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「壊れた地球儀の直し方」を読んで(星)

このところ寒い日が続いております。

管理人も風邪が治ったと内科の医者から言われ、薬もなかったのですが・・・

咳が止まりませんでした。

 

????(-"-)????

 

仕方がなく、耳鼻科の病院に行きました。

 

連休明けのためか、混雑・・・・・

風邪が流行っているのでしょうか?

 

診察の結果、風邪の炎症とのこと、風邪が治りきっていなかったようです。

家に帰ってから薬を服用したところ、今のところは、咳もなくなりました。

 

もっと早く専門医の診断を受けるべきなのでしょうか・・・・

 

それはさておき・・・・

 

今回も本の紹介です。そして今回の本もこれが新書かと言う程の厚みのある本です。今回の本は前回の本よりも頁数が多く、493頁ですので、通常の新書の2冊分はあろうかと言う文章量です。この本は、2004年6月に扶桑社から『日本国民が決断する日』を改題と加筆をして2016年6月に新書として発売されたものです。そのため、今となってはこの本で取り上げられている内容は古くなってしまっているのですが、取り上げられているテーマに古さは感じません。

 

著者の青山繁晴氏についてはあまりご存知ではない方もいるのではないかと思いますので、略歴をご紹介します。

 

著者の青山繁晴氏の略歴

昭和27年7月25日、神戸市に生まれる。淳心学院中高卒業。慶應義塾大学文学部中退、早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。共同通信社に入社し事件記者、経済記者を経て政治部へ。平成10年、三菱総合研究所に研究員として迎えられ、安全保障・外交から金融・経済までを包括する国家戦略の立案に携わる。平成14年、株式会社独立総合研究所を創立。代表取締役社長・兼・首席研究員に就任し、原発テロ防止をはじめ危機管理、日米同盟を対等にする試みを含め外交・安全保障、メタンハイドレート試掘を軸にした自前資源の調査研究などを統括する。近畿大学客員教授、東京大学非常勤講師を務め、消防審議会委員など公職を無償で務める。

衆議院議員 自民党所属 比例代表選出 平成28年 当選 1 回

 

この方の存在を知ったのは、暫く前の事でした。ネットで配信されている「真相深入り!虎ノ門ニュース」という番組を見ていて、他の解説者にはない視点の話が多いことから興味を持ち、「危機にこそぼくらは甦る 新書版 ぼくらの真実 (扶桑社新書)」を読んでみました。そして「アメリカ・ザ・ゲンバ - America at the Scenes - (ワニブックスPLUS新書)」を読み、この「壊れた地球儀の直し方」で3冊目です。危機管理や国防の専門家と言った印象を持ちましたが、もう一つの顔は、良い意味での愛国者と言ったところでしょうか。そして行動力と堪能な語学力を生かした取材活動には驚かされました。

 

観念論で現実を無視した平和を説くような活動家とは、対極にあるような現実主義者であり、アメリカの考え方や軍事にも精通されているだけでなく、極東アジアの軍事情勢にも非常に詳しい印象を受けました。この本が書かれたのは、アメリカがイラクと戦争戦争を始めた当時の話であり、当時のアメリカの思惑や北朝鮮の核問題を6か国協議が行われていた時期です。その当時も一応は、ニュースなどでアメリカの思惑なども聞いていましたが、テレビの解説者とは分析力が違い過ぎることからリアルタイムで読んでみたかったと思います。

 

ただ、この方が本当にすごいと感じるのは、日本人は何を考え、何をすべきかを読者に考えるように訴えかけていることではないかと思います。勿論、国防のために戦えと言っているのではなく、何かをしなければならないと指示されてもいません。

 

この本で著者が訴えたい事、それは本の裏表紙に引用された下記の文章に集約されている気がします。

 

わたしたちは21世紀型民主主義については、まだ幼児である。

放っておけば、誰がの眼を借りて見ようとし、

誰かの頭で考えてもらおうとし、

誰かの手で運命をつくってもらおうとするのが、

わたしたちの裸の姿なのだ。

その永年の癖を変えるには、野の草のように静かな強い意志で、

これまでの自我を超えるしかない。それが「超国民」である。・・・本文より

 

この本の中で、著者はアメリカの世界戦略につい詳しく解説されています。アメリカが何を考え、イラクとの戦争を始めたのか、そして著者はアメリカの戦略の失敗を予言しています。更にテロリストを養成している北朝鮮の実態とその北朝鮮に対してアメリカはどのように対処しようとしているか、そして日本はどのように対応すべきなのか、実に重たい話が続きます。何分にも書かれた内容は、2004年当時の政治情勢を背景に書かれているとから内容としては古くなっていますが、国際政治の現実を知るためのテキストとしては古さを感じさせない内容です。

 

ただ、この本の内容を説明するのは難しいと言えます。第一部はイラク現地取材、第二部はアメリカの世界戦略の転向とアジアの将来、第三部は起こり得る米朝戦争のシュミレーションと北朝鮮の思惑、第四部は真実の日米間系、第五部は日本の現代政治の果たしてきたこと、そして最後に新書版の追記ですが、内容が多彩過ぎてまとまりがなくなっている印象もありますが、いずれも新聞や雑誌、テレビでは聞くことがない話ばかりです。また、青山氏は自民党の議員ではありますが、小泉元総理など自民党の元総理に関しても容赦なく批判されています。

 

この本の中にはご紹介したい話は数多くありますが、一つだけ紹介させて頂きます。

 

 

 戦争はアメリカの最大の既得権益です。軍需産業だけでなく、経済のほぼすべてが戦争と繋がっていて、ハリウッド映画といった文化まで戦争が主人公です。

 だから既得権益から疎外された黒人でないと「戦争をしない」という約束はできない。日本のジャーナリストの中には「オバマは神の子だ。だから黒人差別を乗り越えた」とテレビで叫んだ人もいます。それは現実からとても遠かった。

 神の子のはずのオバマさんは大統領となって、かつて国際法をまるで無視してアメリカ大使館を占拠したイラン、アメリカが悪魔と呼んだイランと手を組みました。

 なんのために。戦争をイランに頼むためです。それも本当はブッシュ政権の時代に芽があるのは、原著で指摘している通りです。

 オバマ大統領のもとでアメリカ軍が身動き取れなくなったのを見た世界は、一斉に変わり始めました。

 たとえばイランとシリアのそれぞれ北部にまたがる地域では、自称イスラーム国(IS)という新しいテロ組織が、女性を性奴隷にし、日本人の首を刎(は)ね、やりたい放題となりました。オバマさんは、この自称イスラーム国と戦うために米軍の地上部隊を出すことをせず、アメリカ大使館を占拠したイラン革命防衛軍に頼んだのです。

 イランの革命防衛隊は、国防省のもとにあるイラン国軍と違い、実質的に宗教指導者のもとにあり、動きやすいのです。したたかなイランは、見返りに、アメリカなどの西側諸国と核合意なるものを二〇一五年に結びました。日本の報道では、これを「イランに核を放棄させた」と伝えていますが、とんでもない、逆です。

 時間を掛けてゆっくりと、量も少なく、質もやや落としさえすれば核兵器を作って良し、それが核合意です。

 イランは長年、北朝鮮と共に核開発をしてきました。イラン政府が否定していることは公平を期すために記しておきます。しかし世界の本物の核問題の専門家で知らない人はいません。

 北朝鮮は、イランからドルが入ってくることを期待できることになりました。オバマさんがイランへの経済制裁を解除して、イランは凍結されていた十二兆円の海外資産のうち、八兆円分が手に戻り、そこから北朝鮮に「予約金」を支払われたとみられます。

