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韓国の司法(星)

個人的には昔から韓国に関してはあまり良い印象がなかったことから、韓流ブームと言われても何の関心もありませんでした。また、韓国について色々と調べるようになってからは、韓国に対する印象は更に悪くなりましたが、今でも親韓派と呼ばれる人は数多くいるようです。また、嫌韓サイトも時々チェックしていますが、どうも感情論の書き込みが多い印象があります。保守系論客などが書かれている韓国に関する本は、流石に感情論ではなく、事実関係を中心に書かれている本が多いのですが、端的に韓国の特殊性を指摘している本は余りない気がしています。

 

管理人からするならば、朱子学の教えが国民性に大きく影響していることだけで充分な気がしていますが、今回は法律に関する韓国の特殊性を取り上げてみたいと思います。今回も「韓国・韓国人の品性 古田博司著」からの引用で始めさせて頂きます。

 

 近代法では、「法の不遡及」[ふそきゅう](新しい法律は未来の行為は裁けるが、過去の行為は裁けない)を守らなければならないが、韓国は過去に二度、これを破っている。一九九六年の金泳三大統領時、時効を無効とする事後法「光州事件特別法」を制定し、全斗煥(チョン・ドゥファン)、盧泰愚(ノテウ)の二人の元大統領を白装束に御縄付きで法廷に引き摺(ず)り出し、前者は死刑判決後に、後者は懲役刑後に特赦した。二度目は、二〇〇六年の盧武鉉(ノムヒョン)大統領の「親日反民族行為者財産の国家帰属に関する特別法」施行で、二〇〇九年までに親日派子孫の土地、約百六十億円相当が没収された。おまけに盧武鉉(ノムヒョン)氏は弁護士出身である。つまり韓国人は、「法治」がよく分かっていないということが分かった。

 

韓国・韓国人の品性 古田博司著 P136-137

 

 

近代国家ならば法治国家であることは当然と思う方も多いのではないかと思いますが、念のために法治国家の定義を辞書から引用させて頂きます。

 

法治国家Rechtsstaatとは,一言でいえば,政治が法によって支配される国家をいい,ドイツの学界でその原理は法治主義と呼ばれる。今日の法学においては,法治国家という語は二つの意味に用いられている。 第1に,形式的意味での法治国家とは,すべての国家権力の発動と限界を議会の定立した法律によって規範化し,独立の裁判所の権威によってその法律秩序を維持しようとする国家をいう。形式的意味の法治国家は,したがって〈法律国家Gesetzesstaat〉と呼ばれることがある。

世界大百科事典 第2版の解説

 

簡単にまとめるならば、国民から選ばれた議員が議会で法律を作り、政府はその法律に従って政治を行い、裁判所が法律に従って裁く国家体制の事です。この法治国家に対立する言葉は、人治国家となりますが、調べても言葉の定義が見つかりませんでした。そのため、簡単に解説しますと、人治国家とは法律よりも権力者の力の方が優位にある国家体制となります。これは昔の絶対的な権力を持つ国王や皇帝が支配する社会と考えて頂ければよいかと思います。そのため、法治国家においては、誰しもが法の支配を受けることになりますが、逆に言えば法律によって禁止されていない行為に関しては罪に問われないことになります。

 

そのため、法は過去の行為に遡って罪を裁くことができない「法の不遡及(ふそきゅう)」も当然のことになります。もし、過去に遡って罪を問えるのであれば、権力者にとって都合の悪い人々を新しく法律を作ることで罪に問えることになります。現在は何の法律にも違反していない行為であっても将来に罪に問われる可能性があるならば、もはや法治国家とは言えなくなります。

 

そのあり得ないことを二度も行ったのが韓国です。一九九六年の金泳三大統領の時と二〇〇六年の盧武鉉(ノムヒョン)大統領の時ですので、今から二十四年前と十四年前のことですが、当時のニュースで取り上げられていたかどうかの記憶がありません。「法の不遡及(ふそきゅう)」に関しては、法治国家ならば当然守られるべき原則であり、これを破ったとなれば、話題になって当然なのですが、元大統領の裁判が行われたことや親日派子孫の土地、約百六十億円相当が没収されたことはニュースで取り上げていた記憶しかありません。

 

これだけで韓国は信頼できる国ではなく、韓国は前近代的な国であると思うのですが、韓国の裁判所も異常な判決を出しています。

 

 十月十四日、「韓国でもっとも影響力のある言論人」に十二年連続で選出されたこともある人気キャスター孫石煕(ソンソツキ)がアンカーを務めるJTBC有線テレビの報道番組「JTBCニュースルーム」が朴槿恵 (パク・クネ)とその盟友・崔順実(チェ・スンシル)による機密漏洩(ろうえい)と国政壟断(ろうだん)事件をスクープした。

 崔順実(チェ・スンシル)が使用していたというタブレットPCを入手した孫石煕(ソンソツキ)らは、崔による大統領演説書き換え、朴・崔両名による資金横領疑惑、崔の娘の梨花(イフア)女子大不正入学疑惑、・・・・等々、数々の疑惑を暴露、以降、新聞、テレビ、雑誌、インターネットと、あらゆるメディアが報道合戦を繰り広げることになる。大統領による国政私物化に国民は激高(げっこう)し、国会は大混乱に陥った。

 

中略

 

 メディアウォッチは、朴・崔「国政壟断(ろうだん)」容疑を裏付ける唯一の物証とされるタブレットPCが本当に崔順実(チェ・スンシル)の所有物だったのか、はたしてJTBCの孫石煕(ソンソツキ)らは確実な裏付けを得たうえで放送に踏み切ったのかを徹底的に追求した。

 タブレットの所有者とされている崔順実(チェ・スンシル)は検察の取り調べに対し、「自分はタブレットを持ったことなど一度もないし、使い方もしらない」と一貫して主張しているうえに、検察も裁判所も、問題のタブレットPCが崔順実(チェ・スンシル)の持ち物であったと一度も証明していないからだ。それなのに崔順実(チェ・スンシル)に懲役二十年、朴槿恵 (パク・クネ)には二十四年の実刑判決を下している。

 異常な判決はこれに留まらなかった。捏造(ねつぞう)報道と指摘された孫石煕(ソンソツキ)らJTBC側が、メディアウォッチの邊熙宰(ビョン・ヒジェ)らを名誉毀損(きそん)で告訴。ここでも裁判所は、証拠提出を求める被告側の請求を退け、邊熙宰(ビョン・ヒジェ)に二年の実刑を言い渡している。あまつさえ裁判長は、「タブレットの所有者が誰かということは、名誉毀損の可否には関係ない」とまで言い放ったという。

 裁判所のあまりに横暴かつ独善的な判決を可能にしているのは、「目的(=イデオロギー)のためには事実はいかようにも変換しうる」という左翼全体主義が韓国の司法界を席巻(せっけん)しているからに他ならない。

 

Hanadaセレクション 韓国という病 飛鳥新社 韓国を裏で牛耳る民主労総の正体 野村旗守 P141-P142

 

ここまで来ますと、もう言葉もありません。韓国は政敵を追い落とすためならば、捏造が正当化される国としか言えません。これは日本のマスコミも大差がないと言えますが、ここまで酷いと話になりません。更に法の番人のはずの裁判所も裁判所も自分たちの主張のためならば、証拠品を調べることもなく、判決を下すことなど考えられません。また、名誉毀損の裁判を行った裁判長が、「タブレットの所有者が誰かということは、名誉毀損の可否には関係ない」とまで言ったとなれば、何のための裁判かとなります。記事によれば、この裁判長は左翼思想の持ち主とのことですが、あまりにも異常です。自分たちの主張のためには、事実関係を捻じ曲げる人間が裁判長をしている国は法治国家とは言えません。

 

法治国家ならば守って当然の「法の不遡及」を守らず、裁判は事実関係よりも自分たちの主張を優先して判決を下すとなれば、立法府も裁判所も法を守ろうとの意識もないと言うことになります。国内の問題ですら事実関係よりも自分たちの主張を優先する国と話し合いなど期待できるはずもないと思えてしまいます。親韓派の人々は、韓国を見習うべきと意見や韓国との友好を大切にすべきとの意見を主張されているようですが、法を守る気のない国から何を学び、どうやって友好関係を保つのかと思えてしまいます。

 

 

ご相談は こちらから

at 20:30, 星 良謙・子授け地蔵, 管理人のひとりごと

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中国四千年の歴史2(星)

冒頭は、気軽な話を書きたいのですが・・・・

 

香港やウィグルで何が起きているのかを紹介している漫画を紹介されました。気軽な気持ちで読み始めましたが、読み終わって気が滅入りました。しかし、一人でも多くの人に知ってもらいたいと考え、ご紹介します。

 

清水ともみ こちらから

 

それはさておき・・・

 

暫く前に「中国四千年の歴史」とのタイトルで記事を書きましたが、その続編です。今回も「韓国・韓国人の品性 古田博司著」から引用させて頂きます。蛇足ながら、著者の古田博司氏は頭の良い方とは思いますが、この方の書く文章にはあまりまとまりがなく、読んでいても分かりにくいのが欠点です。しかし、韓国とシナの問題に関する考察には深いものがあります。

 

 文明の絶滅はまず詩文に表れた。詩人たちは滅びた過去をなぞる。元代は唐詩をまね。水っぽい無内容で無気力な詩を大量に生んだ。次の明代は、安易な科挙(かきょ)を行い、詩人の能力を欠いた知識人が台頭、唐詩のまねごとが排他的に広まった。最後の清代では、こんどは宋詩が排他的になぞられた。

 他方、元以降は非読書人によるフィクション文学が堰(せき)を切ったように発生する。元の演劇、元曲が作られたが、セリフはたどたどしく、大した描写もない。言葉をうまく並べる頭脳がなく、論理はあらぬ方向へとそれる。それが明で伝奇物になり、清では京劇になるが、元代の写実性も明代の情緒的な優雅さも失われていった。

