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予言の書(星)

シナの古い預言書に「推背図」と呼ばれる書物があります。「推背図」と呼ばれる予言の書は、十干十二支の六十の干支で象徴した六十象からなり、各象には易の卦や図や歌が書かれ、その易の卦や図や歌から未来を読み取りますが、読み解くのは難解を究めると言えます。管理人は今から30年以上前に古本屋で「推背図」の解説書である鮑黎明著の「推背図大予言」を見つけ購入しましたが、初版が1984年の本であり、今ではすっかり紙も黄ばんでいます。

 

予言の書と言っても霊能者が神仏から受けた啓示で書かれた内容ではなく、鮑黎明氏はこの本の中で象数易学と呼ばれる難解を究める学問と今では謎とされている「讖緯(しんい)学」によっているのではないかと推測されています。一応、管理人も易は勉強していますが、この象数易学の難解さは半端ではなく、管理人の手に負えるような代物ではありません。この鮑黎明著の「推背図大予言」の中にも象数易学の簡単な解説がありますが、難解です。

 

既に過去となった出来事に関しては、予言が当たっているかの検証は可能であり、歴史的な事実を知った後に「推背図」を読みますと、確かに高い的中率を誇ると言えますが、「推背図」を読み解くのは至難の業です。鮑黎明氏もこの本の中で「推背図」を読み解くことに挑戦されていますが、残念ながら今となっては大きく外れたとしか言えません。そのため、長く本棚に眠っていたのですが、暫く前に読み返したところ、下記の文章が目に留まりました。

 

 そして二〇二〇年にはピークに達するだろう。

 なぜなら、この年の卦は地火明夷(ちかめいい)であるからだ。

「明夷(めいい)」は明るいものが夷(やぶ)れ傷つくの意で、下卦の火が上卦の地の下にあるため、日が地下に入り、地上昏冥(こんめい)なる象なのである。

 

推背図大予言 鮑黎明著 P196

 

鮑黎明氏は、この本の中で象数易学として「皇極経世書」を紹介されていますが、この「皇極経世書」は、十二万九千六百年間の運勢を易で表しています。煩瑣な話は省略しますが、10年ごとの運勢と1年ごとの運勢が易で書かれています。上記の文章もこの「皇極経世書」に書かれた内容の話ですので、本の中に掲載されている資料を確認しましたところ、確かに2020年は地火明夷(ちかめいい)になっていました。易を勉強している人ならこれだけでも十分に驚愕に値します。この卦は、小人が天下を支配する暗黒の世を表す大凶の卦であり、中華人民共和国の現状を的確に表しています。管理人からするならば、これだけでも恐ろしい程の的中率と感心するしかありません。勿論、この後の運勢も山火賁、水火既済、風火家人、雷火豊、沢火革と続きますが、これだけで今後の国家の運勢を予言できる自信はありません。

 

しかし、2021年の山火賁は、飾りや装飾を表し、見栄えは良いが内実は苦しいことを表します。そして2022年の水火既済は、完成を表していますが、易経では完成は崩壊の始まりと解釈しますので、中国共産党の幹部がこの「皇極経世書」の存在を知ったならば、禁書にしたくなのではないかと思います。風火家人、雷火豊、沢火革と続く卦は中国共産党の支配体制の崩壊と読み解くことも可能です。

 

さて、「推背図」には下記の内容の予言があります。鮑黎明氏は、虎の文字があることを根拠に2022年か、2034年の予言ではないかと推定されています。残念ながらこの第五十象に至るまでの予言の解読は外れていることから鮑黎明氏の解読は殆(ほとん)ど参考になりませんが、内容を考えますと、近い将来に起きることを予言していると読めます。

 

第五十象 癸丑 震下地上 復

 

水火相戦

時窮即変

貞下起元

獣貴人賤

 

頌曰

 

虎頭人遇虎頭年 白米盈蔵不値銭

豺狼結隊街中走 撥盡風雲始見天

 

読み下し文

水火相戦(水と火が相戦う)

時窮即変(時きわまればすなわち変じ)

貞下起元 慣用句と思われますが、意味不明です

獣貴人賤(獣は貴く人は賤しい)

 

虎頭人遇虎頭年(虎頭の人が虎頭の年に遇い)

白米盈蔵不値銭(白米は蔵にに満ちても銭に値せず)

豺狼結隊街中走(豺狼は隊を結び街中を走り)

撥盡風雲始見天(風雲を撥盡して始めて天を見る)

 

※豺狼(さいろう)豺はやまいぬのことであり、山犬と狼のこと、残酷で欲深い人。むごたらしいことをする人のこと

 

この予言を読み解くには漢文に精通しているだけでなく、占いの知識も求められることから読み解くのは至難の業ですが、少なくとも大きな混乱を混乱を予言していることは間違いないと思われます。しかし、冒頭にある「水と火が相戦う」と「頌曰」の次の「虎頭の人が虎頭の年に遇い」が何を表しているのかが分かりませんと、予言を読み解くことはできません。

 

また、虎頭の年が寅年を表しているとの解釈は可能ではありますが、虎頭の人が何を表しているのかは分かりません。この点に関して鮑黎明氏は本の中で何も触れていません。そのため、分からないことだらけではありますが、東洋の占いの大家である鮑黎明氏ですら読み解けなかった予言の書を管理人が読み解けるはずもないと言えます。しかし、「皇極経世書」では2022年の水火既済は完成から崩壊の始まりを表していることから何らかの動きがあったとしても不思議ではありません。

 

ここでもう一度、「皇極経世書」の2023年以降の卦を見ますと、2023年が家庭の和合を表す風火家人ですが、2024年は表面的には盛大に見えても実情は苦しいことを表す雷火豊、2025年は改革を表す沢火革であることを考えますと、2022年に何らかの混乱が生じても不思議ではないと思えます。いずれにしても管理人に読み解けるのはこの程度ですが、実際にどうなるかは管理人にも分かりません。

 

 

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at 11:26, 星 良謙・子授け地蔵, 占いの話

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占いと危機管理(星)

掲示板で占い師のゲッターズ飯田氏が2013年に志村けん氏を占った際に「80歳まで運気めっちゃ上がります」「85歳まで運気が絶好調と出ています」と語ったことを批判する記事がありました。この数年は、あまりテレビ番組を見ていませんがので、占い師のゲッターズ飯田についてはほとんど知りません。そんなあまりテレビを見ない人間でも名前だけは知っている占い師ですので、かなり有名な占い師だと思います。しかし、実際に占っているところを見たこともないだけでなく、どんな占いを得意にされているかも知りませんが、占いに関わっている人間としては、少しばかり疑問を抱きます。

