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数秘術大全(星)

評価:
アンダーウッド・ダッドリー
青土社
¥ 3,456
(2010-02-11)

暫く前から数秘術に関して勉強し直そうと考えていましたが、数秘術に関しては専門書と言える程の本は少なく、良書と言えるほどの本はほとんどありません。久々に数秘術の専門書を探していたところ面白そうな本を見つけました。

「数秘術大全」 アンダーウッド・ダッドリー著 森 夏樹訳 青土社 3200円(税別)

約600ページ・・・α~ (ー.ー") ンーー

税別で3200円・・・????(-"-)????

専門書であることを考えるならば、この程度の価格は仕方のないことなのですが・・・

内容が分からないことに不安を感じましたが・・・・

思い切って買ってみました。

しかし、読み始めて暫く・・・(-""-;) ムー

数秘術―数の神秘と魅惑 単行本 – 1998/6 2800円(税別)
ジョン キング  (著), John King (原著), 好田 順治 (翻訳)

あまり意味があるとも思われない文章が最後まで続いていました。

同じ失敗をしてしまったか・・・・・
この本も悪い本ではありませんが・・・・
オカルト知識満載の割には、実践の占いにほとんど役立たない印象でした。

実践の占いにはほとんど役立たないことは同じでしたが、この本の著者は何冊かの数学の啓蒙書を出版されているだけの方であり、暫く読み進みましたところ、この本の意図が明確になってきました。

この本は、ある意味数学の啓蒙書です。ただ、数学の啓蒙書ではありますが、数秘術と言う名前の似非数学批判書でした。
その意味では非常に面白い本でした。

この本の主な内容は、ゲマトリアと呼ばれる文字を数字に置き換える数秘術の手法の歴史であり、数秘術者が如何にして聖書の中に登場する「7」や「13」を見出す努力を繰り返したか、悪魔の数と言われる「666」を見出す努力を繰り返したか、その膨大な徒労とも言える努力の歴史の解説です。

また、一般的に数秘術として知られている名前をアルファベットに置き換えて占う姓名判断もそのルーツも紹介されていました。管理人は、このゲマトリアと呼ばれる文字を数字に置き換える占い方には以前から疑問を感じていたことから使用していませんでしたが、面白い話も幾つか紹介されていました。

一般的に通常の数秘術として紹介されている方法は、「A」を「1」としてアルファベット順に「9」まで番号を振り分け、次の「J」は再び「1」に戻り、「9」まで番号を振り分ける方法です。

A 1  B 2  C 3  D 4  E 5  F 6  G 7  H 8  I 9
J 1  K 2  L 3  M 4  N 5  O 6  P 7  Q 8  R 9
S 1  T 2  U 3  V 4  W 5  X 6  Y 7  Z 8

具体例
山田 太郎

まず、ローマ字に置き替えます。 YAMADA  TAROU
ローマ字を数字に置き換えます。 714141  21963
数字を1桁になるまで足します。
7+1+4+1+4+1+2+1+9+6+3=39  3+9=12  1+2=3

こうして得られた「3」を元に鑑定します。

しかし、文字を数字に置き換える法則は、一種類だけではなく、幾つもの方法があります。法則が異なりますと導き出される数字も異なります。導き出された数字が異なりますと、鑑定結果も異なる結果となりますので、文字を数字に置き換える法則は非常に重要な問題となります。

ここでゲマトリアの歴史を振り返りますとルーツはギリシャ文字にありました。ギリシャでは「α」が「1」、「β」が「2」と数字に対応させて表記させていました。全て紹介したいのですが、何分にもギリシャ文字を入力するのは、大変ですので・・・・

対応している数字は、1桁の「1」から「9」、2桁の「10」から「90」、3桁の「100」から「900」
つまり1桁を表す文字、2桁を表す文字、3桁を表す文字を組み合わせることで数字を表現していました。

これがヘブライ語のアルファベットに応用され、後にギリシャ語の方法に類似したローマ字のアルファベットに置き換える方法が登場しました。これらの方法では、現代の英語に対応させるために「I」と「J」、「U」と「V」と「W」を同一と見なします。

1532年に登場した法則
A 1  B 2  C 3  D 4  E 5  F 6  G 7  H 8  I 9
K 10  L 11  M 12  N 13  O 14 P 15  Q 16  R 17  S 18
T 19  U 20  W 21  X 22  Z 23

1583年に登場した法則
A 1  B 2  C 3  D 4  E 5  F 6  G 7  H 8  I 9
K 10  L 20  M 30  N 40  O 50 P 60  Q 70  R80  S 90
T 100  U 200  W 300  X 400  Z 500

1683年に登場した法則
A 1  B 2  C 3  D 4  E 5  F 6  G 7  H 8  I 9
K 10  L 20  M 30  N 40   O 50 P 60  Q 70  R80  S 90
T 100  U 110  W 120  X 140  Z 150

1707年に作られた「共通カバラ・アルファベット」と呼ばれる法則
A 1  B 2  C 3  D 4  E 5  F 6  G 7  H 8  I 9
K 10  L 11  M 12  N 40   O 50 P 60  Q 70  R80  S 90
T 100  U 110  W 120  X 140  Z 150

三角数の法則
A 1  B 3  C 6  D 10  E 15  F 21  G 28  H 36  I 45
K 55  L 66  M 78  N 91   O 105 P 120  Q 136  R 153  S 171
T 190  U 210   X 253  Y253  Z 276

四角数の法則
A 1  B 4  C 9  D 16  E 25  F 36  G 49  H 64  I 81
K 100  L 121  M 144  N 169   O 196 P 225  Q 256  R 289  S 324
T 361  U 400  X 441  Y 484  Z 529

1603年に作られた法則
A 1  B 6  C 12  D 20 E 30  F 42  G 56  H 72  I 90
K 110  L 132  M 156  N 182  O 210 P 240  Q  272  R 306  S 342
T 380  U 420  W 462  X 506  Y 552 Z 23

この他にも幾つかのバージョンが本の中で紹介されていますが、ここまで来ると訳が分からない状況となります。

さて、一般的に通常の数秘術として紹介されている方法は、19世紀後半から20世紀前半にかけて活躍したニュージャージー州アトランタのジョセフィーン・パリエットが創始者であるとされています。

この本を読む限りでは、ピタゴラスとはあまり関係はない気もしましたが・・・・・

その意味では、非常に役立つ本でしたが、管理人が一番知りたかったことは何も触れられていませでした。

o( _ _ )o ショボーン

at 19:01, 星 良謙・子授け地蔵, 占いの話

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