 それでも吉川博士が『水滸伝』の翻訳を試みたのは、文学愛好家としてよりも、文献学者としての興味だからだという。唐詩の時代には、日本には『万葉集』という詩集があり、『水滸伝』よりも先に『源氏物語』という小説があり、日本帰りの魯迅(ろじん)よりも先に漱石、鷗外という小説家が近代にいたことを、これからも中国人は知ろうとすらもしないだろう、と吉川博士は述べている。

 結局、シナ人の「文力」の前に、ついに頭(こうべ)を垂(た)れなかった最も屈強な民族、それがモンゴル人であった。中国以外に広大な地域、ロシアやペルシャなどを支配したモンゴル人にとってみれば、シナ大陸は征服先の一文明にすぎないという相対的な見方をしていたからであろう。

 中華文明は、宋代を最後に一度絶滅している。

 

韓国・韓国人の品性 古田博司著  P157-158

 

吉川博士 吉川幸次郎氏のことではないかと思われます。

吉川幸次郎(よしかわ こうじろう、1904年3月18日 - 1980年4月8日)

日本の中国文学者。文学博士(京都大学)。芸術院会員、文化功労者、京都大学名誉教授。

 

「詩人たちは滅びた過去をなぞる。元代は唐詩をまね。水っぽい無内容で無気力な詩を大量に生んだ。」とありますが、伝統工芸品にしても技術を伝承する人間がいなくなれば、その技術は忘れ去られます。これは何も伝統工芸品に限られた話でありませんが、職人の技術に関しては一度失われてしまうと、復興は難しいようです。伝統工芸品に関しては、職人の技術は失われても現物は残りますので、模倣だけは可能となります。その意味では、現在の中華人民共和国でも過去の名品の模造品がお土産物として売られているようです。模倣であっても伝統技術の伝承は可能ではありますが、模倣の段階で止まっていますと、芸術性は失われます。

 

しかし、模倣が悪いことであるとは思いません。絵画でも工芸でも最初の練習は手本を真似ることから始めるのが普通であり、練習作品として模写を制作することは良くあることです。音楽などでは、特定のバンドの楽曲を中心に演奏しているコピーバンドもありますので、模倣が悪いとは思いませんが、模倣を続けていても本物に近づくことはできますが、本物を超えることはできません。その壁を乗り越えられるならば、新しい芸術が生まれますが、簡単ではありません。その確率は1000人に1人2人であり、一握りの成功者と無数の敗者が生まれる世界です。

 

また、「元以降は非読書人によるフィクション文学が堰(せき)を切ったように発生する。」とありますが、当初は低俗な大衆文化と言われた文化が芸術性の高い文化へと洗練され、発展することは珍しい話ではありませんので、低俗な大衆文化と言われた文化が大量に生まれたことが文明の低下とは言えないのではないかと思います。今では日本を代表する伝統芸能である歌舞伎にしても始まりは大衆芸能であり、落語にしても大道芸であったのが、伝統芸能にまで発展したと言えます。そのため、元以降に非読書人によるフィクション文学が堰(せき)を切ったように発生したことが文化が衰退した理由とも言えません。

 

このように考えるならば、シナにおいて伝承されるべき文化が途絶えてしまったとするならば、元が中国文明を破壊したことではないと考えるべきではないかと思います。その理由を考えますと、シナの国家体制にあったのではないかと思われます。評論家の石平氏は、科学の発展にはブルジョアジーが必要であると言われていますが、シナは中央集権の国家であったことからブルジョアジーと言えるような市民階級は存在しませんでした。そのことを解説しますと話が長くなりますので割愛しますが、ブルジョアジーの存在が市民革命の原動力となっただけでなく、芸術家の支援者でもありました。

 

ブルジョアジー
一般的には,富裕な商工業者や財産所有者で構成されている社会層をいい,有産者階級などと訳される。ブルジョアジーという語は,ブルジョアbourgeoisの集合名詞であり,ブルジョアというのは,もともと町の人(町人)とか市民とかいう意味であるから,ブルジョアジーは,町人身分とか市民階級とか訳される場合もある。そして,主としてマルクス主義の用語法においては,ブルジョアジーは,近代資本主義社会における資本の所有者という意味で用いられ,したがって資本家階級と訳され,労働者階級としてのプロレタリアートの反対語とされる。

世界大百科事典 第2版の解説より

 

簡単に書きますと、富裕層が芸術家を支援したことが芸術を育てたと言えます。しかし、残念ながらシナの歴史においては、西欧や日本のように社会的に力を持つ富裕層が生まれませんでした。そのため、シナにおいては芸術家の活動を経済的に支えることができず、文化が衰退したと考えるべきと言えます。ジミー大西氏が画家としての活動を止めると言われていた際に、その理由として50万で作品が売れても制作に3か月必要であると経済的な苦しさを言われていました。どんなに才能が有ってもどんなに優れた作品を残しても生活費が稼げなければ、活動は続けることはできません。

 

これは絵画に限らず、音楽でも文学でもスポーツでも同じです。若い時には貧乏暮らしをしていても夢を追い求めることは可能ですが、20代後半頃から将来への不安が生まれ始め、30代ともなると生活のために夢を断念することが多いのではないかと思います。それでも多くの人が夢を捨てられないのは、一握りの成功者がいるからであると言えます。その僅かな可能性を捨てられずに夢を追い続けるのが芸術や文化の世界と言えます。これは伝統工芸や伝統芸能でも同じであり、お金を払って工芸品を購入してくれる人や劇場に観客が集まらなければ、伝統工芸や伝統芸能も衰退するのは当然の話となります。

 

まとめますと芸術や文化の伝承と言っても経済の問題が隠れていることに多くの人は気付いていないのではないかと思います。

 

 

ご相談は こちらから

at 22:53, 星 良謙・子授け地蔵, 管理人のひとりごと

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朝鮮通信使の嘘(星)

このブログで時事ネタを取り上げることはしていませんが、驚くようなニュースがありました。

 

米レンタカー大手ハーツが破たん。新型コロナ関連倒産では最大規模、債務は2兆円 こちらから

 

米国の移動手段は、自動車に対する依存が大きい国ですが、武漢肺炎の影響で需要が激減、会社更生手続きの申請準備をしていたのですが、債権者との話し合いがつかず、倒産になったとの話です。債務はおよそ190億ドル(約2兆円)とありますが、詳しい続報もなく、連鎖倒産が心配されます。管理人は、経済の専門家でもなく、あまりにも負債金額が大きすぎてどの程度の影響となるのかが分かりませんが、連鎖倒産が起きないことわ祈るしかありません。

 

それはさておき・・・・

 

もうそろそろ、中韓の話から離れたいのですが、中韓の話題は尽きないと言うか・・・・

習近平の国賓としての来日を画策している議員や消費税の引き下げどころか、増税を画策する動きもあるとか聞きますと、この国はどうなってしまうのかと思います。このブログで何を書いたとしても世論が変わるはずもないのですが、それでも何かを書かずにいられないと言ったところです。

 

さて、今回は朝鮮通信使の話を取り上げたいと思います。朝鮮通信使をご存じでない方のために概略を引用させて頂きます。

 

朝鮮通信使

室町時代以後,朝鮮国王が日本に派遣した使節の,1636年以降の名称 (→朝鮮使節 ) 。江戸時代には 12回に及んだ。一行はプサン (釜山) から対馬を経て大坂に到着し,京都から江戸へ東海道を下った。江戸城において国書・進物が献上され,将軍からは返書などが返された。しかし 1811 (文化8) 年の対馬への派遣を最後にとだえた。通信使によって朱子学をはじめとした中国や朝鮮の先進的な文化がもたらされた意義は大きい。 

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説より

 

一般の方が知っている話も程度の差はあっても上記の内容程度ではないかと思います。管理人も漠然と内容を覚えていた程度であり、細かい数字は知りませんでしたが、概要はここで引用した以上の内容ではありませんでした。しかし、この内容には間違いではないとしても意図的に隠されているのではないかと言える話があることを知りました。

 

 朝鮮通信使は、江戸時代の二百年余りも将軍の代替わり、将軍家の長男誕生といった慶事に日本を訪問しています。日本の教科書や歴史書には、彼らのことを「"信を通じ合う"ための親善外交団だった」と書かれていますが、それは大きな誤りです。

 本来、国家間の善隣外交は対等的なものです。しかし、朝鮮王朝は十二回も使節団を派遣しているのに、江戸幕府が朝鮮に使節を派遣したことは一度もありません。朝鮮は一方的に、将軍の慶事への祝賀のために日本に使節団を送り続けた。当時の中華帝国皇帝に対する周辺諸国の朝貢(ちょうこう)と何の変りもありません。つまり朝鮮通信使とは「朝貢使節団」だったのです。

 一回目の朝鮮通信使が江戸に到着したのは、一六〇七年五月二十四日のこと、江戸城大広間で「国書伝達」が行われたあと、朝鮮側の上使・副使の三使臣は将軍秀忠(ひでただ)に対して「四度半の礼」をしています。

 「四度半の礼」とは、主君に対する家臣の礼です。本来、朝鮮側の上使は朝鮮国王の名代(みょうだい)なので、もし朝鮮王朝と徳川幕府が対等な関係なら、朝鮮の三使臣は「四度半の礼」ではなく「二度半の礼」を行うはずです。しかし、中華帝国を頂点とした当時の東アジアの華夷(かい)序列において、外国の君主に「四度半の礼」を行った場合、それは相手国への「朝貢の礼」となるのです。

 

さよなら、韓国! Part2 ワック出版局 反日ヘイト満載の訪日記録 朝鮮通信使の"黒歴史" 石平 P179

 

いつの世であっても小国が生き残ることは大変なことであり、大国の意向によって国の運命が翻弄されることは珍しくありません。そのため、当時の李氏朝鮮が日本に対して朝貢(ちょうこう)していたとしても恥ずべきことであるとは考えません。逆に朝貢することで日本との軍事的な圧力を避けることができるならば、有効な外交政策であり、小国が生き残るための知恵であると言えます。しかし、どうして日本の教科書や歴史書では、そのことに触れていないのかが疑問です。

 