 

志村けん氏は、1950年2月20日生まれですので2013年の何月に収録された話かは分かりませんが、誕生日以降ならば63歳であったと思われます。63歳の依頼者が85歳になるまでの運気を占っていますので20年以上先の人生を占っていることになりますが、ゲッターズ飯田氏はどんな占いで20年以上先の運気を占ったのだろうかと疑問を持ちます。管理人も占いを仕事にしていますので、10年後の運気でも20年後の運気でも占うことは物理的には可能ですが、お断りすると思います。

 

カードを使用する占いの場合には、未来予知で可能なのは通常は半年から1年程度であり、長くても2年から3年程度が限界ではないかと思います。現実社会は、様々な偶然が積み重なっているとも言えますので、偶然に左右されることは常にあります。また、神仏の働きで人生が好転することがあるように人生は色々な力が働いているとも言えます。そのすべてを予知することは困難であることから未来予知は、長くても2年から3年程度が限界ではないかと思います。

 

占いによっては、20代の運勢、30代の運勢と言った10年単位の運勢を鑑定する方法もありますが、大運と呼ぶべき大まかな運気であり、10年単位の運気だけで鑑定することはまずありません。これは20代は苦労の連続であったとか、30代は仕事も家庭も順調であったと人生を振り返って語る程度の運気であり、参考にしかなりません。プロの占い師であれば、もっと詳細な鑑定をするのが常識ではないかと思います。

 

長期的な運勢となれば、生まれた日時を利用して占う西洋占星術や四柱推命、紫微斗数などとなります。西洋占星術や四柱推命、紫微斗数などとならば、10年後の人生でも20年後の人生でも鑑定は可能ですが、カードや易などを利用した占いとは異なり、具体的に何が起きるかを読み取ることは難しくなります。西洋占星術で解説しますと、例えば結婚に適した時期や大病をしやすい時期は分かりますが、結婚するか、大病をするかは別の話となります。それを読み取るのが占い師の技量と言えますが、10年以上も続く幸運の時期があるとは聞いたことがありません。

 

逆に10年から20年と言った長期間の運勢を占うならば、事故を起こしやすい時期や大病をしやすい時期があってもおかしくはありません。ゲッターズ飯田氏が2013年に志村けん氏を占った3年後の2016年8月に志村けん氏は肺炎で入院されていますので、どんな占いをされたとしても何らかの兆候は読み取れたのではないかと思います。勿論、依頼者から依頼されていない事柄に関しては占わないのが占い師ではありますが、長期的な運勢を鑑定するのであれば、病気や事故に注意しなければならない時期については鑑定の依頼がなくても忠告するのが占い師としての良心と考えます。

 

依頼人が喜ぶような話ばかりをするならば、依頼者は喜び、上機嫌となることは多く、番組としては盛り上がるのではないかと思います。これが一般的な鑑定であっても依頼人が喜ぶような話ばかりをするならば、依頼者は喜び、上機嫌となり、気持ちよく鑑定料金を支払って頂けるとは思いますが、依頼者にとっては聞きたくないような不吉な話であっても忠告をしなければ、占いをする意味はないと言えます。占いの目的の一つは、危機を未然に防ぐことであり、最悪の状況を回避することです。それを放棄してしまったならば、占いは気休めとなり、娯楽となります。

 

これは危機管理においても同じではないかと思います。無駄になっても良いから万一に備えるのが危機管理であり、危機的な状況に陥らなければ、準備したことは無駄になります。管理人の自宅にも消火器はありますが、お陰様で一度も使用することなく、使用期限を迎える度に買い替えています。また、地震の備えとして非常食などは用意してありますが、物置にしまったままの状態が続いています。占いでこの時期は病気や事故に注意して下さいとの忠告も消火器や非常食を用意して下さいと言っているのと同じであり、何事もなく終わればよい話であり、何も起こらずに占いが外れたと依頼者に思われたとしても占い師としての役目は果たせたことになります。しかし、逆にすべてが順調であり、何も心配ありませんと言っていたのに危機に陥ったしまうことの方が弊害ははるかに大きいと言えます。

 

危機管理の基本は、最悪の状況を未然に防ぐことであり、最悪の状況を前提にして準備をすることです。そのため、今回のような危機的な状況に陥った場合には、最悪の状況に陥ることを前提にして規制をして、最悪の状況を回避できる目途がついたならば、規制を緩めるべきなのですが、政府の対策はあまりにも後手になっているように思えます。中国や韓国からの入国制限にしても経済対策にしても危機管理の基本が忘れ去られているのではないかと思えてしまいます。もし、もっと早い段階で中国や韓国からの入国制限を実施していたならば、志村けん氏も健在であったのではないかと思ってしまうのは管理人だけではないと思います。

 

 

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at 12:59, 星 良謙・子授け地蔵, 占いの話

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大きな買い物(星)

先日のことですが・・・・

 

突然、給湯器のお湯が水に・・・・(T.T )( T.T) オロオロ

 

何分に数年前に自動お湯はり機能が故障したのですが、古すぎて修理不能と言われました。orz

 

それでも給湯機能や追い炊き機能に問題はなかったことから使用し続けていましたが、このところ何度か唐突に電源が落ちることを繰り返しました。修理を依頼した際に聞いた話では、給湯器の寿命は12年から13年と言われましたが、20年近く使っていましたので、流石に寿命と言ったところです。

 

α~ (ー.ー") ンーー この時期に水風呂は辛い・・・・

 

そこで、早速ガス器具店に電話して見積もりをお願いしました。以前にガス器具の点検に訪れた会社の方が親切な方であったことから最初に見積もりをお願いしたのですが、20万を超えるのは確実との話でした。実は電話する前にネットで価格を下調べしていたのですが、ネットでは10万円程度の金額でしたので、丁重にお断りしました。

 

そこでネットで信用できそうなお店を探して見積もりをお願いしましたところ、10万円程度とのお話でしたので、正式な見積もりをお願いしましたころ、追加工事を含めても11万円程度でした。正規の販売店とガス器具店では価格に大きな違いがあると聞いてはいましたが、予想以上の金額の差でした。これがメーカーが違うのであれば話も分かるまですが、同じメーカーの同じ機種ですので、正直なところ悩みます。

 

11万円の出費は頭が痛い話なのですが、この時期に水風呂は辛いのでお願いしました。工事はこれといって問題もなく終わり、給湯器の心配から解放されました。

 

(o⌒.⌒o) ニッコリ

 

