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気学の源流(星)

今回は久々に占いの話を取り上げますと言っても、少しばかりマニアックな内容です。

久々の投稿なのにマニアックな占いの話かと怒られそうなのですが・・・・・

ああ・・・石を投げないで・・・あたふた (((^^;)(;^^) ))あたふた

m(_"_)m ペコペコ



気学は人気のある占いであり、運勢の鑑定だけでなく、方位術や家相、開運の方法としても利用されています。そのため、気学を勉強されている方は少なくなく、大家と呼ばれている占い師の方も気学で鑑定されているようです。

しかし、管理人も占いを勉強し始めた当初に気学の入門書を読みましたが、少しばかり疑問を感じたことや鮑黎明氏が風水の本の中で気学を否定されていたことなどから気学については深く学ぶこともありませんでした。ただ、大家と呼ばれている占い師の方も気学で鑑定されていることから気学の歴史を調べたことがありました。

気学は園田真次郎氏が創生され、大正14年2月に日本橋小伝馬町の大正館で講習会を始めたことで広まったことは知られていますが、当時はそれ以前の歴史についてははっきりとしたことは分かりませんでした。しかし、最近はインターネットで検索すれば簡単に調べられるようになり、気学のルーツは方鑑術と呼ばれる方位学であることは分かったのですが、出典が不明確な話が多く、どこまで信用できるのかと疑問を感じていました。

暫く前に高根黒門氏の著作である「活盤奇門遁甲精義」の中に気学のルーツについて詳しい話が書かれていましたのでご紹介します。


気学の源流
 さて、気学の源流についても、ここで少し触れておきましょう。気学の源流となったのは、 方鑑学と言われるものです。方鑑学にも幾つかの流派があります。明治の終わりに園田真次郎氏によって気学が創始される以前に、最も普及していたのが、江戸時代の松浦琴鶴の系統の九星を用いる流派だったのです。

 松浦琴鶴は、江戸時代の人物ですが、伯父に当たる松浦琴鶴より方鑑学と家相を学びます。松浦東鶏の方鑑学は、松浦東鶏の著になる「方鑑精義」をみれば明らかなように、「大将軍」や「金神」や「東幡方」等の吉凶神殺を用いるもので、琴鶴はこれに満足しなかったようです。
 ちょうどその頃、中国より「協紀弁方書」「陰陽五陽奇書」などの方位書が輸入されていました。松浦琴鶴著「三元秘用方鑑図解」の「真吉方の弁」の項で、琴鶴は「これまでの方鑑学に基づいたが吉凶が当たらなかった。ここにおいて、昼夜を削り、ついにその真偽を発明した。」と語っています。そして同署によれば、陰陽五陽奇書の中の1冊「三白宝海」の記述をヒントに、本命星と方位に廻座した九星の相克相生による方位術を編み出したのです。これが現代の気学の源流であると言えるでしょう。その後、松浦琴鶴は師匠であり伯父でもある東鶏に対して、自分が創出した九星方鑑学こそが真伝なので考えるを改めるように進言しますが、東鶏は考えを変えず、ついに二人は袂を分かつことになります。

 琴鶴の九星方鑑学は、不要な神殺を極力排除して、神殺方位よりも本命星との方位との九星との生剋の方が優先すると主張したのです。しかし、琴鶴は暗剣殺や破等の凶方位は、九星の吉方位といえども使用できないと言っており、今日の気学の原型は、松浦琴鶴によって作られたと言ってよいでしょう。

 いずれにせよ、気学などの九星による方位学は日本のオリジナル占術で、台湾の占術の関係者でも、同様に記述してあります。

 余談ですが、一般に方位を東西南北の四正方位を30度、それ以外を60度に分割する説を、気学創始者の園田真次郎の考案と言う人がいますが、実は園田真次郎が明治42年に気学を創始して抗議を開始する二十年程も前の明治21年に、松浦琴鶴の弟子筋にあたる尾島碩聞が著(あらわ)した「方鑑大成」には、当時すでに方位を30度60度に分割する説があることに言及しています。

活盤奇門遁甲精義 高根黒門著 東洋書院

補足
松浦東鶏(まつうらとうけい) 江戸後期の人物
松浦琴鶴(まつうらきんかく) 家相学中興の祖

「大将軍」や「金神」や「東幡方」等の吉凶神殺とは、年末になると配られる暦の本の冒頭に書かれてる方位神です。例えば、「大将軍」は災いをもたらすとされ、「大将軍」が巡る方位への移転や増改築などは凶とされます。

また、この本の中では、方位を東西南北の四正方位を30度、それ以外を60度に分割する説は、園田真次郎氏が提唱する以前から広まっていたとありますが、「運命学を斬る 群松恵之介著」には園田氏が関東大震災の体験から方位を東西南北の四正方位を30度、それ以外を60度に分割する説を提唱するようになったと書かれています。

この本の著者の群松恵之介氏は園田真次郎氏に面談された際に、そのことを本人から直接聞かれたとありますので、信憑性と高いと思われます。また、この本の中では、生前の園田真次郎氏は良く言えば磊落、悪く言えば無頓着な方であったとあり、園田真次郎氏の提唱された気学にも疑問を持たれているようです。

これ以上書きますと気学マニアの方から怒られそうなことから、本を御読み下さいと言いたいところなのですが、残念ながら既に絶版になっているだけでなく、流通した冊数が少なく、入手が困難なようです。また、日本の方位術の歴史に関しては、「実用 正統風水百科 鮑黎明著」を参考されることをお勧めしますが、残念ながらこの本も既に絶版となっています。

占いに興味のない方には、何ともつまらない話とはなった気もしておりますが・・・・・

「だったら書くな・・・・!」と言われそうですが、

v(ー_ー)チッチッチッ

管理人の気分で内容は決まるのです。

at 13:10, 星 良謙・子授け地蔵, 占いの話

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