歴史的な事実は事実として書くべきであり、自分の歴史観にそぐわない史実があれば、意図的に隠蔽したり、書き換えるならば、もはや歴史書とての価値を失うと言えます。ましてこれが教科書の内容となれば、問題は更に大きくなります。当時の李氏朝鮮が清国の属国として生きなければならなかったのは悲惨な国の歴史ではありますが、力が正義であった時代である以上は、清国の属国として生きるのも生き残りのための方法であったと思われます。それと同じように李氏朝鮮が江戸幕府に朝貢していたとしても国の安全を確保するための方策であると考えます。

 

しかし、ブリタニカ国際大百科事典にも「通信使によって朱子学をはじめとした中国や朝鮮の先進的な文化がもたらされた意義は大きい。 」とはあっても朝貢のことには何も触れられていません。管理人が過去に読んだ資料を考えても朝貢であったとの話は記憶になく、すべて友好使節であったと書かれていたと記憶しています。それとも李氏朝鮮が徳川幕府に朝貢していたことは都合の悪い史実なのでしょうか。これは日本を恣意的に貶める記述でしかなく、当時の李氏朝鮮が文化的に進んだ国であったとの印象操作が目的ではないかと思えてしまいます。

 

別に当時の日本が李氏朝鮮よりも優れた国であり、李氏朝鮮が劣った国であると言っているのではなく、当時の李氏朝鮮が日本に送った朝鮮通信使は朝貢のための使節であることをきちんと書き残して欲しいだけの話です。何かを議論するにしても過去の事実を事実として認識して話をするのは当然のことですが、どうも日本の学者と呼ばれる方々は、シナと朝鮮は素晴らしい国であり、日本は劣った国であるとの印象を植え付けたいのではないかと思えてしまいます。

 

残念ながらこの国では、教科書に書かれた内容ですら信用できない話があります。それだけ親中派や親韓派、左翼勢力の力が強いのかもしれませんが、書き換えられた事実や意図的に隠された事実を前提にしていたらまともな議論すらできません。これがマスコミの流している情報となりますと更に酷くなりますが、日本人の多くは教科書に載っていた話や学者の話をすべて鵜呑みにしているのではないかと思います。

 

占いでは先入観を排除することが非常に重要ですが、先入観と同じように排除しなければならないのが、誤った情報や隠されている情報、それに思い込みです。依頼者の方からお聞きしている話では、鑑定結果との辻褄が合わない場合には、先入観、依頼者の思い込みの力の鑑定結果への影響を疑いますが、依頼者の話に間違いがある可能性や何らかの隠れた事情がある可能性を疑う必要があります。特に依頼者が意図的であるかどうかは別にして何らかの事情が隠れている場合には、苦労します。後になってこのことだったのかと思ったことが何度もあります。

 

そのため、普段から決めつけや思い込みはしないようにしていますが、世の中の常識とされていることすら疑わなければならないのが実情のようです。日本人はもっと自分で考える訓練が必要ではないかと思うことが多いのですが、考える際に前提となる情報すら信用できないとなりますと、本当に頭が痛い話です。

 

尚、この記事は月刊誌の別冊の記事ですが、石平氏は著書「朝鮮通信使の真実」の中で詳しく書かれているとのことです。

また、管理人は、朝貢の話だけを取り上げましたが、この記事の主題は副題に「反日ヘイト満載の訪日記録」とあるように朝鮮通信使が書き残した日本人の悪口の話ですので、興味のある方は「朝鮮通信使の真実 石平著」をお勧めします。

 

補足

朝鮮通信使の三使臣は将軍秀忠に対して「四度半の礼」をしたとありますが、琉球王国や李氏朝鮮が清国からの使者を出迎える際には、「三跪九叩頭の礼」が行われていました。

 

『 三跪九叩頭の礼 』(さんききゅうこうとうのれい)
三跪九叩頭の礼(さんききゅうこうとうのれい)中国清朝皇帝の前でとる臣下の礼の1つである。
三跪九叩頭の礼では、
1.「跪」の号令で跪き、
2.「一叩(または『一叩頭』)」の号令で手を地面につけ、額を地面に打ち付ける。
3.「二叩(または『再叩頭』)」の号令で手を地面につけ、額を地面に打ち付ける。
4.「三叩(または『三叩頭』)」の号令で手を地面につけ、額を地面に打ち付ける。
5.「起」の号令で起立する。
これを計3回繰り返すので、合計9回、「手を地面につけ、額を地面に打ち付ける」こととなる。
琉球王朝や李氏朝鮮では、中国からの勅使に対し、王が王都の郊外に出向き、自ら三跪九叩頭の礼で迎えていた。その郊外の地が琉球の場合、守礼門であり、李氏朝鮮の場合、迎恩門である。

 

 

元記事 こちらから

at 16:34, 星 良謙・子授け地蔵, 管理人のひとりごと

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朱子学の弊害(星)

このところ、政治問題関連の話ばかりを投稿していますが、読者の方はどのように思っているのかと考えています。

霊障鑑定をしていますと、深刻な霊障の方の場合には、シナ人や朝鮮人の障り、社会主義者などの政治カルトの障りが隠れていることが多いことに気付き、色々と調べたことをご紹介させて頂いています。そのため、特定の国や政党を批判することが目的ではありませんが、政治色が強くなることは避けられない状態です。

 

それはさておき・・・・

 

以前に儒教の歴史について書きましたが、途中で挫折しました。気にはなっているのですが、内容としては参考の本の要約を投稿することに意味はあるのかとの疑問もあります。書きたかったことは、儒教の教えは孔子の教えとは異なる教えであり、孔子は利用されているに過ぎないことです。孔子の教えは、体系的として説かれた教えではないのに、後世の弟子を自称する者たちが、自説を付け加えて哲学としての儒教を作り上げたと言えます。その結果、孔子の説いた教えとは何の関係もない教えが儒教として説かれるようになりましたが、その弊害はあまりにも大きいものです。

 

別に儒教や儒教の一派である朱子学や陽明学を批判することが目的ではなく、多くの日本人が抱く儒教に対して抱くイメージと実際に説かれている内容は大きく異なることを知って頂きたいと思っています。管理人も若い頃に論語は読みましたが、内容はほとんど覚えていませんが、特に悪い印象もありませんでした。儒教の聖典である四書五経も易経以外は読んでいません。僅かに春秋の解説書を読んだことがある程度です。占いの書としても読まれている易経は流石に何度も読んでいますが、時代の制約とも言うべき男尊女卑や理想主義的な考え方はありますが、致命的な欠陥とも思えません。

 

そのため、儒教の弊害との言葉を見た時に儒教の何が問題なのだろうかと思いましたが、調べてみると問題は儒教が後世の弟子を自称する者たちによって作り上げれた教えであることであり、儒教と孔子の教えは別物として考えるべきであり、易経も儒教の聖典ではなく、占いの書として読むべきことでした。これが結論とも言うべき話なのですが、「韓国・韓国人の品性 古田博司著」から儒教の一派である朱子学のもたらした弊害について引用させて頂きます。

 

 朱子学では自分がどれだけ「正しい」か、自分がどれだけ相手より「正統性」があるか、どれだけ自分のほうに「理」があるかを争う。そして「理」を多くわがものとした者ぼど、天の理をより多く心性に含むものとして上位に立つ。これを賢者といい、君子という。下方に封じ込められた相手は自分より正統性で劣った小人である。

 聖人・君主・小人・禽獣・草木の差別があり、より優れたものがより劣ったものを統治する。この階梯(かいてい)を昇るために儒教の古典を読み、心安らかに徳を鍛え、中国の礼教に則(のっと)って冠婚葬祭の礼法を実践し、磨くのである。そうすると濁った気が晴れて次第に澄んでくる、とした。劣ったものは気が濁っていると決めつけ、三年間の喪に服さなかったり、再婚した女性を棍棒で打ちすえる行為を「民の邪気を払う」としていた。

 李朝の儒者たちは、「理」の争奪戦を繰り広げる。朱子学の解釈権を握り、科挙(かきょ)の試験官を自派で占める。合格者は官僚になって、学閥は権力を手に入れる。儒者の塾は棍棒で武装し、敵方の打ち壊しました。朝鮮史では、これを「党争」という。

 他方で李朝の一般庶民は、商人卑賤(ひせん)視、商業抑圧のイデオロギーとのその実践の被害をまともに蒙(こうむ)り、ほとんど自給自足に近い極貧の経済の中で五百年の生の営みを繰り広げなければならなかった。

 

韓国・韓国人の品性 古田博司著 P88-89

 

礼教 儒教のこと

 

心性 しんしょう 仏語。不変な心の本性。すべての人間が生まれながらにもっている本性。

デジタル大辞泉

 

禽獣 きんじゅう 鳥とけだもの。鳥獣。

デジタル大辞泉

 

卑賤 ひせん 社会的な身分や地位が低いさま。

goo辞書

 

この話は、シナではなく朝鮮における朱子学の実態です。シナも儒教が重視された国ではありましたが、民衆は道教や仏教を信仰していただけでなく、漢民族以外が支配者になった国では儒教よりも仏教や道教が国教とされるなどしています。それに対して李氏朝鮮では、朱子学が重視され、朱子学以外の教えは弾圧されました。そのため、シナよりも李氏朝鮮の方が朱子学の弊害はより明確になります。

 

引用した文章をお読み頂ければ分かると思いますが、寛容さの欠片(かけら)もない教えであり、劣った者たちを導くと称して自分たちの教えに従わない者に対して暴力をふるうことを正当化しています。また、正しさを巡って論争するだけに止まらず、暴力をふるってでも相手を倒そうとするに至っては人の道を説く教えを学ぶ者のすることではなく、カルト教団でしかありません。

 

実は、この考え方が生きている人間に障りを起こし続けている転落した行者や僧侶などの不成仏霊の考え方であり、生きている人間に障りを起こし続けている転落した行者や僧侶などの不成仏霊の言い分です。また、先祖の中にも子孫を指導しているつもりで障りを起こし続けている低級霊もいますが、基本的には考え方は同じであり、自分が生前に正しいと思い込んでいた方法論を現世を生きる子孫の事情を無視して押し付けます。そのため、管理人からするならば、朱子学とはカルトと同じであり、朱子学を学ぶ人々は、不成仏霊に指導された教えを学んでいるように思えます。

