迫る!」(日本系列 一九九二年一二月二九日放送)の検証をするために、5人の懐疑派の方々の対談をまとめた本となっています。

 

個人的には、宜保愛子女史に関して何も知りません。宜保愛子女史がテレビの番組に出演されていたことや霊能者として活躍されていたことは知っていますが、それ以上のことは何も知りません。90年代の前半と言えば、サラリーマン時代であり、毎日9時過ぎに帰宅していましたので、テレビをほとんど見ていませんでした。そのため、受け売りで故人を批判することはあまりやりたくはないのですが、ホットリーディングについて詳しく書かれていることから取り上げさせて頂きました。

 

 さて、この年表の中で、宜保さんの全盛期と言えるのが一九九〇年〜九三年あたりですね。で、中でも霊能者・宜保愛子のピークだと私が思っているのが、今日のパホォーマンスで取り上げるテレビ番組「宜保愛子 ピラミッドの謎に迫る!」(日本系列 一九九二年一二月二九日放送)です。

 この番組、それまでは心霊写真の鑑定や身近な人物の霊視をメインにしていた宜保さんが、初めて歴史的な対象を霊視したもので、しかもこれがヒットしたことがタレント宜保さんにとって大きな飛躍のきっかけとなった、そういう番組です。この番組の成功に続けとばかりに、この後、宜保さんを海外に送り込んで歴史物の霊視をさせるという番組が幾つもつくられていくことになりました。加えて、宜保さんの霊能者としての「芸」の完成度という観点から見ても最高レベルの番組で、まあ霊能者・宜保愛子の代表作と言ってもいい。だから逆に言えば、この番組についてきちんと検証しておけば、宜保さんの核となる部分について検証できると、そういうことになるんですね。

 

と学会レポート ギボギボ90分 P17-18

 

この本の中では、宜保女史がホットリーディングとコールドリーディングを巧みに織り交ぜていたとしていますが、今回はホットリーディングについて取り上げたいと思います。尚、この本の中にホットリーディングについて簡単な解説が記載されていましたので引用させて頂きます。

 

ホットリーディング

[実際の手段]

■助手や協力者による情報提供

(場合によっては探偵などに依頼し、身辺調査を行う)

■前もって調査票などに記入させ、その情報を読む

(相手には気付かれないように盗み読んだり、協力者がサインを送ったりする)

■住宅侵入による情報や物品の入手

(極端な場合、あらかじめ隠しておいてから「無くした指輪は、箪笥の裏に落ちていますと言い当てたりもする)

■霊能者同士でデータベース共有

 

相違点 下調べなど、事前の行動によつて情報を入手する。無意識で使用することはない。

 

宜保さんの場合

※前もって入手してある情報とその場の会話で得たい情報を併用するなど、厳密分類できるとは限らない。

ツタンカーメン霊視、ロンドン塔の霊視※1

 

と学会レポート ギボギボ90分 P22-23

 

※1 この本では取り上げてられていない話なので補足します。

1993年12月30日に日本テレビで放映された宜保愛子特番『新たなる挑戦供戮砲いて、ロンドン塔において透視を行い、不遇な最後を遂げたロンドン塔の王子達の哀れな末期の姿を物語を霊視されました。夏目漱石が明治33年10月30日にロンドン塔を訪れたときの印象を綴った作品「倫敦塔」のなかで王子たちの描写した文章と全く同じでしたが、の夏目漱石の作品の「倫敦塔」は小説であり、史実ではありません。そのため、霊視ではなく、夏目漱石の作品の「倫敦塔」の一節と同じでした。また、もう一つ致命的なミスが「新・トンデモ超常現象 56の真相 皆神竜太郎 志水一夫 加門正一著」の中で紹介されています。

 

 さらに宜保氏の霊視には、大きなミスが含まれている。それは、ブラッディ・タワーの上階において天蓋(てんがい)付きのベッドを、漱石やポール・ドラローショが描いた、ロンドン塔の王子たちが座っていたベッドだと、勘違いしたことである。実は、このベッドはロンドン塔の王子たちが使用したベットではない。これは、下の階で宜保氏に一生懸命『万国史』を書いてみせたとう、ウォールター・ローリー卿時代のベッドなのである。

 

中略

 

 それにそもそも、上階にあるベッドを、ロンドン塔の王子たちが使用できたわけは絶対にない。というのは、ブラッディ・タワーの上階は、ウォールター・ローリー卿がその家族と住むために17世紀に建て増しされたものだ。ロリー卿がロンドン塔に投獄されていのは、1609年から1616年にかけてのこと、一方、王子たちがロンドン塔に幽閉されていたのは、1483年頃の話である。つまりローリー卿のほうが120年も後の話なのである。

 

新・トンデモ超常現象 56の真相 皆神竜太郎 志水一夫 加門正一著 P225

 

江原啓之氏も出演者に詳細な事前調査を行っていたとしてホットリーディングを使用していたのではないかとの疑惑があったようですが、本当のところは不明です。ホットリーデングの場合には、関係者の信頼できる証言などがありませんと、単なる噂話の可能性があります。この本でも宜保女史が霊視として語った内容と事実関係を検証していますが、基本的には状況証拠と推論が中心となっています。しかし、それなりに説得力のある内容ですので、一部を引用します。

