あまり知られてははないかと思うのですが、甲子の日は大黒天のお祭りの日です。
その甲子の日が10月2日です。一週間に一回のペースにてアクセスされる方もおられますので、先にお知らせしておきます。
この日に大黒天にお供え物をしてお参りをするとよいとされています。
と言っても大黒天をお祭りしているお寺がそれほど多いとも思えず、また大黒天をご本尊にしているお寺は更に少ないことから、大黒天の朱印を掲載しておきます。PCの画面ではありますが、祈願されるならばその祈願は心霊に届くはずです。
ここでお詫びします。以前にご紹介した甲子の日が平成十七年の甲子の日になっていました。申し訳ありません。m(_ _)m
尚、次の甲子の日は十二月一日です。
愛知県海部郡甚目寺町 大徳院
地図
愛知県稲沢市祖父江町 地泉院
地図
参考までに「大黒天経訓読」を掲載しておきます。
佛説摩訶迦羅大黒天神経訓読
その時に如来、大衆(だいしゆ)に告げて言(のたまわ)く、今この大会(だいえ)の中に、大菩薩あり。名けて大福徳自在円満菩薩という。この菩薩はむかし等正覚を成じて大摩尼珠王(だいまにおう)如来と号す。今自在業力(ごうりき)を以っての故に、娑婆世界に来たりて、大黒天神あらわる。この大菩薩大会(だいえ)の中にて、即ち座よりたち、掌(たなごころ)を合わせ佛にもうして言(もうさ)く。我れ一切の貧窮無福(びんぐうむふく)の衆生において、大福徳をあたえんが為に、今優婆塞(うばそく)の形を現し、眷属の七母女天(ぼによてん)を、三界に遊現(ゆうげん)せしめ。一切の衆生に福徳をあたえんと欲す。唯だ願わくは世尊、我が為に大福徳円満陀羅尼を説きたまえと。その時に世尊貌(かお)を開かせえみを含ませたまいて呪(じゆ)を説きたまいてのたまわく
なまさまんだ。ぼだなん。おんまかきや。そわか
その時に世尊大衆(だいしゆ)に告げてのたまわく。この天神の呪(じゆ)は、過去無量諸仏の出世にも説きたまわす。若し未来悪世(あくせ)の中に諸(もろもろ)の貧窮(びんぐう)の人ありて、此の陀羅尼の名を聞く者は、まさに知るべしこの人は、大摩尼宝珠(だいまらにほうしゆ)を降らし。無量の珍宝(ちんぽう)を湧出することを。そのときに大黒天神、佛にもうしてもうさく、若し末法の中に衆生ありて、この呪(じゆ)を持たんには、我が体を若しくは五尺、若しくは三尺、若しくは五寸に、その形像(ぎようぞう)を刻みて、伽藍(がらん)に安置し。若しくは家内に崇敬せば、我れ七母女天(ぼによてん)の眷属八萬四千人の福徳神(ふくとくじん)を遣(つか)わし、十方に遊行(ゆぎょう)して、毎日一千人を供養せしめん。若し我が所説に虚妄(こもう)あらば、永く悪趣(あくしゆ)に堕(だ)して本覚(ほんがく)に還らず。若し又種々の珍菓美酒等(ちんがみしゆとう)を以(も)って供養する者は、将(まさ)に甘露(かんろ)を降らさん。時に一切の大衆(だいしゆ)。皆大(おおい)に歓喜(かんぎ)して信受奉行(しんじゆぶきょう)し礼(らい)をなして去りにき
をん。まかきやらや。そわか