今回の件で、一年程前にも似たような経験をしたことを思い出しました。

管理人は、古い軽自動車に乗っているのですが、もう40年近く日産の車に乗っています。理由は、営業マンとは古い付き合いであり、何かと便宜を図ってくれたからでした。しかし、その友人も定年が近くなり、関連会社に出向となりました。新しい担当はいるのですが、何の義理もないことから前回の車検の際に近くのカーショップで車検の見積もりをとりました。

 

(@_@) パチクリ 何これ・・・・

 

この差は何?と思う程の金額差・・・・

 

ディーラーの整備の方が丁寧なのかもしれませんが、驚く程の金額差がありました。即刻、その場で車検の予約

 

自動車保険も見積もりをとりましたが、その場で契約・・・・

 

その店は、トヨタ系の上場企業の子会社のためか、対応も良く、仕事も丁重なことから今ではディーラーとは縁切れ状態となっています。そのため、もっと早く見積もりをとるべきだったと少しばかり後悔しています。

 

管理人は占いの仕事をしていますので、買い物や病院の選択などの鑑定のご依頼が時々ありますが、自分の買い物となると滅多に占いませんでした。しかし、これからは大きな買い物をするときだけでも占う事にしました。

 

 

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at 08:57, 星 良謙・子授け地蔵, 占いの話

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方位の違い(星)

最初に業務連絡です。

「霊界通信 南無阿弥陀仏」と「霊界通信 法華経のこころ」を出版して頂いた潮文社が廃業されました。

そのため、書店では購入することができなくなりましたが、手元に何冊かありますので、購入希望の方がありましたならば、こちらから郵送させて頂きますので、ご連絡ください。

 

それはさておき・・・・

 

アンニュイ様から方位術の記事にコメントを頂きました。「コメント有難う御座います。」

そこで久々に方位術の話題を取り上げてみたいと思います。

 

さて、風水や通書選日などの中国の方位術では、45度の八方位と八方位を3分割した二十四方位が基本となりますが、日本の気学では、東西南北を30度、東南、東北、西南、西北を60度とする八方位が主流の様です。管理人も以前から気学が変則的な八方位を採用している理由が分かりませんでしたが、十二支と方位の関係からこのような変則的な八方位となったようです。

 

ここで中国式の二十四方位を紹介しますと下記の様になります。

 

南  丙(ひのえ)、午(うま)、丁(ひのと)

西南 未(ひつじ)、坤(こん)、申(さる)

西  庚(かのえ)、酉(とり)、辛(かのと)

西北 戌(いぬ)、乾(けん)、亥(い)

北  壬(みずのえ)、子(ね)、癸(みずのと)

東北 丑(うし)、艮(ごん)、寅(とら)

東  甲(きのえ)、卯(う)、乙(きのと)

東南 辰(たつ)、巽(そん)、巳(み)

 

これに対して気学の八方位は下記の様になります。

 

南  午(うま)

西南 未(ひつじ)、申(さる)

西  酉(とり)

西北 戌(いぬ)、亥(い)

北  子(ね)

東北 丑(うし)、寅(とら)

東  卯(う)

東南 辰(たつ)、巳(み)

 

見比べて頂くと分かりますが、中国式の二十四方位から十干と八卦を取り除くと気学の八方位となります。

 

十干とは、甲(きのえ)、乙(きのと)、丙(ひのえ)、丁(ひのと)、戊(つちのえ)、己(つちのと)、庚(かのえ)、辛(かのと)、壬(みずのえ)、癸(みずのと)ですが、簡単に説明しますと下記の様になります。

 

甲(きのえ)は木の兄、乙(きのと)は木の弟

丙(ひのえ)は火の兄、丁(ひのと)は火の弟

戊(つちのえ)は土の兄、己(つちのと)は土の弟

庚(かのえ)は金の兄、辛(かのと)は金の弟

壬(みずのえ)は水の兄、癸(みずのと)は水の弟

 

五行を兄と弟に分けたのが十干と考えて頂ければ、分かりやすいかと思います。

 

八卦は乾(けん)、兌(だ)、離(り)、震(しん)、巽(そん)、坎(かん)、艮(ごん)、坤(こん)となります。

 

少し分かりやすくするために中国式の二十四方位から干支を除きますと下記の様になります。

 

南  丙(ひのえ)、丁(ひのと)

西南 坤(こん)

西  庚(かのえ)、辛(かのと)

西北 乾(けん)

北  壬(みずのえ)、癸(みずのと)

東北 艮(ごん)

東  甲(きのえ)、乙(きのと)

東南 巽(そん)

 

少し整理しますと、東西南北には、十干に配置、西南、西北、東北、東南には八卦を配置されています。

勿論、これには意味があります。十干と八卦にはそれぞれ方位との関連があり、方位との関連で配置が決まっていますが、詳しく解説しますと、河図(かと)や洛書(らくしょ)、先天八卦や後天八卦などの話となり、専門的な話となりますので、割愛します。

 

さて、どうして気学では、変則的な30度と60度の区分になっているかの理由は、気学の成立の歴史にあると思われます。気学は大正時代に園田 真次郎が祖とされていますが、ルーツは江戸後期の松浦琴鶴の方鑑学のようです。

 

参考記事 気学の源流 こちらから

 

松浦琴鶴は、神殺を排除して九星を重視しました。気学でも神殺はほとんど重視されていないようです。その代りに歳破、月破、日破などを重視しますが、歳破、月破、日破は十二支を利用します。神殺と言っても一般の方には馴染みのない言葉ですが、比較的有名なのが、金神や恵方などでしょうか。簡単に書けば、暦に書かれた吉神、凶神のことです。

 

神殺は、十二支十干、八卦の星回りで決まりますので、神殺を不要であると考えるならば、この神殺を排除すると十干や八卦は不要となります。そこで二十四方位から歳破、月破、日破は十二支で利用する十二支だけを残して十干や八卦を取り除くと、気学で用いられている方位となります。しかし、十二支を均等に八方位に振り分けることはできないことから変則的な30度と60度の区分になったのではないでしょうか。

 

管理人は、気学については素人ですが、以前からどうして変則的な30度と60度の区分になっているのかと疑問でした。そこで色々調べてみたところ、どうも十二支との関係が理由ではないかとの結論になりました。

 

 

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at 08:50, 星 良謙・子授け地蔵, 占いの話

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数秘術大全(星)

評価:
アンダーウッド・ダッドリー
青土社
¥ 3,456
(2010-02-11)

暫く前から数秘術に関して勉強し直そうと考えていましたが、数秘術に関しては専門書と言える程の本は少なく、良書と言えるほどの本はほとんどありません。久々に数秘術の専門書を探していたところ面白そうな本を見つけました。

「数秘術大全」 アンダーウッド・ダッドリー著 森 夏樹訳 青土社 3200円(税別)

約600ページ・・・α~ (ー.ー") ンーー

税別で3200円・・・????(-"-)????