 

では、その朱子学の影響を受け続けた韓国はどのような国かを再び「韓国・韓国人の品性 古田博司著」から引用させて頂きます。

 

 狂騒的とも思える今日の韓国の受験競争も、大学の銘柄が一生を左右してしまうという敗者復活戦なき社会の苛酷さを浮き彫りにしている。ソウル大学、延世大学、高麗大学、梨花女子大学以外は、大学として正統性が認められない。そして自らの正統性ばかりを主張するため、他人(ナム)との継続的な信頼関係を構築することが困難である。人を見ると即座に自分より上か下か、自分より正統性がある人間かどうか値踏みする。下だとみれば、約束など簡単に反古(ほご)にする。

 真に不気味なのは、相手の腕を急にぎゅっと掴(つか)んで、はめている腕時計が自分よりか上か下かの価格の値踏みをすることである。ローレックスかオメガか、何なのか確かめようとする。日韓歴史共同研究委員会の韓国側だった鄭在貞(チョンジュジョン)教授にこれをやられた時には戦慄(せんりつ)が走り、総毛立(そうげだ)った。ハイエナが屍肉(しにく)を見分けるような舌なめずりの下品さである。急にネクタイを掴(つか)まれ、裏返しにされ銘柄を確認された人もいた。こういうことを本当にする。

 鄭在貞(チョンジュジョン)という人物は、のちに東北アジア歴史財団という韓国反日機関の理事長になり、国際交流基金から日韓のよき理解者として賞を与えられた。真に恥ずべきことである。

 韓国人の民族行動パターンは、形状記憶合金のように限りなく李朝にもどっていく。正統性を得るためには、世界でも類例を見ないほど卑劣なことを平然とやる。イガンヂルがよい例だ。

 そして、教えても、助けても、意味がない。援助しても、感謝など一切しない。むしろその十倍、二十倍と際限なく要求してくる。もはや、韓国人とはかかわらないのが一番である。

 

韓国・韓国人の品性 古田博司著 P93-95

 

イガンヂル 自分の嫌いな人物を孤立させるために、まわりの人々に悪口を言い回る事

 

この話を読んだ際には、「そこまでするか!」と驚きました。しかし、韓国について書かれた他の方の本にも韓国人の考え方は朱子学の影響を強く受け、上下関係を強く意識することは書かれていましたので、納得はしましたが、呆れました。ここまで来ると朱子学は弊害しかないのかと思えます。個人的には、金属アレルギーの関係で腕時計を利用することはなく、ブランド品には興味もないことから韓国では最下層の人間と値踏みされるのでしょうか?

 

社会的な地位や肩書でしか人の価値を判断できないのは何とも情けない話であり、心の豊かさなどの人間性などの価値を理解できないのかと思えてしまいます。別に韓国人を批判する気はありませんが、これも朱子学の弊害なのだろうかと考えています。儒教の教えについて語れる程の知識はありませんが、これは本来の儒教が説く教えとは無関係な教えではないかと思えてしまいます。日本人は本人が意識していなくても神道の影響を受けているように、朝鮮民族は朱子学の影響を強く受けていると言われます。

 

しかし、その朱子学が寛容さの欠片(かけら)もない教えであり、劣った者たちを導くと称して自分たちの教えに従わない者に対して暴力をふるうことを正当化する教えであるならば、カルト教団の教えと同じに思えてしまいます。カルト教団の中にいるならば、自分の考え方に疑問を持たないように、朱子学の考え方の影響が強い社会で生きているならば、自分たちの考え方に何の疑問も持たないのではないと思われます。

 

そのことを考えますと、著者の古田氏の言われるように「教えても、助けても、意味がない。援助しても、感謝など一切しない。むしろその十倍、二十倍と際限なく要求してくる。もはや、韓国人とはかかわらないのが一番である。」との結論になるのも仕方がない話です。心霊世界から見た韓国の考察については控えますが、韓国の人々が朱子学の影響から脱却される日が来ることを期待します。

 

 

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at 23:22, 星 良謙・子授け地蔵, 管理人のひとりごと

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時代の転換点3(星)

前回は、情報の大切さを書いただけで終わってしまったよう気が・・・・

うん・・・これで良いのだろうかと悩むところではありますが・・・

そんなことは気にしないようにして勝手に始めます。 キッパリ!

 

それはさておき・・・

 

言論の自由の大切さや情報の大切さを理解しているのは、独裁政権であり、今の日本人は言論の自由の大切さや情報の大切さをどこまで理解しているのかと疑問を思いますが、この問題に深入りしますと本来の趣旨から逸脱しますので控えます。1つだけ付け加えるとするならば、無料アプリの危険性です。個人的には無料アプリは利用していません。少し考えれば分かりますが、企業ならば利益を追求するはずであり、無料でアプリを配布するのも何らかの見返りがあるからです。

 

それが広告収入を得るために無料アプリを配布しているのであれば、まだ良いのですが、情報を抜き取るために配布されている無料アプリも少なくありません。つまり便利さの代償は、個人情報の流出です。それでもコンプライアンスがしっかりしている企業ならば良いのかもしれませんが、コンプライアンスが無視され、企業の情報であっても国家が管理するような国である中華人民共和国や韓国の企業は特に要注意となります。個人的には、依頼者の情報が万一漏れる危険を考え、無料アプリは使用していませんが、無料アプリを使用することで得られる便利さの代償は個人情報となる危険性は高くなります。

 

さて、管理人が時代の転換点に入っているのではないかとの考える理由を書きますと、1つ最大の理由は中国共産党の独裁体制に破綻の兆候が見えるからです。2つ目の理由は1つ目の理由と関連していますが、米中対立です。3つ目の理由は一路一帯の行き詰まりです。そして4つ目の理由は、日本国内の問題ではありますが、マスコミの凋落です。これらの問題は、保守系の論客が取り上げている問題であり、管理人がここで解説するべき問題ではないと考えます。経済的な問題であれば、経済学者や経済評論家の意見を参考にされるべきであり、国際政治に関しては国際政治を専門とする評論家などの意見を参考にされるべきかと思います。管理人がこれらの問題について解説したとしても受け売りでしかありません。そのため、詳しいことは専門家の意見を参考にして頂きたいのですが、TVや新聞、ラジオなどの話は参考にならないと思います。

 

管理人が時代の転換点に入っているのではないかとの考える理由として書いたことは、すべて現実的な動きではありますが、心霊世界の動きと連動しています。武漢肺炎の背後には、チベット人、ウイグル人などの中国共産党政権に弾圧された人々の恨みや憎しみ、怒りなどの想念が働いているのではないかと書きましたが、今回の武漢肺炎で中国共産党政権の人権を無視した対策に対する国民の不満や怒りが加わりました。そして武漢肺炎の影響がもたらす経済の停滞が国民の不満や怒りを増大させることになると思います。これまで中国共産党の言論統制や民主化を求める動きに対する弾圧があっても国民から不満の声を抑え込めたのは、経済成長が続いたからであり、経済成長が止まるならば国民の不満は爆発する可能性があります。

 

中国共産党政権は、そのことを熟知しているがために経済活動の再開を急いでいます。そのため、武漢肺炎の流行が収束したと宣言しましたが、個人的には感染の流行が収束していないのではないかと疑っています。勿論、管理人は医療従事者ではなく、医療の専門知識もありませんので、断定的なことは言えませんが、過去の経緯を考えますと、正しい情報とは思うません。そのため、武漢肺炎の流行が再発する危険性は高く、武漢肺炎が再び流行するならば、経済的な打撃はより深刻となり、国民の不満や怒りは更に増大することになります。つまり1つ目の理由は中華人民共和国内の負の想念の増大と言えます。

 

2つ目の理由は、米中対立です。テレビや新聞、ラジオなどでは、トランプ大統領の選挙対策と言った論調が多いようですが、これは米中の覇権争いです。このことを見落としますと、米中の間で何が起きているかを見落とすることになります。管理人は米国が正義であり、中国が悪の権化であるとは考えませんが、少なくとも米国は民主主義の国であり、中華人民共和国は独裁政権の国です。その価値観が異なる国が世界の覇権を争っていると考えるべきであり、単純な経済問題の対立ではなく、経済問題は覇権争いの一つの側面でしかありません。米国は、中華人民共和国がIT分野において覇権を握ることは絶対に許さないと思われますし、中華人民共和国もあらゆる手段を利用して覇権を握ろうとしています。これは世界の覇権をどちらが握るかの争いであり、武力行使のない戦争状態とも言えます。

 

これを心霊世界の観点から考えますと、2つの大きな力のぶつかり合いとなります。どちらかが神仏の働きであり、どちらかが悪の権化とも言うべき怨霊の働きであるとは言いませんが、少なくともどちらも巨大な力であると言えます。つまり心霊世界においては既に戦争状態に突入しているのではないかと思いますが、どちらも余りにも巨大な力ですので、管理人には実際に何が起きているのかを知ることはできません。ただ、どちらが優勢かと言えば、米国ではないかと思います。その理由は、中華人民共和国の国内では既に十分すぎる程の悪想念が溜まっていることです。それに対して米国内では、中華人民共和国に対する怒りが溜まり続けていますので、米国の方が優勢と思われます。勿論、米国内部にも親中派は多いことから油断はできないと思います。

 

3つ目の理由は、一路一帯の行き詰まりです。一路一帯を受け入れた国々が中国共産党の露骨な覇権主義に気付き、距離を置き始めたことで計画が頓挫するのではないかと思われることです。一路一帯の現状については、深入りすることは避けますが、相手国の返済能力を超えた貸付を行い、返済不能に陥ったならば、利権を得るなどの強引なことを行っているようです。これにより一路一帯は頓挫しそうですが、心霊世界の観点から見ますと、中国共産党政権に対する恨みの念の増大となります。

 