 だから突然、北朝鮮の金正日書記長に続く金正恩委員長の独裁政権は日本の安倍政権と拉致問題について交渉しなくなったのです。拉致被害者は、またお金の当てが無くなったときのために取っておくつもりです。

 いま記した通り、金正日書記長の三男坊、金正恩さんは三十六年ぶりに朝鮮労働大会を開いて「委員長」に就きました。何のことはない。祖父の金日成主席のそっくり真似をする道を歩いているだけです。

 拉致被害者を取り返せずに、こんな個人的欲望の支配する国に囚われたままにしている現実は日米合作のようなものです。

 いずれも世に出ていない、イラク戦争の真実、オバマ大統領のほんとうの姿、これらが物語るのは、アメリカが「世界のどこでも、いつでも支配できる軍事力」をすでに見失ったということです。

 

壊れた地球儀の直し方 扶桑社 P483-P485

 

この話に続き、小泉元総理の批判が続きますが、長くなりますので、割愛させて頂きました。

アメリカのイラク戦争の話やイランの核合意の話はニュースなどで聞いてはいましたが、こんな話があったとは、全く知りませんでした。管理人が新聞やテレビのニュースを信頼しなくなったのも新聞やテレビではこんな話をする解説者もなく、ましてオバマ大統領の政策が日本人の拉致問題にまで影響していたとは、全く知りませんでした。

 

この本の中で著者は自分の頭で考えることの大切さを説かれていますが、自分の頭で考える前に何が起きているのかを知ることの方が大切な気がします。しかし、情報化社会とは言いながらも、今の世の中で何が起きているかを知るのは、簡単ではない気がしています。テレビや新聞では、毎日ニュースが流されていますが、本当に大切な話は報道されることなく、意図的に無視されているのではないかと思うことが多くなりました。

 

以前から漠然と感じていた疑問の数多くが、この本を読むことでその疑問が解けた気がしました。新聞やテレビの情報を鵜呑みにしているだけでは、本当の事は何一つとして分からないと改めて実感しました。しかし、自分の頭で考えるには、世の中で本当は何が起きているのか、自分で調べることが大切であると思います。その意味では、インターネットの普及は大きいと思います。10年以上前ならば、新聞やテレビ、週刊誌などの情報以外の情報源は限られていましたが、最近はネットでニュース番組なども配信されていることから情報が集めやすくなりました。その意味では、少しずつではありますが、世の中が変わりつつあるのでしょうか?

 

 

ご相談は こちらから

at 00:19, 星 良謙・子授け地蔵, 本の紹介

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「天皇は本当にただの象徴に堕ちたのか」を読んで(星)

評価:
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1月の中旬に胃腸風邪を引き、体調を崩してしまいました。

少し良くなかったかと思っていたら今度は発熱・・・・・

 

{{{{(+_+)}}}} 寒気が・・・

 

再び、ダウン・・・・

 

何だかんだで数日間寝込んでしまいました。

 

そんな訳で、このところ投稿をお休みさせて頂いていました。m(_ _)m

 

しかし、やっと体調も戻りましたので、投稿を再開させて頂きます。

 

本題に入る前に、気になる話を見つけましたので・・・・

 

中国5つ星ホテル 便所掃除用具を食器に使い歯ブラシ使い回し こちらから

 

中国に続き韓国でも…五つ星ホテルがトイレ掃除用のスポンジでコップを洗い物議=「国際的な恥」「市内の食堂がよっぽどきれい」―韓国ネット こちらから

 

また、在日韓国人の方も韓国旅行に対しては警鐘を鳴らされています。

 

在日朝鮮人から見た韓国の新聞 平昌オリンピック : 食中毒テロでまたしても被害者様出現の予感 こちらから

 

それはさておき・・・・

 

久々に法律の専門書を読みました。

明治天皇の玄孫で有名な竹田恒泰氏の書かれた「天皇は本当にただの象徴に堕ちたのか 〜変わらぬ皇統の重み〜」です。

この本は、新書ではありますが、382頁とこれでも新書かと思う程の分厚い新書です。

一般的な新書の2冊分とは言いませんが、それに近い文章量です。

 

そして内容はと言えば、憲法の解釈についての学術論文ですので、憲法の専門的な解釈が延々と続きます。管理人は、法学部出身ですが、考えてみれば、憲法の講義を受けた記憶がありません。憲法は選択しなかっただけなのかもしれませんが、いずれにしても憲法の学術論文を読むのは初めてでした。法律の専門書を読むことは、大学を卒業して以来の事であり、学術書にありがちな言い回しに慣れるのに少しばかり時間がかかりました。本を半分ほど読み進めたころになり、やっと大学の講義を受けているような気分になりました。その意味では、面白い内容の本ではありましたが、あまり一般向きの本ではないとの印象が残ります。

 

それでもこの本の内容は、一般向きに書き改めたダイジェスト版とのことであり、本来の学術論文はいずれ出版されるとの告知がありました。この本がダイジェスト版ならば、本来の論文はどれだけの文章量になるのだろうかと考えてしまいます。いずれにしてもかなりの文章量になることは間違いがなく、読むのは大変かと思いますが、完全版が出版されたならば、読んでみたいと思います。

 

さて、この本の内容に少し触れておきますと、今の憲法学者の主流派の意見によれば、今上天皇は2代目とされていることに驚かされます。これは冗談でも何でもなく、今の憲法学者の多くは、今上天皇は125代ではなく、2代目の天皇であるとの意見が主流だそうです。これは大日本帝国憲法(明治憲法)と現行の憲法に連続性を認めることができないことから大日本帝国憲法(明治憲法)に定められた天皇と現行の憲法が定める天皇は、全く別であることから今上天皇は125代ではなく、2代目の天皇であるとされています。

 

これは、8月革命説と呼ばれる意見だそうですが、大日本帝国憲法(明治憲法)は天皇主権の憲法であり、現行の憲法は国民主権の憲法であることから大日本帝国憲法(明治憲法)と現行の憲法に連続性を認めることはできず、ポツダム宣言を受諾したことで革命が起きたとされています。そのため、戦前までの天皇と戦後の天皇は、同じ天皇ではあっても内容は大きく異なり、全く別の存在であるとの意見が、現在の憲法学者の主流だそうです。

 

その意見に真っ向から反論しているのが、この本の内容であり、大日本帝国憲法(明治憲法)と現行の憲法では何が変わったのか、大日本帝国憲法(明治憲法)における天皇の権限と役目、議会や大臣との関係、現行憲法における天皇の役目などを一つずつ検証しながら話を進めることから話は非常に煩雑となりますが、学術論文である以上は煩雑なのは避けられないと思います。また、大日本帝国憲法(明治憲法)と現行の憲法の比較だけでなく、現行憲法の成立の背景にあった占領軍の意向などについても触れていますので、改めて現行の憲法について学ぶことにもなります。

 

著者の竹田恒泰氏の意見としては、日本帝国憲法(明治憲法)と現行憲法には連続性があり、天皇の役割も日本帝国憲法(明治憲法)と現行憲法には大きな差を認めることができなとの結論ですが、政治思想に関係なく、純粋に憲法解釈として考えても竹田氏の意見の方が正論ではないかと思いました。

 

この本の中で取り上げられている内容は、天皇に関することが大半であり、九条の話は一切登場しませんが、お勧めの一冊です。但し、元は学術論文ですので、少しばかり難解です。

 

 

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at 21:14, 星 良謙・子授け地蔵, 本の紹介

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捏造されたマナー(星)

