繁盛している店2(星)
世の中には株価を易で予想することに挑戦されている方が何人かおられるようです。
易の分野では、著名な占い師の方が株価と易の研究書を残されているようですが、関心がないことから読んだことがありません。株に投資できる資金的なゆとりもありませんので、読んだとしても猫に小判、豚に真珠となってしまいます。
過去の経験では、勝負事や株価の上下などを一般的な事例と同じように判断すると間違えることになります。元来、易の吉凶は陰陽の調和した状態を吉とします。これは一般的に考えるならば、周囲と調和している状態は吉であり、周囲と調和していない状態が凶と解釈することに問題はないのですが、勝負や株価の上下の場合には少しばかり事情が異なります。
勝負事の場合には、勝ち負けを前提としてますので、調和していることが吉でなく、また株価にしても安く買い高く売ることを前提としてますので、損をする人もあれば儲ける人もいますので、調和していることが吉とは言えません。そのため、一般的な吉凶の判断が通用しません。
勝負事は賭け事に使われる可能性が高いためか、易の解説書には取り扱われていないのですが、本によっては勝負事の解釈も掲載されている場合もあります。しかし、厄介なことに本によって解釈が異なることが珍しくありません。最終的には自分でデータを揃えるしかないことになります。
管理人は一時期、データを蓄積してみたのですが、何分にも膨大なデータが必要なことから途中で挫折しました。orz
それはさておき・・・・・・・
占いで勝負事や株価の上下を占うのが難しいのですが、祈願で難しいのは、商売繁盛ではないかと思うことがあります。一般の方は、霊格の高い神霊が加護されるならば、お店は繁盛すると考えられると思いますが、霊格の高い神霊が加護されることとお店が繁盛することは同一ではありません。
霊格の高い神霊の加護を受けるとは、神霊が商売繁盛のために応援して下さることではなく、神霊から特訓を受けることです。そのため、霊格の高い神霊の加護を受けたとしても、本人の経営努力がなければ、繁盛する可能性は低いと言えます。過去の経験では、霊格の高い神霊が指導されるのは、その会社の抱えている体質的な問題点の改善であり、目先の売り上げではありません。
そのため、場合によっては売り上げが増加するどころか問題が噴出して売り上げが減ってしまう場合すらあります。しかし、本当に会社が成長するためには、抱えている問題点を改善することが前提となります。それらの問題改善の指導をされるのが、高い神霊の働きであると言えます。また会社経営やお店の経営などの問題は、個人の経営努力だけでは解決できない要因もありますので問題は複雑となります。
しかし、繁盛されているお店の経営者とお話をさせて頂いて感じたことは、問題の解決に非常に意欲的なことです。つねに問題が大きくなる前に問題に対応されようとするだけでなく、見落としがないかをいつも注意されています。それだけでなく、業界の将来性も考えておられます。つまり用心深さと積極性、大局観を兼ね備えていると言う事でしょうか。
この経営者の方と話をさせて頂いていると大黒天様の指導を受けられているのではないかと思うことがあります。そんな印象を持つ理由の一つがこの用心深さと積極性、大局観です。実はこれらのことは矛盾することばかりなのです。用心深いだけであるならば慎重な経営となりますが、それと同時に大胆な積極性を持つことは難しく、細部まで見落としがないかとの視点と同時に戦略的な大局を見る目を持つことは難しいことです。
公開はしていませんが、大黒天を名乗る神霊からはまとまったお話はお聞きしています。その中で説かれているのが、用心深さと積極性、大局観です。しかし、この用心深さと積極性、大局観は言葉で残すことはできるのですが、実践するのは非常に難しいことです。それを実際に実践されているのですから、大黒天様の指導を受けられているのかとの印象があります。
蛇足ながら大黒天と言っても実際には大黒天を名乗る神霊であり、本当に神霊が大黒天であることを検証することもできませんが、大黒天に限らず、布袋、不動明王や地蔵菩薩などの特定の名前を名乗られる神霊は同じ考え方をされる事が多く、同じような働きをされているようです。
また、大黒天様と布袋様は同じ商売繁盛の仏様ではありますが、管理人の印象としてはその指導には少しばかり差があります。大黒天様の指導は、発展的、積極的であり、仏の慈悲の実践と言える傾向があるのに対して布袋様の指導は、悟りを高めることを重視される傾向があり、商売や経営と仏の教えの融合とも言うべき傾向があると感じています。
いずれにしても管理人も神霊の皆様から教えだけは、お聞きしていますが・・・・・
やはり実践となると難しいと感じています。経済学者と経営者の違いでしょうか?
星