4つ目の理由は、日本国内のマスコミの凋落ですが、これは中国共産党の背後に隠れていると思われる巨大な闇の勢力の影響力が低下していることを表していると思われます。勿論、中国共産党の背後に隠れていると思われる巨大な闇の勢力の影響は、マスコミだけでなく、政財界や官僚、教育界など数多くの分野に浸透していることから絶望的な気分になることも多いのですが、その一角であるマスコミの牙城が崩れつつあります。それは若者のTV離れや視聴率の低下だけでなく、スポンサー離れによって起きる収益の悪化、そして新聞購読者の減少などに見られます。

 

このように考えますと、中国共産党政権の独裁にも陰りが見え始めたのではないかと思います。独裁政権が倒れるときには、ある日突然一気に崩れます。これは何も独裁政権が倒れる場合に限られた話ではなく、個人や家系においても同じようなことが起こります。他人を蹴落としてでも伸(の)し上がろうとする念を恨みや憎しみなどの負の想念が上回ると個人や家系の没落が始まります。つまり力のぶつかり合いであり、力負けするならば、没落が始まりますが、これが国家レベルで起きていると言えます。

 

勿論、中国共産党政権の背後に隠れていると思われる闇の勢力はあまりにも巨大すぎて管理人が分かる規模を遥かに超えているだけでなく、その闇の勢力に支配され、闇の勢力に加担している人気も少なくありません。そのため、全体でどの程度の規模になっているのか想像すらつきません。また、中国共産党政権に対する恨みや憎しみなどの負の想念がどの程度溜まっているのかも想像すらできませんが、現実の動きを見ていますと、崩壊が近いのではないかと感じています。

 

 

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at 20:13, 星 良謙・子授け地蔵, 管理人のひとりごと

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時代の転換点2(星)

ネット番組を見ていますと、実に目まぐるしい動きです。TVは5分も見ていますと見る気を失いますが、ネット番組は見てみたい番組が溜まるばかりです。

 

時間が欲しいと・・・と、言っても管理人が見たところでその情報を生かす場所もないのですが・・・

 

さて、このところ現実的な話ばかりを書いていますので、少し心霊世界の話にも触れてみたいと思います。

 

管理人が投稿を再開した理由は、国難にあたって何かできることはないかと考えたことが一番の理由ではありますが、もう一つの理由がこの「時代の転換点」です。管理人がこのブログを解説して今年で15年目に入りましたが、このブログを始めたた当時と大きく変わったのは、ツイッターやFB、インスタグラムなどの個人が情報を発信する手段が増えたことと、ネット番組が増えたことではないかと言えます。これは情報源が多様化したことであり、相対的に従来のマスコミの社会的影響力が低下したことを意味しています。


政治家が自らツイッターなとで情報を発信することで国民に直接声を届けることができる。これは考えてみれば画期的なことではないかと思います。このブログを開設した当時のことを考えますと隔世の感があります。当然のことながらツイッターやFB、インスタグラムなどはありませんでした。このブログを開設する以前より、ネット社会の到来は叫ばれてはいましたが、情報量には大きな差があったと思います。そして何よりも決定的な違いは、スマホの普及と言えます。このブログを閲覧している方のPCとスマホの比率は、ほぼ拮抗していますが、ややスマホが優勢と言ったところです。

 

そして次に中華人民共和国内が覇権主義的な行動が露骨になっただけでなく、強化される言論統制や香港のデモなの発生など独裁政権の行き詰まりが見え隠れしていること、「一路一帯」の破綻、米中対立の激化など不穏な空気が漂っていること、それに韓国が大統領の竹島上陸から始まり、俗にいう慰安婦像と徴用工の問題、レーダー照射などの一連の問題、更に韓国に左翼政権が登場したことで韓国経済が破綻に突き進んでいると思われます。韓国経済は、数年前から破綻すると言われていましたが、左翼政権の誕生で可能性が高くなり、今回の武漢肺炎で決定的となりました。この他にも北朝鮮の政治情勢などの影響もありますが、いずれにしても大きな変化の兆候ではないかと思います。

 

このブログで現実的な動きと心霊世界の動きは表裏一体であると何度か書き来ましたが、少しばかり心霊世界の観点から現在の状況を俯瞰(ふかん)してみたいと思います。今回は最初に情報源の多様化と従来のマスコミの社会的地位の低下について触れましたが、現実的な動きと心霊世界の動きが表裏一体であり、心霊世界においても情報の独占は大きな影響力をとなります。不成仏霊に支配されている状態とは、情報を支配されている状態であると言えば分かりやすいでしょうか。自分で何かを考え、何かを判断しようとする際に必要なことは、最初に情報を得て、状況を見極めることですが、不成仏霊の影響を受け始めますと、この最初の段階である情報を得る段階から影響を受けるようになります。

 

例えば、病気や子供の素行不良、経済的な問題などの悩みを抱え、出口が見つからない場合には、何かに救いを求めることは珍しくありません。その際にこれさえあれば病気は治りますと言った宣伝文句につられて怪しげな健康食品や健康器具を購入される方は少なく、不安感から怪しげな新興宗教や霊能者などを頼られる方も少なくありません。これらの行動の背後には不成仏霊の働き掛けがあることが多いのですが、同時に現実世界での働きが連動しています。つまり、健康食品や健康器具にしてみも新聞の折り込み広告

や雑誌の広告などの宣伝を見て興味を持つ、知り合いから勧められるなどの働き掛けがなければ、現実的な動きとはなりません。

 

これが生活に不安を抱いていない状態であるならば、健康に不安があれば医者に相談するか、薬局などで相談されるかなどの方法を考えられると思いますが、精神的に不安定な状態に陥りますと、冷静な判断力を失っていることから簡単に騙されてしまうことになります。しかし、この冷静な判断力を失っている段階で不成仏霊の障りを受けていると言えます。不成仏霊の障りを受けてますと、不安感の増大や悲観的な考えに支配されるなどの悪影響を受けるようになります。このような状態に陥りますと、悲観的な情報や不安感を煽るような情報ばかりが気になるようになり、不安感や焦燥感が更に増大します。

 

不安感や焦燥感が増大して不安感や焦燥感に心が支配される状態になりますと、不成仏霊の影響が深刻となります。これは感情を不成仏霊に支配されている状態と言えます。この段階では冷静な判断力が残っていると言えますが、冷静な判断力は多少なりとも残っていると言えます。しかし、悲観的な情報や不安感を煽るような情報を重視している状態でになっていることから自分では冷静に考えているつもりでも視野狭窄(しやきょうさく)に陥っている可能性が高くなります。これは判断の前提となる情報がすべて悲観的な情報を前提にしていることから得られる結論も悲観的な判断となり、いくら考えても結論は変わりません。この状態は、不成仏霊に耳を塞がれている状態であり、不成仏霊にとって都合の悪い情報を聞かせないします。また、思考能力を奪い考えさせないようにします。

 

このような状態に陥ると人間は、閉塞感や絶望感から常識的な判断ができるならば見向きもしない一発逆転を狙うような極端な思想に惹かれるようになります。具体的には宗教カルトや政治カルト、経済カルトなどのカルト思想がその典型であり、現実を無視した極端な思想を信じることで状況は更に悪化します。これは不成仏霊の影響が深刻になると更に力を持つ不成仏霊の影響を受けるようになるのと同じであり、宗教カルトや政治カルト、経済カルトなどの背後に隠れているより力のある不成仏霊に支配されるようになると言えます。

 

カルトの支配を受けるようになりますと、情報は完全に遮断され、カルトの情報だけが情報源となり、カルトの思考から抜け出せなくなります。宗教カルトや政治カルトに入りますと、人間関係も価値観を共有するカルトの関係者だけになり、カルト関係者以外の人間関係が希薄となります。例えば、創価学会の信者は、学会村と言われる人間関係の中で生きている方が多く、日常的な買い物から就職まで学会の関係者であると言われます。そのため、学会を抜けることは、友人関係をすべて失うことになることから学会から抜けられないと聞きます。

 

つまり、不成仏霊が生きている人間を操る方法は、生きている人間の感情を操ることと自分にとって都合の悪い情報を遮断することが彼らの手口となります。これらの手口は、独裁政権が国民を支配する手口と同じですが、独裁政権の背後に大物の怨霊が隠れていると考えれば、納得できるのではないでしょうか。それが現実に起きているのが中華人民共和国や北朝鮮の状況であり、先程の霊ならば、カルトに支配されている状態です。そして不安感や焦燥感から抜け出せずにカルトに入ろうとしているのが韓国の状態と言えます。これらに共通しているのは、言論の自由がないことです。

 

北朝鮮の場合には、言論の自由どころか、移動の自由すらない状態であり、中華人民共和国も厳しい言論弾圧が行われています。そのため、両国とも厳しい監視社会であり、言論の自由とは無縁な社会です。また、韓国は、民主主義の国とされていますが、現在の大統領は左翼思想の持ち主であり、韓国を社会主義の国にしようとしているようにしか思えません。また、政権批判を許さないなど、実質的には言論統制の状態にあるような状態です。まとめますと、不成仏霊の手口と独裁政権の手口とは同じであり、起きている現実をどのように考えるだけの差と言えます。

 

う・・ん、本題に入る前の前置きが長くなりすぎてしまいましたので、次回に続きます。

 

 

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at 00:48, 星 良謙・子授け地蔵, 管理人のひとりごと

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時代の転換点(星)

このところ、臨時休業していた店舗が開業し始めたようではありますが、レナウンの倒産とファミリーレストランの「ロイヤルホスト」が一部閉鎖になるとのニュースを見ました。レナウンは経営不振が長く続いると聞いていましたので、今回の武漢肺炎とは無関係と思われますが、「ロイヤルホスト」の方は今回の武漢肺炎の影響でしょうか?