椿の花が咲いていました。

 

 

 

それはさておき・・・・

 

今回は本の紹介です。

暫く前に「偽書と奇書が描くトンデモ日本史」を読みました。まさしく古代の偽書から現代の偽書まで続くの偽書の歴史をまとめた内容の本であり、それなりに面白い本でした。何分にも新書版であり、偽書を網羅するような内容であることから、個別の本は深く掘り下げられていないませんが、これだけ多くの偽書を取り上げている本は珍しいと思います。歴史を勉強していますと、偽書の問題は避けて通れないことから偽書に関する本は、何冊か読んでいますが、知らなかった偽書の方が多かったと言えます。

 

しかし、その中でも少し興味を持ったのが、今回ご紹介する「江戸しぐさの正体」です。近年の偽書と言えば、竹内文書・九鬼文書(くかみもんじょ) ・東日流外三郡誌(つがるそとさんぐんし)と言った超古代史の印象がありましたが、この本は江戸文化を対象とした内容であることから少しばかり興味を持ちました。そこで早速取り寄せてみました。

 

「江戸しぐさ」と言っても何のことか分からない方も多いのではないかと思いますので、wikiから引用します。

 

芝三光(本名:小林和雄、別名:うらしまたろう、1928年 - 1999年)が提唱し、NPO法人江戸しぐさが「江戸商人のリーダーたちが築き上げた、上に立つ者の行動哲学」と称して普及、振興を促進しているものである。

 

このように書きますと今一つ分かりにくいのですが、江戸時代のマナーとして道ですれ違ったときに傘を傾けてぶつからないようにしたとされる「傘かしげ」、乗り物が混んでいるとき、こぶしをつけて後から来る人のためにスペースを空けるというしぐさ「こぶし腰浮かせ」、狭い通路ですれ違う時にお互いが右肩を引いてすれ違う「肩引き」などの話を聞いたことはないでしょうか。これらの話は、マスコミなどで取り上げられている話であり、管理人もTVで見た記憶があります。

 

この「江戸しぐさ」はマスコミで取り上げられているだけでなく、学校教育の現場で取り上げられたり、社員教育で取り上げられているようですが、流石にねつ造された話が学校の教育現場で生徒に教えられていることは異常であり、問題があります。管理人もテレビで見た時には深く考えせず、また教科書にも採用されていると言った話は全く知りませんでしたが、時代背景から考えるとつじつまが合わない話ばかりであり、とても信頼できる内容ではありません。

 

江戸時代のマナーとして道ですれ違ったときに傘を傾けてぶつからないようにしたとされる「傘かしげ」の場合には、江戸時代には傘は高級品であり、庶民は主に蓑や頭にかぶる笠を使用していた事、和傘は洋傘に比べ、すぼめたまま手で固定することが楽な構造であったことから傘をすぼめるようにしていたと思われること、当時は道に面した土間を店頭や作業場に用いていたことから、「傘かしげ」をすることで道に面した家の人に迷惑を掛ける可能性が高いと指摘されています。

 

この本の前半は、「江戸しぐさ」の概略の解説、「江戸しぐさ」の検証が中心であることから比較的読みやすいのですが、後半となりますと、「江戸しぐさ」の創設者とも言うべき故芝三光氏の生い立ちや「江戸しぐさ」が捏造された経緯の推察、そして「江戸しぐさ」を普及させた越川禮子女史、NPO法人化や企業への浸透に尽力した桐山勝氏の話となり、読んでいて気分が悪くなります。著者は、「江戸しぐさ」の捏造の経緯を年寄りの愚痴と妄想の産物であり、その年寄りの愚痴と妄想の産物を金儲けに利用したとの内容ですが、どこか魔女狩り的な内容です。

 

捏造された歴史を学校で教えることなど許されることではないのですが、「江戸しぐさ」の普及に自民党や安倍総理が加担しているとの内容には疑問を感じました。自民党を弁護する気持ちもありませんが、どこか週刊誌の飛ばしネタのような胡散臭さを感じてしまいました。恐らく著者は、反権力志向の強い方なのではないかと思いますが、そんな方でもなければ、こんな本を欠く気にならないのではないかと思います。

 

この本の中では、荒唐無稽な話に対して専門家が無関心な理由が書かれていますが、荒唐無稽な話を広めようとする人は、荒唐無稽な話を利用して金儲けをしたり、政治的に利用しようとします。それに対して荒唐無稽な話を否定する人は、中傷や個人攻撃を受ける可能性はあっても得られるメリットはほとんどありません。その意味では、自分から火中の栗を拾う行為であり、この本の著者である原田実氏は腹が据わっている人物と言うべきでしょうか?

 

これは心霊世界の話でも同じであり、荒唐無稽とも言えるような話は数多く聞いていますが、それを真っ向から否定するような本を書けるかと言われますと、やりたくはありません。それを行うことで得られるメリットは限りなく少ないのに対して煩わしい思いをする可能性だけは非常に高いだけでなく、検証ができない世界の話ですので水掛け論で終わる可能性が高くなります。その意味では、心霊世界では荒唐無稽な話が氾濫しやすいと言うべきでしょうか?

 

参考サイト

「江戸しぐさ」はやめましょう。:何が問題か。なぜ広がったか。 こちらから

「江戸しぐさ」はやめましょう2:質問疑問にお答えして:子どもに伝えてはいけない理由 こちらから

 

 

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at 12:15, 星 良謙・子授け地蔵, 本の紹介

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ホットリーデング(星)

「メンタリズムの罠 ダレン・ブラウン著」では珍しくホットリーディングの具体的な手口も紹介されています。コールドリーディングは比較的具体的なテクニックが紹介されていることは多いのですが、ホットリーディングの具体的な手口が紹介されていることは、あまりありません。この本の中で紹介されている話は、前回の投稿でご紹介しました霊媒師がステージ上で降霊するショーで実際に行われたホットリーディグと書かれています。

 

前回の投稿でご紹介しましたが、本題に入る前にホットリーディングとは何かをご紹介しておきます。

 

ホットリーディング

相談相手や調査場所に関する情報を事前に入手しておいて、あたかも特殊な能力で読み取ったかのように語るテクニック。あるいはそれを用いて相手を納得させる手法。一部の霊能力者、超能力者、占い師、詐欺師などはこの手法を用いて相手を信用させる。

 

さて、この本の中で紹介されている手口を紹介しますと、イベントを開催する前に開催地の地元紙を調べて事故死を調べたり、遺族から送られてくる膨大な数の手紙から情報を得ます。この本の中で紹介されている女性の場合には、事故で息子を亡くされていた遺族でしたが、霊媒師がこの方の息子からメッセージを受け取ったことから無料で招待してメッセージを伝えたいと電話があったとのことでした。遺族の女性は電話でメッセージを伝えて欲しいと依頼されましたが、できないと言われイベントに参加されました。そして目印になるように赤い物を身に着けるように依頼されたそうです。

 

ここまで書けば、後はお分かりになると思いますが、後の展開を引用させて頂きます。

 

その女性は赤いセーターを着て会場へ行き、席に着いた。ストークスが舞台に出てきて、数人の観客のリーディングを行った。途中でリーディングが何度かはずれ、やや雰囲気が悪くなると、ストークスは客席のほうを向いてその女性を指差した。「あそこに女性がいます。赤い服を着た女性です。幼い男の子が来て、その女性はママだと言っています。そこにいますね?」女性は仕方なく手を上げ、立ち上がった。