 

 

永瀬 さて、宜保さんはものの見事に霊視に成功したんですけれども、冷静に考えて頂きたい点があります。

 ここで宜保さんがしたことが、はたして何だったかということです。

 霊視によりツタンカーメンの毒殺に使われたワインの壺をズバリ言い当てた、のではありません。あくまでも「ツタンカーメンが死んだ年」として最も有力視されている年が刻印された、唯一のワイン壺を名指ししただけなのです。(1)

 

 

 いったん戻っておさらいしましょうか。宜保さんが指摘したのは、ツタンカーメンの死んだ年である「治世一〇年」と書かれたワイン壺です。ところが、その年代がまず間違っています。死んだとされる年が記されているだけで、その年に作られたワインではありません。

 次に、この問題のワイン壺は、蓋が取れていません。開けられたことがない。つまり飲まれたことがないものということになります。先ほど言ったように、品質を保つために封印したり、何年産でという風に書いてあったりと、現在のワインとそっくりですね。現在の、壜(びん)の中に入ったワインと同じものだと考えてください。ただしこれ、王様の副葬品ですよ。当然、開けられて飲まれたこともないものしか、副葬品にしません。

 

本郷 飲みかけなんてお行儀悪い。

 

永瀬 ましてや、その中に入っているワインで毒殺するなんて、不可能どころかナンセンスです。

 宜保さんの指摘した壺には、ツタンカーメンが死んだ年の年号が書かれている。ここまでは100%合っています。ところが、結論として出てきた、毒殺に使われた壺だという主張は、100%間違っているのです。(2)

 

と学会レポート ギボギボ90分 (1)P146 (2)P151

 

この本の中では、この他にスタジオのゲストの霊視をした際に宜保女史が使用したコールドリーデングの手法の解説※、宜保女史が予知したとされる地震の検証、セティ二世の墓の霊視の検証など番組の中で行われた霊視についての検証など幾つかの検証がされています。そして、この本の後書きにまとめとして著者の永瀬唯氏は、下記の様な推論を掲載されています。

 

●宜保女史は、ツタンカーメンの遺跡の出土品について事前に調べていたのではないか?

 

状況証拠

●ツタンカーメンの遺跡の出土品を網羅し、個々由来まで記述した洋書は、東京都日比谷図書館の世界史、洋書のコーナーにあったことを著者は確認

●日比谷図書館は延長を含めて1ヶ月近く貸し出しが可能であった。

●放送がされた当時には、日本語訳は刊行されていなかったが、宜保女史は国際電話で仕事の交渉も自在にできるほどの語学力の持ち主であった。

●遺品のワイン壺にひとつだけ、明らかに時代がずれるものがあり、ツタンカーメンが死んだ年が記されていることが、記載されていた。

 

●新宿には、古代オリエント博物館があり、エジプトのマルカタ宮殿発掘が詳しく掲載されたシンホジウム本が売られていた。

●遺跡の図面、内部の配置、壁画などが掲載されていた。

 

●霊視ではなく、綿密な調査による精微なデータであった。

●専門的で精微なを正しく解読するためには、専門家のアドヴァイスが必要だが、宜保女史にはアドヴァイスをしてくれる専門家がいなかったために、パフォーマンスの重要な部分において、結論だけを間違えた。

 

少し補足しますと、著者の永瀬唯氏は宜保女史を一流のエンターテイメントとして賞賛されてはいますが、批判はされいません。確かにエンターテイメントとしては、一流であったのかもしれませんが、個人的には何とも人騒がせなエンターテイメントであったと思います。勿論、この本の中で書かれていることは推論であり、宜保女史は本当に霊視されていたのかもしれません。しかし、本当の霊視であったならば、結論を間違えていたのでは、洒落になりません。

 

霊能者の世界は、古美術品の世界と同じではないかと思います。古美術品の世界では贋作が大量に出回っていますが、霊能者の世界も同じ様な状況です。少し違うのは、霊能者の世界では、本人も自分には霊能力があると考えている場合が大半であり、最初から騙そうとする人間は少ないと言うことです。しかし、これは比較の問題でしかなく、霊感や霊能力を看板にして詐欺行為を働く人間はいます。

 

これは古美術品の世界から贋作がなくならないのと同じではないかと思います。どうして贋作がなくならないかと言えば、お金が儲かるからであり、それは霊能者の世界でも同じだと思います。霊能力をエンターテイメントとしてテレビ番組などで楽しんでいる分には良いのかもしれませんが、本当に苦悩している方を騙すとなれば、これは犯罪行為です。他愛もない言葉でも、霊能者から亡くなった肉親からの言葉であると聞かされるならば、肉親を亡くした遺族には価値が生まれます。それは人の不幸を利用する行為であり、許されることではありません。

 

この本は、宜保女史の霊能力は偽物であると断定されていますが、その真偽は分かりません。しかし、宜保女史の霊能力は偽物であるとするならば、この本の著者のように一流のエンターテイメントとして賞賛する気にはなれません。エンターテイメントとして活躍されるのであるならば、心霊世界以外で活躍されるべきだったと思います。

 

 

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at 14:12, 星 良謙・子授け地蔵, 霊感・霊能力について

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