専門書であることを考えるならば、この程度の価格は仕方のないことなのですが・・・

内容が分からないことに不安を感じましたが・・・・

思い切って買ってみました。

しかし、読み始めて暫く・・・(-""-;) ムー

数秘術―数の神秘と魅惑 単行本 – 1998/6 2800円(税別)
ジョン キング  (著), John King (原著), 好田 順治 (翻訳)

あまり意味があるとも思われない文章が最後まで続いていました。

同じ失敗をしてしまったか・・・・・
この本も悪い本ではありませんが・・・・
オカルト知識満載の割には、実践の占いにほとんど役立たない印象でした。

実践の占いにはほとんど役立たないことは同じでしたが、この本の著者は何冊かの数学の啓蒙書を出版されているだけの方であり、暫く読み進みましたところ、この本の意図が明確になってきました。

この本は、ある意味数学の啓蒙書です。ただ、数学の啓蒙書ではありますが、数秘術と言う名前の似非数学批判書でした。
その意味では非常に面白い本でした。

この本の主な内容は、ゲマトリアと呼ばれる文字を数字に置き換える数秘術の手法の歴史であり、数秘術者が如何にして聖書の中に登場する「7」や「13」を見出す努力を繰り返したか、悪魔の数と言われる「666」を見出す努力を繰り返したか、その膨大な徒労とも言える努力の歴史の解説です。

また、一般的に数秘術として知られている名前をアルファベットに置き換えて占う姓名判断もそのルーツも紹介されていました。管理人は、このゲマトリアと呼ばれる文字を数字に置き換える占い方には以前から疑問を感じていたことから使用していませんでしたが、面白い話も幾つか紹介されていました。

一般的に通常の数秘術として紹介されている方法は、「A」を「1」としてアルファベット順に「9」まで番号を振り分け、次の「J」は再び「1」に戻り、「9」まで番号を振り分ける方法です。

A 1  B 2  C 3  D 4  E 5  F 6  G 7  H 8  I 9
J 1  K 2  L 3  M 4  N 5  O 6  P 7  Q 8  R 9
S 1  T 2  U 3  V 4  W 5  X 6  Y 7  Z 8

具体例
山田 太郎

まず、ローマ字に置き替えます。 YAMADA  TAROU
ローマ字を数字に置き換えます。 714141  21963
数字を1桁になるまで足します。
7+1+4+1+4+1+2+1+9+6+3=39  3+9=12  1+2=3

こうして得られた「3」を元に鑑定します。

しかし、文字を数字に置き換える法則は、一種類だけではなく、幾つもの方法があります。法則が異なりますと導き出される数字も異なります。導き出された数字が異なりますと、鑑定結果も異なる結果となりますので、文字を数字に置き換える法則は非常に重要な問題となります。

ここでゲマトリアの歴史を振り返りますとルーツはギリシャ文字にありました。ギリシャでは「α」が「1」、「β」が「2」と数字に対応させて表記させていました。全て紹介したいのですが、何分にもギリシャ文字を入力するのは、大変ですので・・・・

対応している数字は、1桁の「1」から「9」、2桁の「10」から「90」、3桁の「100」から「900」
つまり1桁を表す文字、2桁を表す文字、3桁を表す文字を組み合わせることで数字を表現していました。

これがヘブライ語のアルファベットに応用され、後にギリシャ語の方法に類似したローマ字のアルファベットに置き換える方法が登場しました。これらの方法では、現代の英語に対応させるために「I」と「J」、「U」と「V」と「W」を同一と見なします。

1532年に登場した法則
A 1  B 2  C 3  D 4  E 5  F 6  G 7  H 8  I 9
K 10  L 11  M 12  N 13  O 14 P 15  Q 16  R 17  S 18
T 19  U 20  W 21  X 22  Z 23

1583年に登場した法則
A 1  B 2  C 3  D 4  E 5  F 6  G 7  H 8  I 9
K 10  L 20  M 30  N 40  O 50 P 60  Q 70  R80  S 90
T 100  U 200  W 300  X 400  Z 500

1683年に登場した法則
A 1  B 2  C 3  D 4  E 5  F 6  G 7  H 8  I 9
K 10  L 20  M 30  N 40   O 50 P 60  Q 70  R80  S 90
T 100  U 110  W 120  X 140  Z 150

1707年に作られた「共通カバラ・アルファベット」と呼ばれる法則
A 1  B 2  C 3  D 4  E 5  F 6  G 7  H 8  I 9
K 10  L 11  M 12  N 40   O 50 P 60  Q 70  R80  S 90
T 100  U 110  W 120  X 140  Z 150

三角数の法則
A 1  B 3  C 6  D 10  E 15  F 21  G 28  H 36  I 45
K 55  L 66  M 78  N 91   O 105 P 120  Q 136  R 153  S 171
T 190  U 210   X 253  Y253  Z 276

四角数の法則
A 1  B 4  C 9  D 16  E 25  F 36  G 49  H 64  I 81
K 100  L 121  M 144  N 169   O 196 P 225  Q 256  R 289  S 324
T 361  U 400  X 441  Y 484  Z 529

1603年に作られた法則
A 1  B 6  C 12  D 20 E 30  F 42  G 56  H 72  I 90
K 110  L 132  M 156  N 182  O 210 P 240  Q  272  R 306  S 342
T 380  U 420  W 462  X 506  Y 552 Z 23

この他にも幾つかのバージョンが本の中で紹介されていますが、ここまで来ると訳が分からない状況となります。

さて、一般的に通常の数秘術として紹介されている方法は、19世紀後半から20世紀前半にかけて活躍したニュージャージー州アトランタのジョセフィーン・パリエットが創始者であるとされています。

この本を読む限りでは、ピタゴラスとはあまり関係はない気もしましたが・・・・・

その意味では、非常に役立つ本でしたが、管理人が一番知りたかったことは何も触れられていませでした。

o( _ _ )o ショボーン

at 19:01, 星 良謙・子授け地蔵, 占いの話

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思いやりの欠落(星)

このところ、寒い日が続いています。

{{(>−<)}}サムイ・・・

当然のことながら布団から抜けたくないと言うか、起きたくないと言うか・・・・

何分にもタイムレコーダーとは無縁な生活であり、何時に起きようが、何時から仕事を始めようが怒る人もいません。
遅くまで寝ていることは出来るのですが・・・・
それでもやらなければならないことが多いのが浮草稼業の悲しさ・・・

α~ (ー.ー") ンーー

億単位の貯金でもあればなどと考えていたら・・・・

あ・・・こんな時間 あたふた (((^^;)(;^^) ))あたふた

貧乏暇なしと言ったところでしょうか?