「息子さんを失いましたね・・・・溺れたんだと、息子さんは言っています。そうですね?」

「名前はジャックだと、息子さんは言っています」

 はいジャックです。

「息子さんはあなたを愛しているし、あなたにできることは何もなかったと言っていますよ。ありがとう。もう座っていいですよ。神の祝福がありますように」

 我ん張りの拍手。

 

※ストークス このイベントを開催した霊媒師の名前

 

メンタリズムの罠 ダレン・ブラウン著 P437-438

 

この女性が自分が利用されたと知り、激怒されたのは当然ですが、自分のプライベートなクライアントを観客の中に紛れ込ませておく手法もあるようです。この場合は、クライアントに故人からのメッセージが来るかもしれないからスタジオに来るようにと指示され、霊能者は、観客にクライアントが抱えているトラブルを既に知っていることを隠してリーディングします。

 

これらの場合には、既に分かっていることをリーディングしたかのように見せかける手法ですが、仮に本当に亡くなった方からのメッセージであるとしても、伝える意味がない程度の内容である気がしてしまいます。どうせ言うならば、天国にいるから安心してと言う方がまだ気が利いている気がしますが、観客は事故死した息子からメッセージがあったと確信して拍手喝采したと言うことになります。

 

日本でも亡くなられた方を呼び出してメッセージを伝えることを仕事にされている方はいるようですが、何を伝えているのだろうかと疑問を抱きます。コールドリーディングやホットリーディングを駆使している可能性もあります。特に亡くなられた方からのメッセージとして、誰にでも当てはまるような一般的な話を話し続けていた場合には、疑われた方が良いと思います。

 

さて、話を戻しますと、この本の中では、著者のダレン・ブラウンがイギリスにある霊能者の教室に番組の企画として潜入取材したときの話が紹介されています。イギリスに霊能者の教室があることにも少し驚かされましたが、イギリスでは霊能者が一般向きに霊能力を磨くための教室を開催しているようです。番組の企画として潜入取材をしたものの、霊能者の霊視があまりにも見当はずれであったことから企画ばお蔵入りしたそうですが、この話に続き、霊能者の教室の実態が紹介されていました。

 

 こうした「正直な」な霊能者を見ていると、彼女たちがコールド・リーディングのテクニックを何も知らないことがハッキリわかった。彼女たちはむしろ、毎週あつまってお互いのエゴを愛撫し合いながら(彼女たちは実際のクライアントよりもお互いの指摘を積極的に「当たり」にしようとしていた)、曖昧な話し方、直感を神格化する術、失敗を正当化するテクニックを学んでいた。他人が時間とお金を費やして偽りのテクニックを学びたがっても私がとやかく言う筋合いではないが、明らかな自己欺瞞を目(ま)の当たりにするのは悲しいものた。

 

メンタリズムの罠 ダレン・ブラウン著 P455

 

以前にも書きましたが、不成仏霊とは無縁な人生を生きたいと願っていましたが、霊能力を磨きたいと考えたこともない人間ですので、お金を払って霊能力を高めたいと思い方の気持ちが分かりません。霊能力に憧れる方は多いようですが、霊能力を持つとは、不成仏霊の影響を受けやすくなることにもなりますので、個人的にはお勧めしません。道義的な責任を別にするならば、コールド・リーディングのテクニックを覚えて霊能者を装っていた方が安全ではありますが、お勧めはできません。

 

そういえば、以前にテレビに頻繁に出演されていた霊能者もイギリスで勉強されていたとか・・・・

これ以上は、控えます。

 

 

ご相談は こちらから

at 20:05, 星 良謙・子授け地蔵, 本の紹介

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コールドリーディング(星)

「メンタリズムの罠 ダレン・ブラウン著」を4回にわたって取り上げましたが、今回で終わりにさせて頂こうかと考えています。繰り返しとなりますが、この本の内容は雑多です。しかし、メンタリズムの技術が心理学や誤認誘導、記憶術、トリックなど幾つかの技法の応用であることからメンタリズムについて語ろうとするならば、内容が雑多になることは避けられないと思われます。また、もう一つの理由としてこの本の著者のダレン・ブラウン氏が、超能力や霊能力に対しては懐疑的であり、否定的な立場であることも要因の一つと思われます。

 

しかし、著者は超能力や霊能力の否定論者の急先鋒として祭り上げられることに対しては快く思っていないことを書かれています。超能力や霊能力に対しては懐疑的ではあってもマスコミの取材では、可能な限り、批判的な言葉を避け、慎重に言葉を選んでインタビューに答えても、紙面では超能力者や霊能者に対する挑戦的な言葉が並び、超能力や霊能力の否定論者の急先鋒と祭り上げられていると書かれています。

 

これは分かる気がします。個人的には新興宗教や霊能者に対して懐疑的であり、超古代文明や陰謀説に対しても懐疑的ではありますが、超能力や霊能力、超古代文明、陰謀説の否定論者ではありません。理由は、すべての新興宗教に詳しいわけでもなく、数多くの霊能者を知っている訳でもありません。限られた数の新興宗教や霊能者を知っているだけであり、その限られた体験だけで語るのは決めつけでしかありません。また、超古代文明や陰謀説にしても噂程度の知識しかないだけでなく、それが都市伝説であると断定できるだけの知識もありません。

 

そのため、新興宗教や霊能者の批判の急先鋒に祭り上げられたくもありませんし、果てしない論争を繰り広げる気もありません。しかし、新興宗教や霊能者の実態に関しては、一般の方よりは詳しいと思いますし、霊能力の危険性についても承知しています。新興宗教や霊能者とは、密接な関係がありますので、霊能力について語ることが新興宗教や霊能者について語ることができるのではないかと思います。

 

管理人も数多くの神霊から色々な事を教えて頂いていますが、自動書記や霊視などの能力は実に不安定であり、無意識に先入観で作り上げられた妄想の可能性、低級霊の惑わしなどの危険性が常にあります。また、本人は無自覚ではあるとしても自己愛型人格障害や妄想性人格障害などの妄想を伴う病気を疑わなければならない可能性もあります。そのため、人によっては、自動書記などの心霊世界からの言葉の大半は、妄想であると断言する方もいます。

 

しかし、すべてが妄想の産物かと言えば、そうとも限らないと言えます。いずれは自動書記の信頼性について書きたいと思っていますが、潜在意識の妄想だけでなく、低級霊の惑わしの問題があることから霊能力について語ることは容易ではありません。また、厄介なことは、霊格の高い神霊か、低級霊かの見極めが簡単ではないこともあります。そして一番厄介な問題は、相手が考えていることや相手の経歴などを読み取る能力が霊能力と考えている方が多いことです。

 

これまでに数多くの神霊と話をさせて頂いた経験から書きますと、霊格が高くなればなるほど、教えについて語られることはあっても、心霊現象に関しては語られなくなります。不成仏霊の正体やどこで何をすれば良いのかなどを具体的に教えて頂けることは皆無に近いと言えます。稀に深刻な霊障に悩まれている方の対策を教えて頂ける場合もありますが、その大半は明確な言葉ではなく、気付きです。その経験がありますので、当て物的な霊能力に関しては、少しばかり疑問を抱いています。

 

ある霊能者は、当たると評判の占い師には、狐や蛇の動物霊が占い師に教えていると断言されていていました。個人的には、この占い師は霊障が酷いと思う場合には、可能な限り関わりを持たないことにしていますので、狐や蛇の動物霊が占い師に教えているかどうかは分かりませんが、霊格の高い神霊ならば、相手を驚かすようなことを指導されないのではないかと思います。

 