 

こんな時期だからこそもっと楽しい話の一つも書きたいところですが、もう暫くは大人しくしている予定です。

 

それはさておき・・・

 

最近はTVを見なくなっていましたので、久々にニュース番組を見てみましたが、相変わらずでした。そのため、直ぐ見る気を失ってしまいました。韓国とドイツは二次感染が始まっているとの話であり、中華人民共和国の中国北東部の瀋陽市では、7500人が隔離されたとの話です。この間まで「韓国や中国を見習え!」と言っていた人々は、この状況で何を言っているのかと興味がありますが、そのためにわざわざTVを見る気にもなれないでおります。

 

尚、武漢肺炎の情報に関しては、下記の動画がお勧めです。

 

【虎ノ門ニュース】 2020/5/15(金)放送分

武田邦彦×須田慎一郎×石黒成治 医師(Skype出演)×居島一平

 

2週間で動画は削除されますのでご注意ください。

 

むむ・・・、本題入る前に脇道に逸れてしまったような気が・・・

 

昨日、ネット番組の文化人放送局で「81後半マスコミとテレビ 火の車でいつまで頑張れる?そんなことより北海道があぶないかも【渡邉哲也show】」を見ていた際に、31年前にベルリンの壁が崩壊する1か月前には、誰もベルリンの壁が崩壊すると予想していなかったとの話がありました。世の中が大きく変わる際には、誰もが予想できない程の早さで変わるとの話題でしたが、武漢肺炎の影響で世の中が大きく変わろうとしているのかもしれません。お前は、占い師なのだから世の中の動きぐらい占えて当然だろうとの声も聞こえそうなのですが、国家レベルの運勢となると簡単ではありません。

 

ベルリンの壁崩壊

 

1989年11月に、東西冷戦と民族分断の象徴だったドイツのベルリンの壁が、市民によって平和裏に打ち倒された歴史的事件。ベルリンの壁は、第2次世界大戦後の東西両陣営の対立を背景に、61年、当時の東ドイツ政府によってベルリンの西側部分を旧東ドイツから切り離すように築かれた。国内での民主化運動の高まりを受け、89年11月9日に東ドイツ政府が出国の自由を発表したのをきっかけに、同10日未明から市民によって壁が取り壊された。このベルリンの壁崩壊は、翌90年に実現した東西ドイツ統一への大きな足がかりとなった。

 

知恵蔵miniより

 

第二次世界大戦の勃発前にドイツで占い師が戦争に勝つか負けるかで意見が分かれ、論争になったとの本に書かれていた記憶があります。ドイツが負けると予想した占い師は、米国に亡命したとありましたが、真偽を確かめる術(すべ)もありませんが、国家レベルの運勢となると占いの専門家であっても困難となります。似たような話としては、関東打震災の際にある著名な占い師が街を歩く人々の顔に死相が出ていることに気付き、恐ろしくなり、移動し続けたところ、横浜についてしまったとの話が本に紹介されていことがありました。

 

管理人は、人相について勉強していませんので、何が死相かも分かりませんが、別の案件を占った際に後からこのことだったのかと思ったことは何度かあります。例えば、昨年の冬に新しい事業を始めることを前提に今年の運勢を占って、時期が悪いとの結果になったとしても、武漢肺炎の影響とは考えません。景気の問題か、準備不足かなど別の原因を考えてしまいます。勿論、占う際には、先入観を排除するようにしていますし、色々な可能性を考えますが、感染症の流行や大震災などの可能性までは滅多なことでは考慮しません。

 

これは占いの限界とも言えますが、世の中の常識と思われている価値観が大きく変わることを予測することは簡単ではありません。管理人でも部分的な動きならば可能かもしれませんが、世の中の大きな動きとなると自信はありません。「占いは肉眼で見るのと望遠鏡を利用して見る程度の違いしかない」とは、ある易の大家が残された残された言葉ですが、名言であると思います。占いから得られる結果は、常に抽象的であることから常識的な判断を優先します。常識に縛られることが占いの限界ならば、常識の枠を外して考えれば良いと思われるかもしれませんが、見当外れな予言となる可能性が高くなります。

 

ネット上でも韓国や中華人民共和国、米国の今後の動きに関して大胆な予測をされている方もいるようですが、占い師や霊能者が見当外れな予言をして世の中を騒がせたことは過去に何度もあります。古くは、大正時代に大本教が終末論を説き、世の中を騒がせました。当時の大本教の浅野和三郎や谷口雅春らが日米戦争や都市の焦土化などの終末論を説きました。教祖の出口王仁三郎は、王仁三郎は信者達の行き過ぎに警告を出しましたが、肯定も否定もせず曖昧な立場をとったことから世の中を混乱に陥れました。亡き母が生前にこの終末論を信じて全ての財産を散財してしまった叔父の話をしていました。母の年齢から考えるならば、誰かから聞いた話と思われますが、笑い話では済まされない話です。

 

大本教 (正式名称は大本)

出口なおとその女婿出口王仁三郎が興した神道系新宗教

 

浅野 和三郎(あさの わさぶろう、1874年(明治7年)8月 - 1937年(昭和12年)2月3日)

1923年(大正12年)3月、「心霊科学研究会」を創設

 

谷口 雅春(たにぐち まさはる、1893年11月22日 - 1985年6月17日)

新宗教「生長の家」創始者・初代総裁

 

世の中が大きく変わるならば、その影響は個人の生活にも及びます。本人の意志とは無関係に世の中の大きな動きに巻き込まれてしまうと言うべきかもしれません。当然のことながら影響の大小は、個人差があると思われます。これは台風と同じではないかと思います。大型の台風が襲来するならば、台風の進路上にない地域でも大きな被害を受けることは珍しくありません。しかし、不安になって大騒ぎしても意味はなく、台風に対する備えしかできないことに似ています。

 

オールドメディアと言われるTVや新聞、ラジオなとでは、相変わらず偏向報道ばかりを垂れ流していますので、何の参考にもなりませんが、世の中は少しずつ変わり始めています。ベルリンの壁が崩壊した際もある日唐突にベルリンの壁が崩壊したのではなく、その兆候は幾つかありました。今は東欧革命と言われていますが、当時は誰もがベルリンの壁が崩壊するとまでは思わなかったと言えます。

 

東欧革命(読み)とうおうかくめい

東側共産圏の雄としてアメリカと並ぶ超大国を誇ってきたソ連が,経済危機に伴う国力の低下によって東ヨーロッパでの影響力を弱めたことを背景に,1980年代末市民や労働者によって共産主義政権が次々と倒された一連の民主化革命。まず,1980年代に発足した自主管理労組「連帯」を中心とする勢力が 1989年9月に政権を握ったポーランドを皮切りに,12月にはチェコスロバキア,翌 1990年4月にはハンガリー,5月にはルーマニアで非共産政権が誕生した。また,東西冷戦の象徴といわれたベルリンの壁も 1989年 11月に崩壊,1990年 10月には東ドイツが西ドイツに吸収されるかたちで統一した。その一方で,共産党政権の抑圧のもとで長くくすぶり続けてきた民族主義が一挙に高まり,1993年1月チェコスロバキアがチェコとスロバキアに分離。さらに6共和国からなるユーゴスラビア社会主義連邦共和国 (旧ユーゴスラビア) では,民族間の対立から内戦にいたり,1991年スロベニア,クロアチア,マケドニア,1992年ボスニア・ヘルツェゴビナがそれぞれ分離独立,セルビアとモンテネグロが新たにユーゴスラビア連邦共和国 (新ユーゴスラビア) を形成した。


ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

 

ベルリンの壁崩壊は、1989年 11月ですので、当時はポーランドで1980年代に発足した自主管理労組「連帯」を中心とする勢力が 1989年9月に政権を握ったことが話題になっていました。しかし、その前に1985年3月に書記長に就任したゴルバチョフのペレストロイカから始まる一連の改革の動きがありました。そして翌1986年4月に起こったチェルノブイリ原発事故が起きたことでソ連の政治社会体制の矛盾を一気に明らかとなり、「グラスノスチ」(情報公開)とともに選挙での複数候補者制度の導入が進められるなど一連の改革がありました。

 

その流れの中でベルリンの壁崩壊があったと言えますが、当時はその後の東西ドイツの統一やユーゴスラビア社会主義連邦共和国などの動きを予言できる人はいなかったと思います。勿論、この他にも東欧では様々な政変がありましたが、政治問題を取り扱うことが目的ではありませんので、深入りは避けますが、時代転換期にあると専門家であっても先を読むことが難しくなります。しかし、もしかしたら私たちは、その時代の転換期を生きているのかもしれれません。

 

中華人民共和国はいずれ経済破綻するのではないかとの声は、2・3年前からありますし、米中の経済戦争は激化の一途です。そして今回の武漢肺炎で共産党政権の隠蔽体質の弊害が顕著になっただけでなく、中国共産党政権が崩壊する火種は他にも数多くあります。更に朝鮮半島情勢は不透明であり、予断を許しません。また、東欧革命は東ヨーロッパでの出来事でしたが、今回は東アジアを中心とした動きですので、国内の政治経済にも大きな影響があると思われますが、今は1日も早く武漢肺炎が終息することを祈るばかりです。

 

 

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at 12:11, 星 良謙・子授け地蔵, 管理人のひとりごと

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思考停止の弊害5(星)

前回の投稿で「韓国・韓国人の品性 古田博司著」から引用させて頂いたくために本を読み返していた際に「朝鮮王朝などという王朝はなかった。朝鮮国の李朝である。」との一文が目に留まりました。

 

 遠く異朝をとぶらえば、朝鮮王朝などという王朝はなかった。朝鮮国の李朝である。この李朝は高麗武将のクーデターによる簒奪(さんだつ)王朝である。国名は明に決めてもらった。米ハワイ大学国立図書館には朝鮮から中国への書状の写しが残されているが、十七世紀から十八世紀まで四人の王の賀状が含まれている。即位の年には、「朝鮮国、権署国事、臣李某」から始まり、「国事を仮りに処理する臣下の李」とはっきり書かれている。朝鮮はシナの属国であった。

 

韓国・韓国人の品性 古田博司著 ワック(株) P116

 

異朝(いちょう)外国の朝廷。外国。

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訪ふ(とぶらう)
1 訪問する。 2 安否を問う。見舞う。 3 さがし求める。尋ねる。