それはさておき・・・

2・3年前の話ですが、千原ジュニアが兄の千原せいじについて「あいつは思ったことを直ぐ口にする」とぼやいていました。そして若手時代に営業に行った際に、送迎の車が古い車だったことから「何で俺らがこんなボロい車乗らなあかんねん!」と散々文句を言ったことがあったそうです。数年後に千原せいじが結婚の挨拶のために奥さんの実家を訪ねたところ、その運転手が奥さんの兄であったことが話のおちでした。

千原せいじには、こんな逸話が数多くあるようであり、千原せいじの逸話は紹介されているHPもあるようです。千原せいじは裏表のない性格であることから見知らぬ人とも直ぐに仲良くなれるなど特異な性格であるようです。裏表のない性格とは「思ったことを直ぐに言葉にする」ことの良い面であり、初対面の人でも親しみやすさを感じる理由かもしれませんが、率直な気持を言葉にすることで無用なトラブルを招く原因となります。

本人からするならば、事実を言っただけであり、間違ったことは何も言っていないと言う気持ちでしょうが、少なくとも数年後に奥さんとなる女性のお兄さんの印象は非常に悪くしたことは間違いはないと言えます。確かに事実を言っただけであると言ってしまえば、それまてですが、問題はそれが事実であるかどうかよりも相手がどのように受け取ったかが問題となります。

勿論、相手の気持ちを考えてばかりいたならば、相手に迎合する事しか出来なくなり、自己主張が出来ない人間となってしまいます。これはこれで問題がありますが、相手の気持ちを考えることが出来ないことはに、良好な人間関係を構築する際に大きな障害となります。

先日、松本明子がこれと似たような話をテレビの番組で話をしていました。松本明子の場合には、自分の自己中心的な性格から招いた失敗談でしたが、本人は自己中心的な性格であるとの自覚がなかったことから自分の言動が相手を怒らしていることが分からず、いつも虐められていると考えていたそうです。

逸話話を聞いていますと、その破天荒な行動に少なからず驚きましたが、本人は周囲の人のことを考えての行動であったとの話でした。つまり、相手の為に良かれと思った言動が相手にどのように思うかを考えていないために、相手に迷惑をかけていることや相手を怒らせていることに気が付かず、相手が何を怒っているのかも分からなかったと話していました。

千原せいじにしても松本明子にしても、どちらも自分の言動が相手を不快にするのではないかとの考えが欠落していることが原因であると言えます。これは持って生まれた性格なのだろうかと考え、数秘術で占ってみました。

千原せいじ 1970年1月25日 基本数 7 デイナンバー 7
松本明子 1966年4月8日 基本数 7 デイナンバー  8

う・・・ん、確かに数字の偏りは見受けられますが、そこまで極端な言動をするのだろうかと悩みました。
2人に共通しているのは、基本数が「7」であることと「3」の欠落です。
基本数の「7」は理想主義や神秘を表しますが、現実を見失いやすい傾向があることから周囲の状況が見えなくなる傾向はありますが、どちらも自分の言動が相手を不快にするのではないかとの考えが欠落しているとまでは言えません。

少し詳しく見ますと、「千原せいじ」は欠落しているのが、「3・4・6・8」です。
「4・8」が欠落していることから慎重さが欠けると思われます。また、「1・5・9」があることから行動力があり、意志を表す「1」が2つあることから自己主張が強いと思われますが、調和を表す「6」が欠落していることから周囲への配慮が苦手と思われます。

感受性を表す「2」があることから感受性はありますが、慎重さが欠落している一方で行動力はあり、周囲への配慮が苦手なことから「7」の持つ弊害の方が大きくなると言ったところでしょうか?

「松本明子」の場合には、欠落しているのが、「2・3・5・7」です。
特徴的なのは、感受性を表す「2」、通信や流動性、活動などを表す「5」、制限と安定を表す「8」が欠落していることです。この3つの数字が欠落している場合には、幼い頃からの劣等感や社交性の欠落を表します。

調和を表す「6」はありますが、家庭環境の不安定さや家族に対する愛情過多を表します。番組の中でも息子に対して異常なほどの愛情を注いでいるとの話がありましたので、感受性を表す「2」が欠落していることもあり、「6」の持つ良さよりも弊害の方が強いと言えます。

全体的な印象としては、「2・5・8」の欠落が基本数の「7」の弊害を大きくしてしまっていると言えます。そして2つの「6」が更に弊害を大きくしてしまっていると言うところでしょうか?

しかし、「松本明子」の場合には、「1・5・9」の数字が揃っていないのに人並み外れた行動力を持つが謎であり、今後の研究課題と言ったところです。もっとも出生年月日が正しいことが前提ではありますが・・・・

細かく言えば、色々とありますが、2人とも持って生まれた性格の影響が強いと言えますが、本人が自覚していれば修正可能な範囲ではないかと思います。いずれにしても事実を事実として言葉にすることで相手傷つけることは無用なトラブルの原因となりますし、親切心からであっても相手の気持ちを無視した言動は、相手を不快にします。

そしてこれらの一番の問題点は、これらの問題点を自覚していないことではないかと思います。松本明子は、自分が自己中心的な性格であると気付いていなかったことから、自分がどうして嫌われているかが分からなかったと言っていましたが、相手の気持ちを無視した親切の押し売りは相手を不快にさせます。持って生まれた性格や育った家庭環境などにも問題があるとしても後天的な努力をするが大切だと思います。

最後に分かっていても「思ったことを直ぐに言ってしまう」「相手の立場になって考えることが出来ない」と言った傾向が非常に強い場合には、ADHD(注意欠陥/多動性障害)や自己愛型人格障害、境界性人格障害などの病気が疑われることもありますので、ご注意下さい。

勿論、「思ったことを直ぐに言ってしまう」「相手の立場になって考えることが非常に苦手にしている」と言ったことだけで、病気と判断するのは危険ですが、ADHD(注意欠陥/多動性障害)や自己愛型人格障害、境界性人格障害などの解説やチェックリストなどを掲載されているサイトは数多いことから、心当たりのある方は検索されることをお勧めします。

at 15:58, 星 良謙・子授け地蔵, 占いの話

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恵方について(星)

明けましておめでとうございます。
旧年中はお世話になりました。
今年もよろしくお願いします。m(_ _)m

さて・・・・

年が明けて初詣に出掛けられた方も多いのではないかと思います。
毎年、正月明けには有名な神社仏閣が参拝者で溢れていますが、江戸時代はその年の恵方の神社仏閣に参拝する風習がありました。
恵方は、最近では「恵方巻き」ですっかり有名になってしまいましたが、恵方とは何かを知っている方は少ないのではないかと思います。