さて、これらの話は霊能力の存在を前提にした話ですが、この本の著者のダレン・ブラウン氏は超能力や霊能力に関しては否定的な立場であり、相手の心理状態や経歴などを読み取るリーディグのトリックを紹介されています。その具体的な方法論が過去にこのブログでも取り上げたことのあるコールドリーディングとホットリーディングです。

 

コールドリーディング

相手に気づかれずに相手からあらゆる情報を引き出すメンタリズムのテクニックです。

メンタリストや心理学者、心理カウンセラー、占い師など人の心理に意図的に入り込む人たちが活用されている。

 

ホットリーディング

相談相手や調査場所に関する情報を事前に入手しておいて、あたかも特殊な能力で読み取ったかのように語るテクニック。あるいはそれを用いて相手を納得させる手法。一部の霊能力者、超能力者、占い師、詐欺師などはこの手法を用いて相手を信用させる。

 

著者は、コールドリーディングの一例として霊能力に懐疑的な学生ばかりを5人集め、番号のついた封筒と片方の手の輪郭ほなぞって書き、生年月日と生まれた時間を書き添えた上で、各自が普段からよくの使っている小さな持ち物を封筒に入れて無記名で提出してもらいました。そして各自の人物像を宣言して2時間後に結果を渡しました。そして同じことをスペインとアメリカで行った行い、リーディグの観想を求めたところ、5人に1人は40〜50%当っていると答えましたが、残りの人々は90%台当たっていると評価したそうです。

 

しかし、学生に渡したリーディングの結果はすべて同一の内容であり、思春期の人間ならば誰しもが考えるような内容を書いていただけでした。著者はこれがコールドリーディングの基本的なテクニックであると学生に渡した文章を本に紹介されています。残念ながら管理人がこの文章を渡されたならば、あまりの見当外れな内容に怒る気もなくなるであろうと思いました。ただ、対象が学生であることを考えれば、当然かと思い直して学生の頃の自分に戻った気持ちで読み直しましたが、結果は同じでした。

 

う・・・ん、管理人は学生の頃から変わっていたのでしょうか?

 

ただ、著者が使ったテクニックは分かります。思春期の若者は自分自身の矛盾した側面に悩むことから「内向的」「外交的」と矛盾した2つの性格の間で揺れ動いているを書いておけば、反論できないこと指摘しています。誠実そうな口調や言葉遣いとは裏腹に、どんな意味にもとれるように書くことで、読み側が自分に都合よく解釈するように仕向けるテクニックであると書いています。具体的なテクニックは、この本の中に書かれていますし、検索されてもすぐにテクニックを紹介されているサイトが見つかると思いますが、少し紹介させて頂きます。

 

著者は、霊能者に相談に訪れる人は、霊能力を受け入れいるだけでなく、奇跡的な解決策を求めていることから騙す側としては、非常にだましやすい相手である指摘しています。更に霊能者はいつも核心を突く情報を得られるとは限らず、得られた情報を伝えるだけであると最初に逃げ道を用意するすることで逃げ道を用意します。

 

具体的には、ある言葉を口にして相手の反応を待ち、その情報を付け加えるように促し、付け加えられた情報を最初から知っていたかのように装うのが基本的なテクニックである。そのため、霊能者が最初から知っていたような印象を与えても、実際には相談者が与えた情報であり、霊能者が表現する情報は、多くの人に当てはまる情報でしかないとしています。

 

この本の中では、具体例として霊媒師が会場に人を集め、降霊するイベントの手口が紹介されてます。最初に霊媒師が「年配の紳士が来られました。ここにおられる方と話したいとおしゃっています。名前はジェイムズ、あるいはジミーと言う名前です。」と呼びかけ、会場に来ていた婦人が私ですと舞台に上がり、霊媒師とのやり取りが始まります。

 

亡くなった男性の事を知っていた。

ジェイムズ、あるいはジミーと言う名前しか言っていない。

40代の女性から亡くなったのは、父親と推測

もし、父親でなかった場合には、父親の様な存在と切り抜ける。

 

腰痛があったことを言い当てる・・・年寄りに多い一般的な症状

 

「整理されていない写真があるはず。」

写真は良く使われる小道具・・・・片付けられていない写真のない家の方が珍しい

「廊下に動物の写真を飾っていたのではないか?」

犬を飼ってました。

飼っていた犬を言い当てる・・・・イギリスではよく飼われている犬種

雑種かも知れないと付け加える

 

※指摘が当たらなかった場合には、未来に起きることや相談者が気付いていないことにする。

 

本当にコールドリーディングを用いたショーなのかどうか確認することはできはずもない話ですが、ショーとしては成立しているようです。

 

管理人は、一度だけ亡くなれた直後の方から残された家族への伝言を預かったことはありました。その方は生前によく知っていた方であり、残された家族の方も良く知っている方でしたので、葬儀の際にお伝えしましたが、結果的にお伝えした方の家庭内の事情を知ることになりました。これは決して気分の良い話であるだけでなく、後日に聞いた話では、残されたご家族がどうて夢枕に立ってくれないのかと嘆かれているとのお話をお聞きしました。また、本当に本人からの言葉かの確認が困難なことから基本的にお断りすることにしています。

 

追記

「メンタリズムの罠 ダレン・ブラウン著」の話は、今回で終わる予定でしたが、話が長くなりましたので、次回に続きます。

 

 

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評価:
ダレン・ブラウン,メンタリストDaiGo (訳者)
扶桑社
¥ 1,728
(2013-02-27)

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科学的な考え方(星)

「メンタリズムの罠 ダレン・ブラウン著」を2回連続取り上げましたので、他の話題を取り上げようと思ったのですが、どうしてもご紹介しておくべきと思う話が幾つか残っています。そのため、2回か、3回程、この本の話を取り上げさせて頂きたいと思います。

 

この本の著者は、「第6章 反科学、疑似科学、まずい考え」の中で人間の陥りやすい思考について取り上げています。前回の記事もこの第6章の中の話です。著者は前回の話に続き、科学的な思考についての考察を「科学と相対主義」のタイルで取り上げていますが、ポスト・モダニズムの話から始まります。話としては面白いのですが、唐突に哲学の話から入られますと、読者としては少しばかり戸惑います。感想としては、哲学の話から入る必要のない内容ではないか思います。

 

 

 

 次に、科学的手法は誤解されている。ニュー・エイジや非科学的な思考はほぼすべて、ある考えから出発し、ある考えを裏付ける証拠のみに着目している。そんなことをすれば、どんな信念でも確固たるものになるし、人がどうして奇妙キテレツなことを信じるのかという謎の核心が、これで説明できる。科学は今、同じ理由で責められている。ホメオパシーという"代替"療法は効果があるという事実があるという事実に静かな喜びを覚えるホメオパスがいるにもかかわらず、科学は、そのホメオパスがいるにもかかわらず、科学は、そのホメオパスが数々の治療を成功させてきたことを無視し、ホメオパシーの有効性を認めようとしない人と思っている。科学者は、確かに彼らなりのやり方で世界を見て、彼らなりの方法ですべてを説明しようとしている。科学者は科学者なりのやり方でアロマセラピーを理解し、アロマセラピストはアロマセラピストなりの"ホリスティックな"方法で理解しているのかもしれない。

 

メンタリズムの罠 ダレン・ブラウン著 P359

 

※ニューエイジ

宇宙や生命という大きな存在と自己とのつながりや、人間のもつ無限の潜在能力を強調し、個人の霊性・精神性を向上させることを目指す思想・実践で、一種のサブカルチャーとして広く社会に存在する。

 

