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管理人の仕事3(星)

世の中には霊能者を自称する方は数多くいますし、霊能力に憧れを持つ人も少なくないようです。しかし、仕事として考えますと、割に合わない仕事です。潜水艦乗りも割に合わない仕事であり、「馬鹿じゃなれない。利口はならない。中途半端はとても駄目」と言われているそうです。これは潜水艦乗りには高い能力を求められることから無能ではなれないが、計算高い人間は割に合わない仕事であることから潜水艦乗りになろうとしないことの意味だそうです。霊能者も同じかと思いますが、色々考えてみますと少し違う気がします。

 

潜水艦乗りの場合には、高い能力を求められることから無能ではなれませんが、霊能者の場合には妄想癖さえあれば、無能でも霊能者を自称する程度の事は可能です。妄想癖があり、低級霊の指導がありますと、良く当たるとの評判の占い師や気功師、霊能者になることができると言うべきでしょうか。勿論、最低限の知識は必要となりますが、妄想癖があり、低級霊の指導があれば、それほどの知識は必要ないと思います。指導している低級霊が言葉を降ろしますので、その言葉に従っていてれば、それらしい受け答えは充分に可能になります。

 

本人は高い神霊の指導を受けていると考えている場合が大半であり、世のため人のために尽くしていると考えていることが多いようです。そのため、本人には悪気はないと思われますが、やっていることは新興宗教の教祖と大差がありません。本人にカリスマ性があれば、信者は集まるでしょうし、本人にカリスマ性がなければ、名もない霊能者で終わる程度の差ではないかと思います。これに虚言癖と詐欺師の才能が加わると教団は大きくなりやすいのですが、社会的に問題を起こす可能性が高くなるようです。

 

このことは、何も霊能者や占い師、拝み屋などに限られた話ではなく、心霊世界に関わる人間ならば誰にでも言えることであり、管理人も例外ではありません。霊障鑑定をしていますと惑わしや妨害は日常茶飯事であり、何の妨害もなく鑑定できることの方が珍しいと言えます。そのため、霊障鑑定を続けている限りは、低級霊や怨霊と言った不成仏霊との関りを持ち続けることになりますので、いつ不成仏霊の悪影響を受けるかは分かりません。最悪の場合には、命を奪われる可能性もありますが、幸いなことにまだ生きています。

 

過去の経験を書きますと気付かないうちに障りを受けている場合が大半であり、最初は疲れているのかなの程度の自覚しかありません。しかし、何かおかしいと考えた時には、既に強烈な障りを受けていることが多く、仕事にならず寝込んだことも過去に何度もあります。また、相手が大物の怨霊ともなれば、命が狙われることもありますが、映画や小説で描かれるような怨霊との対決はありません。それは狙撃手との闘いに似ています。相手からするならば、見つかったならば神仏に取り押さえられることから容易には正体を現しません。そのため、映画や小説で描かれるような怨霊との対決とは似ても似つかぬ心理戦となります。

 

例外は、法力を持つ転落した行者ですが、こちらの攻撃は明確であり、電化製品の故障の頻発、盗難、車の故障、運転時のニアミスなど物損が中心となりますが、怪我や病気の場合もあります。長く霊障鑑定をしていますので、一通りは経験しましたが、用心していても思わぬ隙をついてくるのが特徴です。高速道路を走っていたら飛び石でフロントガラスが交換になったこともありますし、購入したPCが不調で直ぐに修理に出したこともあります。しかし、この程度で終わってるだけ有難いと考えなければならないのが、この世界です。行者の方と話をしていますと、命の危険を感じることも多いようです。

 

その意味では、利口は潜水艦乗りにはならないのと同じように目先の利く人ならば、霊能者にはならないはずなのですが、霊能者に憧れる人は多いようです。暫く前のことですが「占い師は儲かりますか?」と聞かれ、「鬼になれば儲かります」と答えました。霊能者の業界に関しては、詳しくありませんが、占いの業界に限れば、価格競争が激しい業界であり、何らかの特徴がないと生き残ることは難しい業界です。しかし、やり方によっては儲かる仕事だとも言えます。霊能者や占い師によっては、高額な鑑定料金を請求されている方もいるようですが、この世界は相場はあっても適正価格はない世界ですので料金の金額だけでは判断できません。

 

これは高級クラブの料金が高いか安いかの話に似ています。バブルの全盛期の頃に接待で高級クラブに2回ほど行ったことがありますが、個人的には楽しいとも思いませんでした。店の格や相場からするならば、高い店ではないのでしょうが、仕事でなければ行くこともない店でした。しかし、その高級クラブの常連となっている方もいますので、何が安く、何が高いのかは、人によって違うと言うべきなのかもしれません。水商売の世界の話は分かりませんが、占い師には非常に勉強されている占い師もいれば、数冊の占いの入門書を丸暗記した程度の知識で商売をしているのではないと思い占い師もいますが、一般の方に見分けることは難しいことかもしれません。

 

これが霊能者の世界ともなると事情は更に複雑になるようです。霊能者と言っても占い師のようなことをされている方もいれば、お寺を建立されている方、自宅で神仏を祀られている方と色々です。祈願寺の僧侶の方が霊障相談をされている場合もありますが、心霊現象の話は一切されなくても、この方は霊障のことを分かっているのではないかと思う僧侶の方もいます。また、心霊現象について話すことを禁じられていることもあるようです。そのことが心霊世界が不可解な世界になっている理由の一つと思いますが、心霊世界に関わることのリスクを考えるならば当然かと思います。

 

多少なりとも心霊世界に関わることのリスクが分かっているならば、霊障の解消は積極的に請け負いたくない仕事です。しかし、霊障で苦悩している人を放置することもできないことから、陰でこっそり対応すると言った中途半端な対応になることは仕方がないのではないかと思います。逆に自分の霊能力を強調している霊能者は、余程自分の霊能力に自信があるのか、心霊世界に関わることのリスクを全く理解していないのかどちらかとなります。管理人の印象としては、心霊世界に関わることのリスクを全く理解していない方が圧倒的に多いのが現状であり、自信過剰ではないかなと思う方が一部です。

 

 

ご相談は こちらから

at 20:25, 星 良謙・子授け地蔵, 霊感・霊能力について

comments(1), -, pookmark

comment
遠江, 2020/07/30 9:01 AM

こんにちは。
占術の関わり方、利用方法
がわからないです。

スマートフォンなどのネットでの占い結果ですが、

例えば、Aという占術では今年は良い年だから積極的に、とあるけと、Bの占術では今年は悪いから消極的に気をつけて、とあり、これらは年だけでは無く、月や日も同じ事が言えますが、

まと、Aという占術では 今日は東の方位が大吉と書いてあるけど、Bという占術では 今日の東の方位は凶と書いてある。これらも、年、月にも言える事ですが

どうして、占術によって 鑑定結果が違ってくるのだろうか?同じ占術でも占い師によって 鑑定結果が違ってきます、

占いをお願いをする側からみて、注意する事や心がける事や関わり方など ありますでしょうか? 

例えば、Aという占い師、または、日々の占いはAという占術、方位の占いはAという占術だけを信じて、ネットの占い師も含めて、他の占い師には鑑定をお願いをしない、他の占術の鑑定結果は信用しない、という関わり方でも いいのでしょうか?

場違いだったら すみません。