恵方とは何かを簡単に書きますと、「歳徳神(としとくじん)」の巡る方位のことです。しかし、「歳徳神(としとくじん)」自体が馴染みのない言葉ですので、「歳徳神」について少し説明させて頂きます。

「歳徳神」は方位学において重視される吉神であり、暦の本にも必ず言って良い程、記載されている吉神です。
この神は陰陽道において重視される方位神と言えますが、手元の資料から少し引用します。
 


歳徳神(としとくじん)は「は梨采女(はりさいじょ)」である。八将軍の母である。容貌(ようぼう)は美麗(びれい)で、忍辱(にんにく)と慈悲(じひ)を体現している。ゆえに、この神のいる方位は、諸事に用いるのに最も適している。

甲(きのえ)・己(つちのと)の年は東宮の甲、寅(とら)と卯(う)の範囲内にいる。
丙(ひのえ)・辛(かのと)の年は南宮の丙、巳(み)と午(うま)の範囲にいる。
戊(つちのえ)・癸(みすずのと)の年は中宮の丑(うし)・未(ひつじ)・辰(たつ)・戌(いぬ)の各方位にいる。
庚(かのえ)・乙(きのと)の年は西宮の庚(かのえ)、申(さる)・酉の範囲内にいる。
丁(ひのと)・壬(みずのえ)の年は北宮の壬、亥(い)・子(ね)の範囲にいる。

『ほき内伝金烏玉兎集』現代語訳総解説【安倍晴明占術大全】 藤巻一保著


少し解説が必要になると思いますが、陰陽道においては神様が歳月に連動して諸方を巡るとされています。勿論、吉神だけでなく、凶神もいますが、歳徳神(としとくじん)は大きな福をもたらし、凶神の災いを取り除く吉神であり、歳徳神の巡る方位はその年の最大吉方とされています。

文中に登場する八将軍は下記の神様となります。
太歳神(たいさいじん)・大将軍(だいしょうぐん)・歳刑神(さいぎょうじん)・歳破神(さいはじん)・歳殺(さいせつじん)・太陰神(だいおんじん)・黄幡神(おうばんしん)・豹尾(ひょうびしん)

この他にも金神(こんじん)・姫金神(ひめこんじん)などの神も重視されますが、細かく書き足しますと歳徳合・歳枝徳・陽貴人・陰貴人・歳禄・歳馬・奉書・博士・六害・死符などがあります。

これらの神様がいる方位によって吉凶が決まると考えますが、祝い事には良くても伐採には凶とか、土を動かすことには凶でも武道習得には吉とか、単純ではありません。また、これは五行説を元に決められていますが、かなりややこしい理論で決められています。そのため、解説しても四柱推命などを勉強されている方でもなければ、無味乾燥な話となりますので、興味のある方は、『ほき内伝金烏玉兎集』現代語訳総解説【安倍晴明占術大全】 藤巻一保著をお読みください。

難しい話は別にして今年は丙申ですので、恵方は午の方位(南)となります。

尚、移転や土地購入、開店などは吉報となりますが、実際には年の吉凶だけでなく、月の吉凶を調べて判断します。そのため、移転や新築、開業などを検討されている場合には、ご相談ください。占いのショップ・ブログには掲載しておりませんが、鑑定させて頂いております。

α~ (ー.ー") ンーー 最後は宣伝になってしまったような気が・・・・

at 16:53, 星 良謙・子授け地蔵, 占いの話

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机上の空論(星)


春日大社では式年造替のため、20年に一度の国宝である御本殿の特別公開と御本殿の磐座が初公開中です。5月31日までお縄れています。普段は立ち入りが出来ない御本殿前で参拝が可能です。
尚、ご祈祷を受けられますと、拝観料は不要となります。

公開時間 8:30〜16:45

春日大社 こちらから 

国宝 御本殿 特別公開 こちらから

それはさておき・・・・

投稿間隔が少しばかり空いてしまいました。m(_ _)m

このところ少しばかり資料集めに時間を取られていました。ある方から社員教育のご相談を受けました。本来ならば、社員教育の良書をご紹介すべきだったのてすが、思いつきませんでした。占い師の仕事は、雑多な知識が必要であることから経営書や心理学の本を読む機会もありますが、実践的な経営書や社員教育の良書となりますと出会っていません。

そこで、経営書や社員教育に関する資料を改めて探していたのですが、これと言った資料が見つかりませんでした。

α~ (ー.ー") ンーー 困った・・・

考えてみますと、占いの仕事はカードや易の表す抽象的な概念を具体的な事象に置き換える作業であると言えます。このように書きますと分かりにくいかもしれませんので、具体的な事例をご紹介します。

例えば、仕事でも恋愛でも良いのですが、下記の卦を得たとしてます。

火沢暌(かたくけい) 初爻変
易経には「悔いはなくなる。馬を見失うが、追わずとも向こうから戻ってくる。悪人でも心を広くして会えば問題はない。」とあります。
悪人 憎い相手のこと

火沢暌は、「暌(けい)」は、相背くことや反目することを表します。
上卦の火で動いて上がり、沢は低い方に流れることから相背くことを表しているとされます。
また、上卦の火(離)は中女を表し、下卦の沢(兌)は少女を表すことから中女と少女が同居して相背くことを表しているともされています。

「悔いはなくなる。」とは、内部で不和反目して意見が合わない状況であっても、相手が心を改めて悔いがなくなることを表します。
「馬を見失うが、追わずとも向こうから戻ってくる。」とは、頼るべき相手を失っても、相手は他に頼るべき相手がいないことから、いずれ戻ってくることを表します。
「悪人でも心を広くして会えば問題はない。」とは、心を広くして本来であるならば、憎しみを持つ相手に会うべきことを表します。

この卦は、一般的には広い心を持って災いを避けるべきことを表し、焦ったり、短気を起したりしますと失敗を起すことを表すとされていますが、依頼者の状況に置き換えて考える必要があります。

常識的に考えるならば、この卦を得た場合には、依頼者は誰かと反目していると解釈します。その相手とは誰かが最初に考えるべき問題となります。易経では、相手が心を改めて悔いがなくなるとありますが、実際の鑑定では、相手が悔い改めない場合もあります。また、頼るべき相手を失っても相手は他に頼るべき相手がいないことから、いずれ戻ってくることを表しているとされていますが、実際の鑑定では、単純に敵対しているだけの場合もあります。そのため、易経に書かれた状況と実際の状況が食い違うことは少なくありません。