※ホメオパシー

「症状をおこすものは症状を取り去る」という原則(類似の法則)のもと、ある成分を極端に希釈し、もとの成分がほとんど残っていない状態まで薄めた液体を砂糖玉に組み込んだ丸薬(レメディ)を服用しつづけると、その成分に関連する疾患を緩和する薬効があると治療法のこと。

 

※ホリスティック

「全体とは部分の総和以上のなにかである」という表現に代表される還元主義に対立する考え方で、一固体は孤立に存在するのではなく、それをとりまく環境すべてと繋がっていると考え方。

 

管理人の仕事は、占いですのでニュー・エイジと言うことになるのでしょうか。別に占いや風水、方位術などが科学的であると主張する気もありませんが、ニュー・エイジに分類されるのは、何か違和感を感じるのは、「ニュー・エイジ」と言う言葉にあまり良くない印象を抱いているためでしょうか。しかし、ホメオパシーに関しては試したこともなければ、身近に試している人もいませんので何とも言えませんが、病気になれば病院に行くと思いますし、現代医学で治らないと思うならば、漢方薬などの東洋医学を頼ることになるとは思いますが、民間療法に頼ることはないと思います。

 

この著者からするならば、管理人のやっている占いや風水、方位術などはすべて非科学的であり、奇妙な話となると思います。また、「ニュー・エイジや非科学的な思考はほぼすべて、ある考えから出発し、ある考えを裏付ける証拠のみに着目している。そんなことをすれば、どんな信念でも確固たるものになるし、人がどうして奇妙キテレツなことを信じるのかという謎の核心が、これで説明できる。」との主張には説得力があります。

 

ニュー・エイジは、民間療法や代替医療、自己啓発、自己実現、臨死体験、心霊主義、占いなど実に様々な分野を含むことであり、一概に語ることは難しいのですが、占いを仕事にしている管理人でも疑問を抱く事柄も含まれているようです。もっとも、占いにしても実に様々な占いがあり、信頼できる占いばかりではないことは事実だと思います。胡散臭いと思いながらも自分で楽しんているならば、問題はないのでしょうが、それを仕事にするとなれば、話は異なります。

 

占う人間の思い込みや信頼性に欠ける占いで得られたアドバイスを相談者が信じて人生の重大な決断をされた場合には、取り返しのつかないことになります。そのため、一つの占いを覚える前に、その占いが本当に信頼できる占いかどうかをできる限り、調べることにしています。そうして信頼できると判断した占いや方位術だけを勉強していますが、少なくともある考えから出発し、ある考えを裏付ける証拠のみに着目するようなことはしていないつもりです。

 

占いの勉強で一番勉強になのは、外れた場合だと思います。占いが外れた理由として考えられるのは、1.その占いの理論体系が信頼できない、2.鑑定結果は正しくても解釈が間違っていた、3.先入観を持って判断したなどです。勿論、占いの勉強になるのは、解釈の間違いであり、先入観を持って占ったとするならば、占い師としての心構えができていないと言えます。しかし、その占いの理論体系が信頼できないことも意外に少なくありません。占い師になろうと考えた際にタロットやトランプ、易だけでは相談者からの依頼に対応できないと考えましたので、幾つかの占いを勉強しようと考ええたのですが、占いの理論体系に疑問を持ったことから勉強しなかった占いが幾つかあります。

 

その占いの中の一つに気学があります。気学は運勢の鑑定だけでなく、相性や家相、方位術なども占えることから非常に便利な占いではあります。資料として何冊かの専門書は持っていますし、すべてを否定する気持ちはありませんが、少しばかり疑問を抱きました。管理人の占いのサイトには、掲載していませんが、相性や家相、方位術などは、別の鑑定方法を覚えました。家相に関しては、風水を覚えましたが、現地を見なければ分からないことが多いことから対面での鑑定が可能な方に限られせて頂いています。しかし、相性と方位術に関してはいずれサイトにも掲載したいと考えています。

 

話を戻しますと、占いに限らず効果があった場合だけを注目して効果がなかった場合を無視してはならないと考えています。その意味では、中国系の占いや術は、四柱推命(先天八字)と紫微斗数、風水の三合派と三元派などライバルとされる占いや術がお互いの技を競い合っていると書かれていますので比較的信頼できると思います。

 

非科学的(で危険をはらんでいる)思考は、まず前提から出発し、その前提を裏づけるものを探すが、科学的思考はまず前提をくつがえそうと試みる。これだけでも正反対だ。「AはBを引き起こす」という前提を科学者が立てたとしたら、AがBを引き起こすケースを探し、自分の前提を立証しようとするのではなく、AがBを引き起こさないことを証明しようとする。このように前提をくつがえそうと奮闘とたあげく、どうやらAは確かにBを引き起こすようだとなったら、その結果を発表する。他の科学者もその発見を何度も確かめる。独自に実験を行い、発表結果が再現されるかどうかを調べ、AがBを引き起こさないことを証明しようとするだろう。最初の科学者の実験に不備があったり、発表された結果が不完全であることが証明されれば、その科学者の評判には大きな傷がつくこととなる。

 

メンタリズムの罠 ダレン・ブラウン著 P360-361

 

科学では再現性が重視されますが、残念ながら占いや方位術、心霊世界の話は検証できないことばかりです。そのため、どうしても荒唐無稽と言えるような話も多いのですが、占いや方位術に関しては、当たったか、外れたか、効果があったか、効果がなかったかは確認不可能ではありません。その意味では、部分的ではありますが、検証が不可能ではありません。しかし、科学実験の様な再現性となりますと、無理があります。

 

ただ、科学における常に検証する姿勢は大切であると考えます。科学でも今の常識とされていることであっても、新しい発見で否定されることもありますが、検証し続ける姿勢は大切ではないかと思います。著者が書いているように、ニュー・エイジと言われる分野では、検証しようとの精神が欠落している気がします。特に民間医療や代替医療に関しては、人の命にもかかわることてすので、個人的には疑問を感じています。

 

民間医療や代替医療でなくても占いや除霊、自己啓発と言った精神世界に関することでも多額のお金と多くの時間を費やしながらも何一つとして成果がなかったとの話を依頼者からお聞きしています。また、新興宗教や霊能者に多額のお布施をしながらも何一つとして問題が解消しなかった方は、占い師に太鼓判を押された事業なのに失敗され、多額の借金を抱えてしまった方などもいました。そのため、精神世界に関わる者は、科学のように検証を重視する気持ちが大切ではないかと考えます。

 

 

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整理してみました(星)

今回も「メンタリズムの罠 ダレン・ブラウン著」の中の話を取り上げます。

この本の著者は、癖が強い方ではあるだけでなく、翻訳本、口述筆記ではないかと思われる文章などの理由から読みやすい本ではありません。また、本の文章量が多過ぎたことから翻訳者が内容を割愛されただけでなく、章立ても変更されているためか、内容にまとまりが欠けている気がします。そのため、お勧めしたい本かと言われれば、悩むところではありますが、面白い話も幾つか紹介されています。

 

その中の一つに3つの箱の中に一つに入った指輪を当てる話です。これはテレビなどでよく見かけるボールとカップを使用したテーブルマジックと同じです。但し、違うのは、マジックを前提にしていないことです。ゲストには分からな状態で3つの箱の1つに指輪を入れ、ゲストにどれか1つを選ばせます。そして選んだ箱の中に指輪がない場合、残りの2つの中の指輪が入っていない方の箱を開きます。その際に、最初に選んだ箱のままを選ぶよりも、箱を変更した方が当たる確率が2倍になるとの話が紹介されています。

 

ところが、この話は何度読み返しても良く分かりません。そこで整理してみました。

 

