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霊界通信の検証4(星)

アトランティス大陸の話に関しては、あまりにも有名なことから詳しい解説をする必要はないかと思いますが、ギリシャの哲学者プラトン(前428?〜前348?)が著書「ティマイオス」と「クリティアス」でアトランティス大陸に言及していることから始まります。記述の内容は、大陸と呼べるほどの大きさを持った島であり、そこに繁栄した王国が強大な軍事力を背景に世界の覇権を握ろうとしたものの、ゼウスの怒りに触れて海中に沈められたとされています。しかし、優れた科学技術を持つ超古代文明の記述はなく、アトランティス大陸は、ギリシャの哲学者プラトンが考える理想国家であったと思われます。

 

この辺の話は、「アトランティス大陸の謎 (講談社現代新書 328)  金子 史朗著」がお勧めです。1973年の初版と古い本であり、既に絶版となっていますが、様々な角度からアトランティス大陸について考察されています。

 

さて、アトランティス大陸の話は、プラトンの創作した話であると思われますが、19世紀に入ると少し状況が変わります。

 

 中世の学者たちの多くは、事実として認めた。中世の著書には、アトランティスについてのべた箇所がたくさんある。しかし、プラトンの残した物語以上に重要なことを付け加えられていない。ルネッサンスのころにこの神話をめぐっていろんな推測が出されたが、十九世紀にはいると、この問題だけを扱った著作がいくつか出版されるようになった。けれどもプラトンの伝説に、首尾一貫(しゅびいっかん)した、学問的な、一見科学的な支持を与えることに成功したのは、ドネリー※の本が最初である。

 

奇妙な論理供M・ガードナー著 市場 泰男訳 P112

 

ドネリー イグナシアス・ドネリー(Donnelly) (イグナティウス・L・ドネリー)

元アメリカ合衆国 下院議員 1831年〜1901年

 

 ドネリーの本が出たあと、信じられないほど多くの同様な本が現れたが、論旨(ろんし)の巧妙さと雄弁さでドネリーをしのぐものはまだ一つもない。二〇世紀にはいってからあらゆる国語で発表されたアトランティス関係の出版物をすべて集めたら、控えめにみつもっても数千にのぼるであろう。もちろんその大部分は、奇人によるピントの外れた作品で、文学としてさえ推奨する価値はない。もっともカラフルなものは、唯物論者には近づけない秘密の情報源を利用できる、さまざまなタイプのオカルティスたちの著作だ。神知学、バラ十字会、人知学などの会派に属してアトランティスについて書く人々は、会員たちがもつている知識を利用する。その知識は代々の会員を通じて時代から時代へ伝えられてきたものだ。多くの場合著者たちは、アトランティスに関する事柄を、千里眼的能力をもって直接に洞察する。少数の本――たとえば、ジョセフ・B・レスリーLesleの八〇七ページの『沈んだアトランティスが復原された』(ニューヨークのロチェスター社から一九一一年に出版)――は、この世を去ったアトランティス人たちの魂から、霊媒の仲介によって情報を得て書かれたものである。著者は当然、古代アトランティス人の暮らしの詳細について、広い深い知識を手に入れられる立場にある。かれらの本は、疑似科学とよばれるものからかなり外れているものの、その多くは一言ふれたくなるくらいおもしろい。

 

奇妙な論理供M・ガードナー著 市場 泰男訳 P113-114

 

 

この本の中では、「実は、ドネリーの本はプラトンがはじめて記録したアトランティスの古代ギリシャ神話を、近代風に手ぎわよく弁護しただけのものだ。P111」と書かれていますが、いずれにしてもドネリーの本が出版された後に数多くの本が出版されたようです。そして多くの方がアトランティスに抱く超古代文明のイメージを作り上げたのは、神智学などに属する人々であるようです。勿論、それが真実の姿であるならば、何も問題はないのですが、科学的にはアトランティス大陸の存在は完全に否定されているようです。

 

こんなことばかり書いていますと、皆さんの夢を打ち砕くことになるかとは思いますが、「超古代史の真相 C・カズー/S・スコットJr著 志水一夫訳」には、アトランティス大陸が存在していないと結論付ける理由がP240-249に書かれています。その理由のすべてをご紹介することはできませんが、一部をご紹介します。

 

●地質学上の証拠

 

 地質学は、過去に一つの大陸全体が、息を飲むような速さで、より稠密(ちょみつ)な岩の基層の中に押し込まれたという証拠を、何一つとして見出していない。しかもそれは、物理の自然法則に露骨に違反することになるだろう。ちょうどこれは、固いキャラメルのような稠密で硬い物質の中にパイ投げのパイを押し込むこと、ないしはパイ投げのパイでキャラメルをへこませるというのと同じである。(1) 