これは、易経が儒教における聖典である四書五経の一冊であり、人生の知恵として書かれています。つまり、意見が対立している相手とどのように折り合うべきかの人生訓として書かれていることが原因であるとも言えます。では、易経の解説が役に立たないかと言えば、そうでもありません。得られた卦がどのような状況を表しているか、易経が何を説こうとしているのかを理解しているならば、依頼者の置かれた状況に置き換えることが出来ます。

これは経営書や社員教育の本でも同じではないかと思います。本の著者が想定するのは、一般論でしかなく、すべての状況を前提にすることは出来ません。そのため、どうしても抽象的な話となりやすい傾向になりやすいことは分かりますが、抽象的な話ばかりが並び、本当に役立つつのだろうかとの疑問を感じることが少なくありません。

 また、経営書では兵法や軍事学の理論が紹介されていることが多いのですが、経営書の中には戦略と戦術の区別すら出来ていないのではないかと思う本が少なくありません。戦略と戦術の区別すら出来ていないのですから、兵站(へいたん)の話など登場するはずもありません。一般の方には、兵站(へいたん)と言っても馴染みのない言葉だと思いますが、簡単に言えば後方支援のことです。しかし、軍事学においては、「素人は戦略を語り、玄人は兵站を語る」と言われているほど重要なテーマです。

戦略と戦術、兵站について書き始めますと非常に長くなりますので、興味のある方は下記のサイトをご覧下さい。
軍事学に興味がないと難しいかもしれませんが、比較的まとまっています。

戦略と戦術について 幸茸のブログ 戦略に対する戦術の地位――名将達が戦術的成果を重視したのはなぜか こちらから

兵站について ニコニコ大百科 兵站 こちらから 

勿論、戦争と経営は異なることから経営書の著者が兵法や軍事学に精通されている必要はないとも言えますが、兵法や軍事学に精通していないのならば、安易に戦略や戦術と言った言葉を使うべきではなく、読者を混乱させるだけでしかありません。しかし、書店の店頭に並ぶ本の多くは、兵法や軍事学の素人が戦略や戦術と言った言葉を乱用している気がします。

現場において求められるのは、抽象的な理論や精神論ではなく、具体的な方法論ですが、抽象的な理論や概念を具体的な方法論にまで落とし込むことは簡単なことではありません。実際の現場では理論通りには行かないのが日常であり、それに対応できなければ、机上の空論となります。

占いでもこの卦を得たから大吉であり、この卦を得たから大凶であると杓子定規に解釈していたらプロとしては失格となります。霊感や直感を頼りにした占いは別として、四柱推命や易、西洋占星術、タロット、トランプなどにはそれぞれ理論体系があります。一般の方からするならば、荒唐無稽とも思えるような理論体系ではありますが、その理論体系を理解していないとカードの意味や易経に書かれた言葉にとらわれて現実を無視した判断をする結果となります。

これは、経営や社員教育においても同じであり、戦略や戦術は現実の戦争の中から生まれた理論ですが、理論として成立すると理論だけが独り歩きすることはよくあります。これは宗教でも同じですが、現実を無視するならばどんな優れた理論も机上の空論となってしまいます。

at 22:57, 星 良謙・子授け地蔵, 占いの話

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曜日の起源(星)

告知です。
3月21日に春日大社で春季先祖祭が開催されます。

日時 3月21日(金) 午前10時〜午後4時 ご都合の良い時間にお参りください。
場所 春日大社 祖先祭祈祷所(そせんさいきとうしょ)

初穂料は一霊位につき、1,000円
郵送での申し込みは可能ですが、電話で申込書の郵送をお願いされる必要があります。

自宅に祖霊舎(神道における仏壇)がお祀りしてある場合には、自宅で神主の方に供養して抱けますが、祖霊舎が祀ってありませんと神道での供養は難しくなります。その意味では、貴重な機会です。

ご先祖が神道家であった場合には、供養されることをお勧めします。

それはさておき・・・・・

占いの話ばかり書いていましたので、そろそろ話題を変えようかと思っていましたが、今回は占いに関しての雑学とも言える話題を紹介することにしました。

まず、古い西洋占星術の本から抜粋して紹介します。
 

中世の占星術が一般民衆の生活の中に如何に深く滲(しみ)みこんだかは、現在それなしには生活できない週日の名称と順序が占星術に由来することからも思い半(なか)ばに過ぎるであろう。人間の運命は誕生日の天象(てんしょう)によって決定せられるのであるが、その最も簡単な意味づけは、どの惑星(太陽および月も含む)が誕生時を支配したということから出発する。ある時刻にどの惑星が地平線から昇り、それによってその惑星の支配が始まるかということから出発する。ある時刻にどの惑星が地平線から昇り、それによってその惑星の支配が始まるかということは、なかなか面倒な計算を要するので、天文学者を兼ねた占星家でなければ容易にしることはできない。そこで誰にもすぐわかる暫定的な便法(べんほう)として、時刻を惑星に命名するために、プトレマイオスの地球中心宇宙構造(第60図)における地球から遠い順番に序列が定められた。

土星、木星、火星、太陽(日)、金星、水星、月・・・・(1)

の順である。そして1日最初の1時間(0時〜1時)の支配惑星が同時にその日の支配惑星となるのである。ところで誕生時に支配した惑星が、その生児の生涯の運命を決定する。これが17世紀まで続いた占星術の鉄則であるが、時刻の命名を1日の最初の1時間から始め、これを惑星(日・月を含む)の数7に相当する7日まで続けると:1日は24時間あるから、各日の第一時間を支配する、従ってまたその日全体を支配する惑星は、例えば第1日の支配惑星が土星であるならば、(1)の序列で土星から数えて4番目の太陽である。以下同様で(第64図参照)結局、7日間の支配星惑星は

土星、太陽(日)、月、火星、水星、木星、金星・・・・・(2)

の順序となる。これが今日われわれの用いている週日の順序と名称にほかならぬ。


第60図




第64図


※携帯の場合には、画像が消えていると思いますが、縮小しますと文字が潰れてしまいますので、原寸大で投稿します。

天象 日・月・星などにみられる現象

西洋占星術 荒木駿馬著 恒星社 P103-P104

この本は、昭和55年に発刊の本であり、西洋占星術を勉強し始めた頃に買い求めた随分古い本ですが、西洋占星術の歴史を勉強するには良い本だと思います。しかし、あまりにも古すぎて古本でも入手は難しいと思います。