・箱は、A・B・Cとします。そしてゲストは最初にCを選んだと仮定します。

 

・変更しなかった場合

Aの箱に指輪が入っていた場合

指輪が入っていない箱はBとCですが、Cを選んでいることから開けるのはBとなります。

結果は外れ。

 

Bの箱に指輪が入っていた場合

指輪が入っていない箱はAとCですが、Cを選んでいることから開けるのはAとなります。

結果は外れ。

 

Cの箱に指輪が入っていた場合

指輪が入っていない箱はAとBであり、どちらかを開けます。

結果は当たり。

 

的中率は1/3となります。

 

・変更した場合

Aの箱に指輪が入っていた場合

指輪が入っていない箱はBとCですが、Cを選んでいることから開けるのはBとなります。

そのため、CからAに変更することになります。

結果は当り。

 

Bの箱に指輪が入っていた場合

指輪が入っていない箱はAとCですが、Cを選んでいることから開けるのはAとなります。

そのため、CからBに変更することになります。

結果は当り。

 

Cの箱に指輪が入っていた場合

指輪が入っていない箱はAとBであり、どちらかを開けます。

この場合には、どちらを選んでも外れることになります。

 

確かに確率は、1/3から2/3に上がりますので、確率は倍になると言えます。

この本の中では、次に箱の数を100にした場合が紹介されていますが、逆に分かりにくいと感じましたので、箱の数を4にして考察してみます。

 

・箱は、A・B・C・Dとします。そしてゲストは最初にDを選んだと仮定します。

 

変更しなかった場合

的中率は1/4となります。

 

変更した場合

Aの箱に指輪が入っていた場合

指輪が入っていない箱はB・C・Dですが、Dを選んでいることから開けるのはBか、Cとなります。

Bを明けた場合には、残りはAとC 結果はAを選べば当たり、Cを選べば外れ

Cを明けた場合には、残りはAとB 結果はAを選べば当たり、Bを選べば外れ

結果は当り2回 外れ2回

 

Bの箱に指輪が入っていた場合

指輪が入っていない箱はA・C・Dですが、Dを選んでいることから開けるのは、Aか・Cとなります。

Aを明けた場合には、残りはBとC 結果はBを選べば当たり、Cを選べば外れ

Cを明けた場合には、残りはAとB 結果はAを選べば当たり、Bを選べば外れ

結果は当り2回 外れ2回

 

Cの箱に指輪が入っていた場合

指輪が入っていない箱はA・B・Dですが、Dを選んでいることから開けるのは、Aか・Bとなります。

Aを明けた場合には、残りはBとC 結果はBを選べば外れ、Cを選べば当り

Bを明けた場合には、残りはAとB 結果はAを選べば外れ、Cを選べば当り

結果は当り2回 外れ2回

 

Dの箱に指輪が入っていた場合

指輪が入っているのはD、指輪が入っていない箱はA・B・Cなので、開けるのはA・B・Cとなります。

Aを明けた場合には、残りはBとC どちらを選んでも外れ

Bを明けた場合には、残りはAとC どちらを選んでも外れ

Cを明けた場合には、残りはAとB どちらを選んでも外れ

結果は当り0回 外れ6回

 

変更した場合のトータルは、当り6回 外れ12回 確率は1/2

 

変更しなかった場合の的中率は1/4、変更した場合の確率は1/2となりますので、確率は倍になっていました。

 

だから何だと言われれそうなのですが・・・・

この本の著者は、思い込みや感情で判断することの危険性の一例として紹介されています。

 

 

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at 23:02, 星 良謙・子授け地蔵, 本の紹介

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ちょつと考えてみました(星)

前回に続き、「メンタリズムの罠 ダレン・ブラウン著」の中の話を取り上げます。

 

この本の最終章である第6章の冒頭に数字の印象の話があります。10,000人に1人しか発病しないが、確実に死に至る病気が流行しているとの仮定の話があります。この病気の感染の有無を99%の確率で調べることができる検査があり、その検査を受けたところ、その検査で感染しているとの結果を知らされた場合の話があります。結論から先に書きますと、著者は何もする必要がないと断言しいます。

 

その理由は、検査の確率99%ならば、10,000人が検査を受ければ、100人は感染していないのに感染しているとの検査結果となります。しかし、病気が10,000人に1人しか発病しないのであるならば、感染している可能性がある100人の中の1人しか発病しないはずです。そのため、発病の確率は1%であり、気にする必要はないとの話です。

 

著者としては、検査の確率が99%と考えると絶望的な気分になりますが、検査結果が悪くても発病する確率は1%と考えるならば、全く違った印象になることを言いたいのでしょうが、たとえ話としては、適切ではありません。他の問題ならば、1%の確率は無視できる程度の確率かもしれませんが、死に至る病気の確率となれば話が変わります。

 

これは交通事故の確率に置き換えると話が分かりやすいのではないかと思います。交通事故を起こす確率は1%に満たないかもしれませんが、大半の人は、万一の事故に備えて自動車保険に加入しているのではないかと思います。管理人にしても物損事故を起こしたのは30年近く前だけであり、人身事故は皆無です。そのため、30年程保険料を無駄に払っていると言えますが、無駄とは考えていません。

 

これはリスク管理の問題であり、重大な損失に関わる問題となれば、1%の確率は無視できる数字ではありません。極端な事例ではありますが、テレビ番組の中で福島原発の事故にしても数千年に一度にに起きる地震の可能性を無視して山を削って原子力発電所を建設したことで起きた災害であるとの話を聞きました。また、アメリカの原子力発電所の場合には、数千年に一度の確率で起きる災害に備えること常識であり、数万年に一度の確率で起きる災害に備えることもあるとの話でした。つまり、1%に満たない確率のリスクであっても甚大な被害が予想される場合には、無視すべきではないと言えます。

 

参考記事 東電の44年前の決断、福島第1原発の命運分けた可能性 こちらから

 

※原発事故を事例として取り上げたのは、低いリスクを無視して大災害を招いた事例であることが理由であり、他に他意はありません。尚。原子力発電所の存続に関しては、賛成反対と意見が分かれる問題ではありますが、個人的には、単純に二者択一で語れる問題ではないと考えています。

 

逆に高いリスクであっても無視することに問題がないこともあります。随分と前の事ですが、懇意にしていた衣料品店の店長がバーゲンの時には冒険することを勧められました。これまで着たことがないようなデザインの服や派手かなと迷っているならば、冒険してみることを勧められました。定価で買ってもバーゲンで買っても気に入るか気に入らないかの確率は同じですが、激安ならば気に入らなかった場合の損失額が異なります。そのため、冒険しやすいと言えます。

 

また、高いリスクの極端な事例が宝くじではないでしょうか。ジャンボ宝くじの一等の当選確率は1000万分の1てすので、確率としては話にならない程低いと言えます。しかし、多くの人が一等の当選を夢見て買われます。確率から言うならば、無駄としか言えないことは誰もが知っていながら宝くじを買うのは、夢を見たいからであり、確率は無視されます。

 

まとめますと、確率が低いから無視しても良いとは言えるかどうかは個々の事例で判断すべき問題であり、画一的に語ることができる問題ではないと言えます。その意味では、「メンタリズムの罠 ダレン・ブラウン著」の中で取り上げられた話はあまり適切な事例ではないではないと思います。

 

 

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at 12:31, 星 良謙・子授け地蔵, 本の紹介

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やってみました(星)

やっと確定申告が終わりましたが、今年も例年のごとくギリギリとなってしまいました。

 

C= (-。- ) フゥッ 疲れた・・・と言ったところです。

 