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簒奪 (さんだつ)

帝王の位を奪い取ること。 「帝位を−して新王朝を開く」
出典 三省堂大辞林 第三版

 

賀状 祝いの書状

 

最初に読んだ時には、意味が分かりませんでした。李王朝は朝鮮の王朝であると考えていましたので、「朝鮮国の李朝である。」の意味が分からず混乱しました。結論としては、朝鮮の李王朝はシナの属国であり、独立国ではなかったことから「朝鮮王朝」は存在しなかったとの意味と思われますが、念のために「結論!朝鮮半島に関わってはいけない 石平著」で李氏朝鮮について書かれた箇所を読み返してみました。

 

 さて、高麗から王権を簒奪(さんだつ)した李成桂は、明を宗主国として忠実な朝貢(ちょうこう)国・属国となった。そして国名を明の初代皇帝である洪武帝(朱元璋)に決めてもらおうと、「朝鮮」と「和寧(わねい)」の二つの案を示したところ、洪武帝は前者を選んだ。こうして李氏朝鮮は洪武帝に国名を下賜してもらったのである。

 

結論!朝鮮半島に関わってはいけない 石平著 飛鳥新社 P108

 

朝貢 (ちょうこう) 外国の使いが来て、貢物をさし出すこと

 

洪武帝(こうぶてい)・朱 元璋(しゅ げんしょう)

 

下賜 (かし) 高貴の人が、身分の低い人に物を与えること

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少し補足しますと、当時のシナの皇帝は冊封(さくほう、さっぽう)と呼ばれる外交を行っていました。これは近隣の諸国・諸民族の長がシナの皇帝と名目的な君臣関係を取り結ぶことでした。冊封国には毎年の朝貢、シナの元号・暦(正朔)を使用することなどが義務付けられてはいましたが、シナ向けの外交文書ではこれを遵守しても、国内向けには独自の年号・暦を使っていもそれを咎めることもありませんでした。そのため、君臣の関係と言っても実質的な支配ではなく、儀礼的なものでした。

儀礼的な外交関係である冊封を行っていた理由としては、中華思想がありました。中華思想では、中華の天子が天下 (世界) の中心であり、その文化・思想が神聖なものであり、周辺部は礼を知らない野蛮民族でした。その野蛮な周辺民族が皇帝の徳を慕い、礼を受け入れるならば、華の一員となることができるとされれています。周辺国は、冊封を受けることによって華の一員となり、その数が多いということは皇帝の徳が高い証ちされます。また、冊封を受ける側にとってもシナの軍事的な圧力を回避できる、シナの権威を利用できる、貿易で利益を得られるなどの利点がありました。

 

日本も弥生時代から古墳時代(大和時代)までの、紀元前1世紀頃から紀元後5世紀末までの期間と、室町時代の一時期がシナ王朝の冊封国でした。その意味では、日本も李氏朝鮮と同じ冊封国であった時期はありますが、日本の場合には儀礼的な関係であったと言えます。また、アジアにおいては冊封を受けていない国の方が珍しい状態でした。そのため、「明を宗主国として忠実な朝貢(ちょうこう)国」であったことに、特に注意もしませんでした。

 

しかし、他国の皇帝から国名を下賜されていたとなりますと話は変わります。国名を下賜されることは、その国に従属することを表明しているのと同じであり、儀礼的な主従関係ではありません。また、【「朝鮮国、権署国事、臣李某」から始まり、「国事を仮りに処理する臣下の李」】と書かれた公式な文章が残っていることを考えますと、儀礼的な外交関係とはとても言えません。一応少し解説しますと、「権署国事」は「国事を仮りに処理する」であり、「臣李某」は「臣下の李」となります。それを素直に読みますと、朝鮮の統治権は朝鮮王にはなく、シナの皇帝にあることになり、朝鮮王は、シナの皇帝に仕える家臣となります。


これらのことを考えますと、当時の朝鮮国はシナの属国であり、独立した国ではなかったことになります。これは朝鮮を誹謗していてるのではなく、歴史的な事実の確認です。シナの皇帝に仕える家臣である李朝が朝鮮王朝と言えるのかとなりますと、確かに疑問が残ります。王朝の定義を辞書で調べたところ、「同じ家系に属する国王の系列。また、その家系が国を支配している時期」とありました。朝鮮の統治権は朝鮮王にはなく、シナの皇帝にあると考えるならば、「朝鮮国の李朝である。」とされた古田博司氏の意見にも説得力があります。

 

朝鮮がシナの属国であったことは知っていましたが、「朝鮮国の李朝である。」との考えには至りませんでした。朝鮮の王はシナの皇帝の家臣であるならば、家臣の家系が何代続いても王朝とは言えませんが、属国であっても朝鮮の王ですので、李王朝との言葉に疑問を持ちませんでした。但し、王朝の定義をもう少し調べる必要があるかもしれませんが、「朝鮮国の李朝である。」との意見は尊重されるべきと思われます。

 

それがどうしたと思われる方も多いのではないかとも考えますが、朝鮮王は、シナの皇帝に仕える家臣と考えるならば腑に落ちることがあります。これは朝鮮人のアイデンティーと中国人の意識の問題ですが、そのことについて書きますと長くなりますので、別の機会とさせて頂きます。いずれにしても管理人は、本を読みながらも重要なことを見落としていました。これも一種の思考停止なのだろうかと反省してます。

 

 

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at 00:38, 星 良謙・子授け地蔵, 管理人のひとりごと

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思考停止の弊害4(星)

このテーマは今回で4回目となりますが、心の世界を離れて現実的な話だけしか書いていません。繰り返しとなりますが、心霊世界と現実世界は表裏一体であることから心霊世界の観点からの考察の記事を書くことは可能ではありますが、暫くは現実世界の話だけを書きたいと考えています。心霊世界の観点からの考察でも良いのですが、心霊世界の動きは、現実世界の動きよりも複雑であることから現実世界の動きが分かっていなければ、理解することは難しいと思います。

 

さて、今回は思考停止の背景にある要因について考えてみたいと思います。思考停止がなぜ起きるかを考える際に参考となるのが、洗脳ではないかと思います。洗脳と書きますと何かスパイの世界や怪しげな宗教の世界のイメージがあるのではないかと思いますが、普段の日常生活の中にも洗脳に近い行為は溢れています。そして多くの人は、無意識に洗脳されているとも言えます。洗脳とは何かを考えますと、基本的には自分で考える力を奪い、政治思想や宗教思想などの特定の価値観を信じ込ませる行為と言えます。

 

言葉の定義ですので「ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典」から引用します。

 

洗脳

個人の思想や価値観を,物理的,社会的圧力を加えるなどの操作によって必ずしも本人の欲しない方向へ急速かつ大幅に改変させること。共産主義国家などで行われた強制的な思想改造が知られる。感覚遮断や賞罰の操作などの反復による学習の一つといえるが,その効果は永続的でない場合が多いといわれる。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

 

本格的な洗脳の場合には、自由を奪われた環境の中で長時間の思想教育を受け続けることが多いようですが、鍵となるポイントは情報の洪水です。朝から晩まで一つの思想を教え込まれ続ける状態が長期間続きますと、教え込まれた思想を受け入れ、その思想を離れて考えることができなくなるようです。これが洗脳と呼ばれる行為ですが、物理的に拘束されてなくても入ってくる情報がすべて特定の思想に染まった情報の場合には、物理的に拘束されていなくても無意識に特定の思想の枠の中でしか考えられなくなります。

 

例えば、朝日新聞や毎日新聞は偏向報道が多いことで有名ですが、新聞に限らず、TVやラジオ、出版社を含めて日本のマスコミの多くは左翼思想に染まっていると言いわれています。朝日新聞や毎日新聞の記事の内容は、共産党の機関紙である赤旗と大差がないとまで言われていますが、表向きは公平な報道とされています。しかし、実際には左翼思想に染まっていると言われ、中華人民共和国や韓国に都合の悪いことは記事にされない、揚げ足取りのような批判を繰り返すなど、問題が指摘されています。

 

一般の人間が日常的に利用しているが新聞やTV、ラジオなどが左翼思想に染まっていたならば、多くの人が無意識に左翼思想に洗脳されるは当然と言えます。最近でこそインターネットの普及だけでなく、ツィーターなどのSNSの普及があり、マスコミに依存しなくても世の中で何が起きているかを知ることができるようになりましたが、これが40年前には携帯電話すらない時代であり、マスコミがすべての情報を管理していたとも言えます。そのため、マスコミが非常に大きな力を持っていた時代でした。

 

情報の持つ力は大きく、ソビエト連邦や東欧の社会主義国の社会主義体制が崩壊した理由の一つが、衛星放送であると言われています。衛星放送は国境を越えて受信できることから東欧諸国でも西側諸国の放送が受信できるようになり、それまでソビエト連邦や東欧諸国で当たり前に行われていた共産党政権による情報統制をすることができなくなったことが社会主義体制の崩壊につながったとの意見があります。これは中華人民共和国でも同じであり、ネットなどの監視が厳しく、共産党政権に都合の悪い記事は即座に削除されることは有名な話です。

 

また、これは何も情報に限られた話ではなく、ドラマや映画でも同じです。中華人民共和国の国民の多くが日本人に対して悪いイメージを持つ理由の一つが、ドラマや映画の中に登場する日本人は、常に悪役であるだけでなく、極悪非道な人間として描かれます。これは政府の方針と言えますが、極悪非道な日本人が登場するドラマや映画ばかりを見ていることが、日本人に対する悪いイメージを植え付けているようです。

 

これとは逆なのが一時期流行した韓流ドラマです。管理人は韓流ドラマには興味がないことから詳しくはありませんが、韓国時代劇に描かれた姿が史実だと誤解している方も少なくないようです。ここで古田博司氏の著書から少し引用させて頂きます。

 

 韓国について会合で話をすると十人に一人位は韓国時代劇チャングムのファンがいて、物語をそのまま史実だと思い込んでいることが多いので、正しておきたい。まず、朝鮮の李朝では、女子が宮中に出仕(しゅっし)すると王様と疑似恋愛関係に入るので一生外に出られない。チャングム女史のように出たり入ったりはできない。