それはさておき・・・・

内容が少し分かりにくいことから整理しますと・・・・

1.人間の運命は空の星の配置で決まる
2.その理由付けは、どの惑星が誕生時を支配したから始まる
3.どの星が地平線から昇るかで支配星が決まる

ここまでは、当時の人々に浸透していた考えと言うべきでしょうか?
現代の西洋占星術でも誕生時の地平線の前後5度以内の星を上昇星として重視します。

4.星の動きは天文学者でなければ分からない

今は西洋占星術用のソフトが販売されていますので、星の動きは天文学者でなくても分かります。
ただし、専門的な知識がないと判断は厳しいと思います。

5.誰にでも分かる簡単な方法が考えられた。

その方法が、当時の天文学で地球から遠い順番である土星、木星、火星、太陽(日)、金星、水星、月の順番で、各惑星が一時間ずつ支配する。

6.1日の最初の時間の支配星がその日の支配惑星となる。
7.誕生時に支配した惑星が、その生児の生涯の運命を決定する。これが17世紀まで続いた占星術の鉄則である。

何とも分かりにくい文章ですが、文脈からすると1時間毎に支配惑星が順に替わると言う事ではないかと思われます。

1日は24時間なので24÷7=3 あまり3
そのため、翌日の支配惑星は、4番目の惑星となる。

具体的には、土星から4番目の惑星は太陽(日)、太陽から4番目は月、月から4番目は火星・・・・
つまり、誰もが知っている曜日の順番となります。

誕生日だけで自分の運勢が分かる星座占いの中世版が現在の曜日の順番のルーツと言うことでしょうか?

at 13:58, 星 良謙・子授け地蔵, 占いの話

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周易の落とし穴(星)

梅の花の時期ですが、この2・3年はゆっくりと今年は梅の花を見る機会もなく過ごしています。
それでも、先日神社の境内に白梅と紅梅が咲いているのを見かけました。

忙中閑ありと言いたい所なのですが・・・・

実際は貧乏暇なしと言ったところです。

それでも、今年の中日ドラゴンズに期待できるならば、少しは心が躍るのですが・・・・

α~ (ー.ー") ンーー

何処まで期待していいものか?

それでも期待してしまうのが、ファンの悲しさなのでしょうか?

それはさておき・・・・

前回は、タロット・カードで占った場合の落とし穴について書きましたが、今回は周易で占った場合の落とし穴について書きたいと思います。
※易とっても周易・漢易(断易)・宋易(梅花心易)と3種類あります。また、周易には三変筮・中筮法・大筮法などの鑑定方法がありますが、今回取り上げるのは、周易の三変筮です。

先ずは、具体例として「坤為地(こんいち) 五爻変」を取り上げます。

坤為地 五爻変
原文 六五 黄裳元吉

読み下し文
六五(りくご) 黄裳(こうしょう)元吉(げんきち)
※六は陰爻を表し、五は五爻変を表します。

現代語訳
黄裳を身にまとう。大いに吉である。
黄裳の黄は中央の色、従順さの象徴
裳(現在のスカートのようなもの・下ばかま)

このままでは、意味不明と思いますので、少し解説します。
坤為地は、柔順の徳を表し、消極的に行動すべきことを表しています。そのため、従来の方針を守るべきときであり、自分から積極的に行動すべきではなく、人の意見に従った方が良いことを表しています。
そして、「黄裳を身にまとう。おおいに吉である。」とは、従順の徳に満ち溢れているならば、大吉であることを表します。

易経には、「大いに吉である。」とありますので、易経の本でも大吉の卦として解説している本も多いのですが、実はこれが落とし穴となります。つまり、この卦は従順の徳に溢れているならば、吉となるのであって、すべてが順調となることを表している卦ではありません。

過去の鑑定では、この卦を得た場合には、言いたいことは山ほどあっても、自分の意見は押し殺して周囲の人間や目上の人の意見に素直に従うべきことを表していることが多いようです。そのため、「大いに吉である。」とはありますが、実際の鑑定では衰運の卦であると解釈しなければなりません。

同じような例をもう一つ取り上げますと、天地否 上爻変も要注意の卦です。

天地否 上爻変
原文 上九、傾否 先否 後喜

読み下し文
上九(じょうきゅう)、否(ひ)を傾(かたぶ)く、先(さき)には否(ふさ)がり、後(のち)には喜(よろこ)ぶ、
※上は上爻変のこと、九とは陽爻のことを表します。

現代語訳
否の時が傾いた。初めは塞がっていても、後には喜ぶことになる。

天地否は八方塞を表し、苦労が多くて失敗が重なり、自暴自棄になり易いことを表します。
つまり、出口の見えない苦悩を表す卦です。

易経では、上爻変は物事が極まった状態を表し、この場合には、八方塞の極地を表します。
易の思想では、物事が極まれば、必ず変じ、変ずれば、通じると考えます。この場合には、八方塞の状況が極まるならば、必ず状況は変化すると考えます。

つまり、「初めは塞がっていても、後には喜ぶことになる。」とは、困難な状況が極まるならば、状況は必ず好転するはずであるとの意味です。これはどん底まで落ちたならば、後は上がるだけであるとの考えと同じであると言えますが、「後には喜ぶことになる。」とあるためか、易の本の多くには、大吉と書かれています。

しかし、八方塞の状態から立て直すことは容易ではありません。例えば営業不振で赤字が続き、経営者が金策に走り回っているような会社を立て直すとなれば、並大抵の努力では問題が解消しないのが普通です。過去の鑑定例でも、この卦を得た場合には、会社ならば倒産寸前と言うべき状態が多く、とても大吉とは言えないことが多いようです。

では、易の思想では、物事が極まれば、必ず変じ、変ずれば、通じると考えが間違いかとなれば、間違いであるとも言えません。確かに企業が赤字続きならば、経営の立て直しのために新規の顧客の開拓や業種転換や経営規模の縮小などをしなければなりません。またそれが出来ない場合には、廃業、倒産となることが多いと思います。

もし、経営赤字が極まって倒産となったとしても、変化したことには違いはありません。これは冬になり、草木が枯れても種は残るとの考え方ではないかと思います。つまり、草木の成長が極まったならば、枯れ果てますが、種となって命は受け継がれるとの考え方です。

これは思想としては、間違いでないしても占いの教科書としては問題があります。しかし、易経は儒教の四書五経の一冊であることを考えるならば、当然の考え方であると言えます。そのことを忘れて易経の文章で判断しますと落とし穴が待ち構えています。

※四書五経
中国の代表的な古典の総称で、儒教で経典として尊ばれたものです。
四書は「論語」「大学」「中庸」「孟子」
五経は「易経」「書経」「詩経」「礼記」「春秋」

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at 18:08, 星 良謙・子授け地蔵, 占いの話

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