何分にも慣れない事務仕事は、疲れます。


コキッ (。o゜)(゜o゜)(゜o。) コキッ

 

それはさておき・・・・

 

暫く投稿をお休みさせて頂きましたが、投稿したい話は幾つか溜まっています。

その多くは、掘り下げると難しい話になりそうな内容なのですが、今回は軽い話を取り上げます。

 

以前の記事で「メンタリズムの罠 ダレン・ブラウン著」を取り上げたことがありますが、その本の中にカード・トリックの解説がありました。その部分を引用しますと6Pの引用となりますので要約しますと、1組のカードを観客にシャッフルしてもらい、次に2つに分けたトランプの山の一番上のカードをマジシャンに分からないようにお客に見せた後に、1つの山にも戻し、再度シャッフルしてもらいます。そして1枚ずつめくりながら、次のカードがマジシャンに分からないようにお客に見せたカードであることを予言するトリックです。

 

このマジックの種は、トランプを2つの山に分けた際に、一番下のカードを見ておくことであり、一番下のカードがもう一つの山の一番上のカードと連続するようにすることです。つまり、お客に見せたカードの前に来るカードを覚えておくことで、次のカードがお客に見せたカードであることが分かります。しかし、再度のシャッフルをしているはずと思われる方も多いと思いますが、素人がハンド・シャッフルをした場合には、連続したカードがバラバラになることはほとんどないと書かれていました。

 

う・・・んと、ここで管理人は悩みました。

 

ハンド・シャッフルは一般的に行われているカードの切り混ぜ方であり、管理人も占いの際に行っています。鑑定の際には、ハンド・シャッフルとリフル・シャッフルと呼ばれる方法も併用していますが、基本的にはハンド・シャッフルを使用しています。そのため、ハンド・シャッフルではカードが充分に混ざっていないとなりますと、鑑定の信頼性も問題となります。

 

そこで、カードの中から一組の同意札を選び、カードの山の中心辺りに差し込み、ハンド・シャッフルをしてみました。10回試してみましたが、カードが連続していたのは、2回だけでした。他に一組の同意札の間に他のカードが混じっていたのが1回ありましたが、他はバラバラでした。これでは、10回やったならば8回は失敗することになりますので、とても使えないマジックとなります。

 

同意札の間にあったカードの枚数

1回目 5枚 2回目 10枚 3回目 8枚 4回目 1枚 5回目 0枚 6回目 3枚 7回目 8枚 8回目 9枚 9回目 12枚 10回目 0枚

 

※鑑定の際には、最初にリフル・シャッフルと呼ばれる方法で2回から3回程カードをきり混ぜてからハンド・シャッフルをしていますので、連続する可能性は非常に低くなりますので、問題はないと思います。

 

勿論、普段から日常的にカードを使用していますので、一般の方に比べるならば、カードに慣れているとは言えますが、マジシャンやカード・ゲームのデーラーのようにカードを扱うテクニックは練習していませんので、少し丁寧にカードをきり混ぜるならば、この程度の確率になるのではないかと思います。

 

この本の帯には、「私のパホォーマンスは、トリック、暗示、心理学、誤認誘導、そしてショーマンシップでできている」とありますが、この本の内容も「トリック、暗示、心理学、誤認誘導、そしてショーマンシップ」で書かれているのでしょうかと疑ってしまいました。その意味では、この本は「メンタリズムの罠」との題名に相応しい内容の本ではないかと思います。

 

管理人がのように考えたのは、このトリックの話だけではありませんので、次回もこの本の内容を取り上げたいと思います。

 

 

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アスペルガー症候群(星)

とうとう大晦日・・・・

 

あたふた (((^^;)(;^^) ))あたふた

 

年賀状もやっと書き終わりました。

 

これといって何をしたと言う程のことはありませんが、年末ともなると何かとバタバタしていました。

 

気付けばブログの投稿が滞っていました。m(_ _)m

 

年内は霊障の話題を取り上げで年始からは別の話題を取り上げようかと考えていましたが・・・

大分予定が狂ってしまいました。 (- .-)ヾ ポリポリ

 

本の紹介ばかりで怒られそうな気がしていますが、今回はアスペルガー症候群の本を紹介させて頂きます。この本も前回の本と同じく、患者の体験記ともいう本であり、アスペルガー症候群とはものかを知るには良い本だとは思いますが、前回の本以上にまとまりのない気がします。しかし、気軽に読める本であり、管理人は内科と眼科の待ち時間の間に読み終わりました。

 

尚、冒頭に「アスペルガー症候群とは、自閉症の中で知的発達の遅れのないものをいう」とありますが、現在の診断基準では「自閉症スペクトラム障害(ASD)」の中にまとめられていることからアスペルガー症候群の病名は使われなくなりつつあるようです。自閉症とアスペルガー症候群の境界線は曖昧であり、区別できないということのようですが、便宜的にアスペルガー症候群の病名を使用させて頂きます。

 

この病気は、知的発達の遅れがないことから障害と気付くことなく、この本の著者も40歳でアスペルガー症候群との診断を受けられたとありますが、成人になってから気付くことも多いようです。アスペルガー症候群に関しては、原因なども分かっていないことが多いようですが、先天的な脳の機能の偏りが原因のようです。先天的な脳機能の偏りであることから治らないとされています。そのため、本人の自覚と周囲の協力が協力することで社会生活に適応しなければならないと言えます。

 

アスペルガー症候群は、あまり知られていないことからこで特徴を少しご紹介します。

 

1.人間関係に興味がない「社会性の障害」
2.会話が一方的で相手に関心がない「言語コミュニケーションの障害」
3.変化を嫌いこだわりが強い「想像力の障害」

上記の3つがアスペルガー症候群の特徴とされています。

 

具体的な症状は、この本から紹介させて頂きます。

●曖昧な指示が分からない。

「適当に引き上げろ」と言われてもどれくらいの時間かが分からない。

●空気が読めない。

●非常事態に冷静さを保つことができずにむやみに動いてしまう。

●考えていることを口に出してしまう。

●同じ失敗を繰り返す。

●思い込みが激しい

●他人の話を理解することが難しい。

●勘違いが多い。

●視覚認知能力が低い。

●計画を立てるのが苦手である。

●好きな事には一生懸命である。

●2つ以上のことを同時にできない。

●音に敏感である。

●手先が不器用である。

◎社会生活に対応することが難しいことから自律神経失調症やうつ病を併発することも多いようです。

 

また、少し意外だったのが、アスペルガー症候群の人は大人しいだけでなく、攻撃的となる場合があることでした。普通の子供ならば気にも留めない言動を腹立たしいと感じることからかんしゃくを起こしやすい傾向があります。また、これは思い込みが激しく、空気を読むことが苦手なことから相手に不満をまくし立てたりしやすい傾向があることでした。

 

社会生活に適応することが難しいことにおいては、霊障と同じではありますが、先天的な脳の機能の偏りが原因であることから霊障ではありません。社会的に適応することが困難なことの苦悩から霊障に陥って霊障になる可能性はありますが、霊障が解消しても脳の機能が改善するとは思われません。

 

現実的な対応策を考えるならば、本人がアスペルガー症候群について理解するだけでなく、周囲の人間にも協力してもらうことであると思われますが、管理人ならば脳にご利益のあるとされている神社仏閣でのご祈祷を受けられることをお勧めすることでしょうか。いずれにしてもアスペルガー症候群が疑われる場合には、早急に医者の診断を受けられることをお勧めします。

 

 

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at 13:08, 星 良謙・子授け地蔵, 本の紹介

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