 

 大西洋にあった大陸が一万二〇〇〇年前に破局的に沈没したとすると、地質学者たちが求める証拠とは、どんなものだろう。そのような重大な出来事は、世界の海岸線にいくつかの大いなる影響を与えただろう。なぜなら、大陸が突然沈没すれば、遠方の岸辺にまですさまじい衝突するいくつかの巨大な波を引きおこしたり、世界中の海面を事実上一夜にして上昇させるだろうからである。これは、水に満たされた浴槽に大きな物体をつっこむのに似ているだろう。世界中の海岸線は、地質学者たちによって徹底的に研究されているが、そのように突然で破局的な変化があったことを示すものは、何一つ残っていない。大陸塊(たいりくかい)は花崗岩(かこうがん)でできているので、洪水で大陸が沈んだとしたら、大西洋の中心の海底の堆積層(たいせきそう)の下は花崗岩であるはずだが、実際はそうではない。そこにあるのは主として玄武岩と呼ばれると呼ばれる、うすい火山岩である。(2)

 

●考古学上の証拠

 

 もし、アトランティスが存在し、他の国々、とりわけ地中海地域内の国々と広範な交易に従事していたとするならば、商品がアトランティスと他の国々のあいだで取り交わされていたことだろう。そうすると、アトランティス本国はあとかたもなく消えたとしても、具体的な何か、その上に「メインド・イン・アトランティス」とあるのに等しい何か――土器類とか大理石の彫刻、明らかにどことも似ていない特殊な言語の銘文(めいぶん)※1とか指輪、あるいはその他の装飾品の物品――が、交易のあった他の諸文明に、分散されて残っているはずである。そう考えた考古学者は、アテーナイなどのギリシャ各地の遺跡で、アトランティスの痕跡を探し求めたが無駄だった。バビロニアやシュメールやエジプトの文明の原型になったいかなる文化も見つからなかった。いずれの文明も、連続的・系統的かつ独特な発達を示しており、アトランティスに帰(き)される※2可能性のある、未知の、もしくは、"外来の"いかなる文化の影響も見られない。さらに、考古学者によって世に出されたブラトーンの時代やそれ以前の文書のなかで、ただ一つも、アトランティスややそのかわりとなりうるものについて言及しているものはない。最後に、考古学者たちは、アトランティスの頂上だとされている所――アゾレス諸島、マデイラ諸島、カナリア諸島を発掘したが、証拠となるようなものを何一つ発見できなかった。

 要するに、アトランティスの発見が賞賛をもたらすのが明らかなのにもかかわらず、考古学者も地質学者も、プラトーンの物語を証拠だてることができないでいるのである。(3) 

 

超古代史の真相 C・カズー/S・スコットJr著 志水一夫訳 (1)P242 (2)P242 (3)P248-249

 

※1 銘文 めいぶん
器物に刻したり,書いた文字。器物製作の由来や祈願・頌徳の文,製作者や製作年などが記されることが多い。また金属器に刻したものを金文,石に刻したものを石刻または石刻文,両者をまとめて金石文ともいい,銘文といえば金石文を指すように考えられがちである。

 

帰する
〆埜紊砲呂修Δ覆襦7覯未箸靴討修Δ覆襦⊇召Α5依(きえ)する。 罪・責任などをある人に負わせる。

 

この本は、昭和62年に出版された古い本ではありますが、似非科学の批判書にありがちなオカルトを頭から否定する内容ではなく、冷静な視点から解説していますので、良書であると思います。訳者の志水一夫氏の著作は何冊か読みましたが、科学至上主義的な傾向があり、疑問を感じることは何度もありましたが、この本の著者のようにオカルトを頭から否定することなく、丁寧な解説がされている本は少ないのが残念です。

 

いずれにしてもアトランティス大陸が実在した可能性が限りなく低いのであるならば、アトランティスでの記憶を持つと語る霊能者や霊媒の言う話の信憑性は限りなく低いことになります。また、地質学的にも考古学的にもアトランティス大陸の痕跡が見つからないのと同じ理由でレムリア大陸とムー大陸が実在した可能性も低くなります。そのため、レムリア大陸とムー大陸の記憶を持つと語る霊能者や霊媒の言う話の信憑性も限りなく低いことになります。

 

しかし、世の中には、アトランティスやムーの時代の記憶を持つと言う霊能者や新興宗教の教祖が少なくありません。それらの方々が語る内容は、本人の妄想なのか、低級霊の惑わしなのか、それとも意図的に人々を惑わそうとしているのかは分かりませんが、少なくともアトランティス大陸やムー大陸が存在していたと言う霊能者や新興宗教の教祖の言葉は疑った方が良いと思います。