 ドラマでは李朝時代は色彩にあふれているが、ほんとうは顔料や染料がないので民間には色はない。中国の清朝でも日本の江戸時代でも陶磁器に赤絵が一般化しているが、朝鮮には白磁しかないのは、そのためで、民衆の衣服が白なのも染料が自給できないからである。民芸研究家柳宗悦(やなぎむねよし)による「朝鮮の白は悲哀(ひあい)の色」というのも、今では真っ赤なウソになってしまった。上流階級だけは中国で交易する御用商人から色のある布を買っていた。地方の両班(ヤンパン)は染め屋を使った。

 李朝は清朝や江戸時代と異なり、技術革新を嫌い、低レベルの実物経済で五百年もの統治を可能にしたのであり、どこに似ているかといえば、いまの北朝鮮に似ている。十九世紀初めの朝鮮の儒者が「(我が国の拙[つたな]きところ)針なし、羊なし、車なし」(鄭東愈『畫永編』)といっている。

 

韓国・韓国人の品性 古田博司著 ワック(株) P104-105

 

ドラマは史実に忠実でなければならないとの決まりはありませんが、ドラマで描かれた世界を史実であると考えないようにする必要はあります。これは何も韓国時代劇に限られた話ではなく、日本の時代劇にも言えることではありますが、ドラマを史実と考えてしまう人は少なくないようです。

 

まとめますと、新聞やTV、ラジオなどから様々な情報が発信されていますが、何が本当なのかを日頃から自分で調べることを心掛けるようにしていませんと、知らない間に洗脳される結果になります。その意味では、インターネットも例外ではありません。中国共産党は、ネット工作をして中国共産党政権にとって都合の悪い意見を見つけると話をそらすなどの世論誘導をしています。更にネット工作員を養成しています。主な活動は中華人民共和国の国内のようですが、日本でも活動しているとの話もあります。

 

興味のある方は「五毛党」で検索されるならば、直ぐに分かりますので、検索してみてください。

 

 

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at 00:33, 星 良謙・子授け地蔵, 管理人のひとりごと

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思考停止の弊害3(星)

このところ、新聞を読む機会もなく、TVもほとんど見ない日が続いてますので、「#検察庁法改正案に抗議します」の話題もあまり関心がありませんでした。しかし、須田慎一氏や原英史氏が反論の動画を投稿されていたことから改めて朝日新聞のデジタル版を確認しましたところ、検察庁法改正案関連の記事の多さに驚きました。記事の内容は、何が書かれていても今更驚きもしませんが、取り上げ方の異常さに驚きました。

 

詳しい解説は、下記のサイトをご覧ください。

 

須田慎一郎氏 [公式] ニューソク通信社

 

【#検察庁法改正案に抗議します】野党はみんな知ってるくせに、しらばっくれて政権批判してるだろ!その証拠あります。

こちらから

 

元通産省・経産省職員 原英史氏 JBpress

 

抗議殺到の定年延長法案がそれでも成立に向かう理由
有名人のツイートも「茶番」の目くらましに利用されているだけか

こちらから

 

それはさておき・・・・・

 

マスコミに国民が踊らされるのは、今に始まったことではなく、遡れば昭和初期の頃にはあった話のようです。この話はいずれ取り上げたいと考えていますが、今回はまだ生き証人が存命している戦後の話をご紹介します。管理人は、団塊の世代よりも少し下ですので、今回取り上げる60年安保も70年安保の騒動を体験していません。TVのニュースで見ていた程度の記憶しかありませんが、大学に入学した当時には、構内にその余韻とも言うべき雰囲気は残っていました。個人的には、当時の自民党政権は好きではありませんでしたが、表現の自由がない社会体制はもっと嫌いでしたので、社会主義や学生運動には興味がありませんでした。しかし、当時の時代の雰囲気としてベトナム戦争反対や米国の覇権主義に対して反対する声はよく聞きました。これは時代の雰囲気とも言うべきことであり、今よりも閉塞感の強い時代であった気がします。

 

管理人は、若い頃に学生運動に参加して社会主義思想の影響を受け、社会主義思想に染まったままの人生を生きた老人に対して同情する気持ちもなく、弁護する気持ちもありませんが、インターネットが普及する前と後では得られる情報量に各段の差があることを考えますと、社会主義思想の問題点に気付く機会を得ることが難しかったのだろうかと考えていました。今でこそインターネットで検索すれば、知りたい情報を得られる確率は高いのですが、インターネットが普及する前は大変でした。占いの勉強を始めたのは、インターネットが普及する前でしたが、専門書を探すのも専門店を取り扱っている書店も大変でした。大型の書店でも占いの専門書は滅多にないことから見つけたならば、高くても買うしかありませんでした。そんな時代に比べますと、今は非常に楽に探せます。

 

このことは、社会主義思想でも同じですが、新聞やTV、ラジオ、教育界などは、左翼思想の牙城とも言うべき状態であることを考えるならば、左翼思想に対して疑問を持つ機会を得られなかったのではないかと漠然と考えていました。しかし、「左翼老人 森口朗著 扶桑社新書」に書かれた内容を読み、角材を持って暴れまわって反対していた若者たちが日米安全保障条約の内容を理解していなかったことを知り、驚きました。

 

 60年安保に21歳で参加した方は2019年には80歳ですし、70年安保に21歳で参加した方は2019年には70歳です。いずれにしてもボケていない限り、60年安保に参加したのであれば旧安全保障条約と新安全保障条約の条約数、70年安保に参加した方でも新安全保障条約の条約数くらいは覚えているはずです。もしも、中身を知ってデモにさんかしていたのであればですが。

 周りにこのタイプの左翼が大勢いる方は是非試してみてください。私は、東京都庁に入庁して間もない頃、団塊の世代の方が組合の幹部に大勢いて、若い頃から左翼だったのを自慢気に語る方が少なくなかったので、この質問を浴びせていました。なぜ、遊びとして成立するかと言えば、誰も答えられないからです。

 答えは旧安全保障条約は5条、新安全保障条約は10条です。一度でも読めば、まず忘れられないはずです。すなわち、老いた左翼たちが自慢気に語る若い頃の活動は、中身も読まずにデモに行って警察官に暴力や暴言を行うだけのものだったのです。

 

左翼老人 森口朗著 扶桑社新書 P203

 

今の若い方は、安保闘争と言ってもご存じない方も多いかと思いますので、デジタル大辞泉より引用させて頂きました。

検索されるならば、当時の映像の動画が幾つかありますので、興味のある方はご覧ください。

 

六十年安保闘争
日米安全保障条約の改定に反対して、昭和34年(1959)から昭和35年(1960)にかけて展開された大規模な社会運動。日本社会党・総評・中立労連・原水協などが主導し、延べ464万人を動員する全国統一行動が繰り返し展開された。岸信介内閣が衆議院本会議で条約案を強硬採決したことから、デモ隊が連日国会を取り囲み、国会構内に突入した全学連の学生と警官隊が衝突。女子学生が死亡する事態に至った。新条約案は国会で自然承認され、批准が成立し、首相が退陣を表明すると、闘争は急速に鎮静化した。

デジタル大辞泉より

 

七十年安保闘争
昭和45年(1970)の日米安全保障条約改定を阻止するために展開された闘争。学生や労働者による集会・デモ・ストライキが全国で行われた。その一方で、新左翼諸派などの過激派による武装闘争が激化し、内部抗争が繰り返された。
デジタル大辞泉より

 

問題となった日米安全保障条約は下記のサイトから閲覧できます。

 

旧安全保障条約(日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約) データベース「世界と日本」 こちらから

新安全保障条約(日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約) 外務省 こちらから

 

いくら何でも一度も安全保障条約の条文を読むこともなく、反対運動に参加していたとは思いませんでした。この話が本当ならば、何を考えていたのかと疑問を抱きます。当時の新聞やTV、ラジオが左派勢力に支配されていたとしても安全保障条約の何が問題であるかすらも考えることなく、火炎瓶を投げ、機動隊に投石していたのかと呆れました。マスコミに踊らされていると言うよりも思考停止しているとしか言えません。

 

尚、この本の著者は最後に下記のようにまとめています。

 

 この中で最も重要な文章は旧安全保障条約第1条の「外部からの武力攻撃に対する日本国の安全に寄与するために使用することができる」と新安全保障条約第5条の「いずれか一方の武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従って共通の危険に対処するように行動することを宣言する」です。

 両者は何を意味するのでしょうか。ソ連や中華人民共和国が日本に軍事進出をしてきた時に旧安全保障条約では、アメリカは「日本を守っても良い」だったのですが、新安全保障条約では「守ることを宣言する」つまり「守らなければならない」に変わったのです。もちろん、日本も憲法が許す限りアメリカが第3国に攻められた際には協力する必要が生じました。しかし、安保闘争をやっていた時代にそれを想像することは困難でした。

 つまり、この闘争は、ソ連や中華人民共和国にとっては非常にありがたいデモだったということです。

 

左翼老人 森口朗著 扶桑社新書 P204

 

日本が戦争に巻き込まれる危険性について経済学者の高橋洋一氏は、統計学の観点から軍事同盟を結んだ方が戦争に巻き込まれる危険性が低くなることは統計学上結果は出ていると明言されています。現実的に考えてもロシアや中華人民共和国に日本単独で対抗できるだけの軍事力を持つことは現実的ではありません。現状でも中華人民共和国が尖閣諸島に領海侵犯を繰り返している現状を考えるならば、軍事同盟は必要と考えます。

 

条約の内容も知らずに反対した学生運動は、当時のソ連や中華人民共和国に利用されただけの結果であると言えますが、70年安保から50年が過ぎた現在でも同じようなことが繰り返されています。これだけ色々な情報が溢れ、簡単に情報を集めることが可能になった時代ではありますが、50年近い歳月があっても何一つとして学ぶ気がないとするなら思考停止しているとしか言えない人生となります。

 

 

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