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タロット・カード占いの落とし穴(星)

今回は前回の続きと言う事で・・・・

前回は、開業を予定されている方には、厳しい未来が待ち構えていることをお伝えした話を投稿しましたが、実はこの話には続きがあります。鑑定が終わった後に、話の成り行きから同じカードの並びから真逆の答えを導き出すことは可能であるとの話となりました。

これは、出鱈目なカードの意味を伝える必要もなく、カードの解釈を少しばかり変更することで充分に可能なことです。これがカード占いの落とし穴とも言うべきことであり、初心者が陥りやすい盲点です。しかし、プロの占い師の多くは、このことを利用して依頼者にとって耳障りの良い結論を導き出します。

そんなことが出来るのかと思われる方も多いかと思いますが、トランプにしてもタロット・カードにしても専門書には、カードの意味として数多くのキーワードが並んでいます。そのキーワードには、非常に軽い意味から非常に重い意味もあれば、肯定的な意味や否定的な意味などが入り混じっています。勿論、そのどれを採用するかが占い師の技量と言えますが、依頼者にとって都合の良い意味を繋ぎ合わせるならば、依頼者に都合の良い答えを導き出すことが可能となります。

カードの意味の一例

恋人 The Lovers
正位置
※若い男性(あるいは女性)。恋人たち。恋愛関係へすすむ。女性からの誘惑。セックスのある関係。性的な欲望が満足させられる。同棲。
※楽しい様子。娯楽。レクリエーション。好きなことができる。
※美しい相手。情熱家。燃え上がる愛情。二つの道のどちらを行くべきか選択すべきとき。恋愛面や人生上で決断が迫られてくる。


秘法★カード占い入門 木星王 日本文芸社 P89

この本は、昭和59年に発刊の古い本ですが、当時はタロット・カードの専門書と言えるような本もありませんでした。
読み返してみますとちょっと疑問を感じるキーワードが並んでいると思いますが、間違いではありません。

これに対して少し専門的な本となりますと、少しばかりキーワードも難解となります。
 

+正位置のキーワード
選択の時、コミュニケーション、突然の予測できない変化、おもしろい経験、恋愛、友情、あたらしさ、結婚、幸福な交際の始まり、共同、出会い、試験、選択、認められること、無邪気、魅力。選択は正しかったと分かる。正しい選択。
 予期せぬ幸運を手にする。
 予期しない場所、社交の場で、あなたに気のある人を通して成功が訪れる。
 宝くじが当たる。
 避けられない結果に悩むが、結果的に(自分ではそうとしらずに)、適切な決心と適切な行動をすることになる。あるいは誰かがあなたから問題を取り除いてくれたり、事態が変わり、問題そのものが消滅することもある。


タロット大事典 東條真人著 酷暑刊行会 P44-P45

この本も1994年の発刊と古い本であり、内容にも疑問を感じることが多い事からお勧め出来ない本ではありますが、キーワードとして並んでいる言葉は出鱈目ではありません。

更にこれがより専門的となりますと一般の方には、ほとんど意味不明な文章ではないかと思います。
 

【恋人たち】
声の子供 強力なる神々の神託
アルカナ6
双子宮(双子座)
キーワード:感情的な人生

意味
あなた自身より高度な側面が最善の仲介者となる。結果よりも過程を重んじよ。外的価値と内的価値を選択する。自己の抑制はより高い自覚をもたらす。誘惑と動揺をのりこえられるのは、決断と誓約によってだけであろう。友人として、あるいは兄弟姉妹としてのコミュニケーション、知恵によって結びついた対立する者同士の友情。知的な柔軟性。


Tarot タロット 未来を告げる聖なるカード A・T・マン P45

こちらの方が本来のカードの意味であり、これらの抽象的な言葉から具体的な啓示を読み取るのが、占い師の本来の役目であると言えます。

初心者向きの本、専門的な本、より専門的な本と3冊の本に書かれたキーワードをご紹介しましたが、これらのキーワードのどれを使用しても間違いではありません。そのため、キーワードの選び方次第では、真逆な結論を導き出すことは、それほど難しいことではないと言えます。

また、占い師が先入観を持っていますと、無意識に自分の先入観に沿った答えを導き出す結果ともなります。これがタロット・カードなどカード占いの落とし穴と言えます。それを防ぐためには、どうすべきかとなりますが、これは企業秘密と言うべき内容です。

( ̄~ ̄;) ウーン・・・・

これで終わると石を投げられそうですので、少し書きますと先入観を持たないようにすることは当然ですが、社会経験と知識の裏付けが必要となります。依頼者から相談を受けた段階で、どのような状況にあるかを頭の中で整理することから始まります。そして次にカードの意味との整合性を考えます。

依頼者からお聞きした話とカードが対応しているならば、素直にカードを解釈します。ここで問題になるのは、どのキーワードを使用するかとなりますが、大事なことはカードの基本的な意味を把握することです。基本的な意味さえ把握していれば、キーワードに囚われる必要はありません。

次に問題となるのは、依頼者の年齢や社会的な地位に合わせてカードを解釈する必要があります。例えば、同じ恋愛を占ったとしても、20代の人と40代・50代の方とでは、同じカートでも異なった解釈をしなければなりませんが、これは社会経験と知識の裏付けとしか言えません。

これらのことを前提にして解釈しますが、依頼者からお聞きした話とカードの意味が食い違っている場合には、何か隠れた問題が潜んでいないかを考えなければなりません。依頼者の方が鑑定に無関係と考えて、話されなかったことがカードに反映していることも多いのですが、依頼者が見落としていた問題が顕在化することを警告している場合もあります。

本来の占い師の役目とは、この依頼者が見落としている問題を見抜き、依頼者がより良い選択ができるようにアドバイスするこどではないかと思います。

at 11:40, 星 良謙・子授け地蔵, 占いの話

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