 

アトランティスやムーの時代の記憶を持つと言う霊能者や新興宗教の教祖、或いはアトランティスやムーの時代を生きた心霊が当時の様子を聞いたと語る霊能者や新興宗教の教祖が語る内容が荒唐無稽な内容であるとするならば、それらの人々が語る内容はすべて本人の妄想である可能性か、低級の惑わしではないかと思われます。個人的には、その両方の可能性を併せ持つ可能性も否定できないと思います。

 

妄想の可能性について考えますと、世の中には妄想癖のある方は多いようです。個人的には、妄想する時間を持つことはほとんどありませんので、テレビのトーク番組の中で妄想の話で出演者が盛り上がっていたのを見た時には少し驚かされました。妄想の中で好きな俳優との恋愛をしたり、一流のスポーツ選手となり活躍したりと、その詳細な妄想の内容に感心していましたが、同じ様に霊能者や新興宗教の教祖などがアトランティスやムーの時代の生活を妄想する可能性があります。

 

また、現実の感覚が希薄であり、妄想と現実の境界線が曖昧な方がいることは否定できません。これが極端になれば、精神科医のお世話になる必要がありますが、日常生活に影響が少なければ、少し変わった人であるとは思われることはあっても社会人として普通に生活されている方も少なくありません。逆に豊かな感性の持ち主であることも少なくなく、感情移入がしやすい分だけ、俳優などの職業に向いているとも言えます。

 

更に知識の共有の問題があります。スピリチュアルリズムなどの運動に参加されるならば、先人の残したアトランティスやムーの知識を共有することになります。知識と言ってもその内容について検証されることのない知識ではありますが、本人が真実であると信じ込むならば、それらの知識を更に妄想を膨らませることになります。そして更に詳細に語られた妄想が更なる妄想へと受け継がれ、いつしかアトランティス大陸やムー大陸が存在していただけでなく、現代科学を凌駕する高い文明を誇っていたとの話になるのではないかと思います。

 

もう一つの可能性として低級霊の惑わしの可能性があります。これまでの経験から死後の世界と言っても現世の延長線上であると考えますが、現世と異なり、物質が存在しない分だけ心の比重が高くなります。そのため、本人の思い込みや妄想が本人にとっては現実となる傾向が強くなります。現実の社会ならば、本人が自分には素晴らしい音楽の才能があると考えても、誰からも相手にされなければ、いつかは自分には音楽の才能がないことを知ることになります。勿論、そんな現実を受け入れることができず、現実逃避を繰り返し、自分の才能が認められないのは、音楽家が自分の才能を嫉妬しているからだとか、自分の才能を見抜けない音楽関係者が悪いとか、単に運がないだけだとか、様々な理由を並べて自分には才能がないと認めることができない人は数多くいます。

 

しかし、これが死後の世界となりますと、意識が全ての世界となりますので、神仏からの働き掛けなどの他者からの働き掛けがない限りは、妄想が妄想であると気付く可能性は低くなります。更に霊界通信を受け取る側の人に妄想癖がありますと、この傾向に拍車がかかり、妄想を共有することなるのではないかと考えられます。これは生きている人間でも同じであり、トランティス大陸やムー大陸が存在したことに何の疑いも持たない人が集まれば、その集団の中では妄想が真実として語られるのと同じではないでしょうか。

 

人間の記憶とは曖昧であると言われています。間違った記憶を持つことは多いようです。本人ははっきり記憶していて間違いがないと信じていても、映像などの記録を確認するとまったく違っていたことは珍しくないとのことです。以前に読んだ殿では、人間の脳は都合よく記憶を作り変えてしまうとありました。また、アメリカでは後退催眠で誤った記憶を持ったとカウンセラーを訴える裁判があると本で読みましたが、後退催眠の際にカウンセラーの誘導の仕方で現実には存在しなかった記憶を作り出すことがあるようです。これと同じで心霊も実際には記憶を作り出している可能性があります。

 

人間の記憶とは、実に曖昧であり、事実関係を確認しなければ、本当のことは分かりません。何処かの国のお婆さんが旧日本軍に強制的に連行されたとの証言の中で「ジープ」の乗せられたとか、日本軍兵士が「ズボンのジッパー」を下してとか言った証言がありました。しかし、当時の日本軍には、「ジープ」はなく、軍服はボタンでした。どうもこの方は、朝鮮戦争のアメリカ軍と旧日本軍を間違えているとしか思えません。これと同じように心霊が詳細に話をしたとしても鵜呑みにすること危険だと思います。

 

 

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at 08:26, 星 良謙・子授け地蔵, 霊感・霊能力について

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