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風水と奇門遁甲9(星)

風水の専門家でもないのに風水の話ばかり投稿していることに何となく罪悪感を感じております。

本当に良いのだろうか α~ (ー.ー") ンーー

しかし、専門家ではないから書くことができるとも言えます。

このところ、投稿している内容は風水の本ではあまり紹介されてない内容ですが、実践的な内容です。そのため、実際に風水の鑑定を仕事にしている方からするならば、あまり公開したくない内容かもしれません。管理人にしてもトランプやタロット・カードで実践的なカードの解釈をブログで投稿するかとなれば、まず公開しないと思います。

そのため、風水の鑑定はしていますが、風水の鑑定の売り上げには頼っていないことから投稿できると言ったところでしょうか。

それはさておき・・・・・

2008.03.22 の記事ですから随分と前の投稿ですが、同じ道路に面し、距離も車2・3分程度の距離と立地条件が同じような2軒のラーメン店の話を投稿したことがあります。業種、開店時期、立地条件もどちらもほぼ同じなのに、一方の店舗は繁盛し、もう一方の店舗は2年と持たずに閉店となりました。その後も別のラーメン店が開店しましたが、2年程度で閉店、そして次も別のラーメン店が開店しましたが、また同じように閉店しました。

繁盛している店の方が美味しく、閉店した店は不味かったと言えば、それまでなのですが、繁盛している店は、閉店したコンビニの建物をそのまま流用した店舗であり、閉店したラーメン店は新築の店舗でした。そのため、店構えだけを見るならば、繁盛している店の方が閉店になりそうなのですが、結果は逆でした。

そこで風水が影響しているのだろうかと考えて調べましたところ、繁盛している店舗の立地の風水は大吉であり、閉店したラーメン店の立地の風水は凶であることがわかりました。勿論、建築図面を確認してませんので店内の風水を調べてはいませんが、立地条件は大きく異なりました。

少し専門的となりますが、2軒の店舗は共に道路の南側にあることから飛星派では共に離宅局と考えます。ここまでは2軒とも同じなのですが、2軒の店舗の間に学校があることから風水の観点から見た立地条件は大きく異なります。

繁盛している店舗は大学の西側にあり、閉店した店舗は学校の東側にあります。風水では学校の様に大きなビルは山と見なし、住宅や店舗は山の影響を受けると考えます。そして山は方位によって8種類に分け、住宅や店舗との五行の相性で吉凶を判断します。

この場合には、繁盛している店から見ますと学校は東側にあることから震宅山となりますが、離は五行では火となり、震は五行では木となります。五行説では木は火を生むことから繁盛している店と学校の相性は大吉となります。

これに対して閉店した店から見ますと学校は西側にあることから兌宅山となります。兌は五行では金となりますが、火は金を剋することから大凶となります。そのため、一般的に考える立地条件ほぼ同じなのですが、風水の観点から見ますと立地条件が大きく異なります。

その後、閉店したラーメン店の後に理髪店が開店しました。今度の店はどうだろうかと思っていたところ、閉店することもなく順調に営業されているようです。勿論、経営状態がわかるはずもありませんが、少なくとも3年以上は経営されています。

そこで閉店したラーメン店と理髪店では何が違うのかが気になりました。当然のことながらラーメン店と理髪店では水道設備や給湯器の配置が全くことなることから店内の風水は大きく異なります。そのため、比較することには無理がありますが、学校との風水が悪いことは変わりません。

そこで理髪店の周辺のビルを見直しましたところ、通りの奥ですが東北に大きな総合病院がありました。東北のビルは艮宅山となり、艮は五行説では土となります。火は土を生むことから理髪店との相性は悪くありません。しかし、この総合病院は最近建てられた病院ではなく、ラーメン屋が閉店した当時には既にありましたので、これが理由とは思われません。

次にラーメン店と理髪店の職種の違いが風水の差となったのだろうかと考えました。風水では、ラーメン店は兌、理髪店は離と考えます。そのため、離宅はラーメン店よりも理髪店の方が相性が良いことになります。しかし、繁盛しているラーメン店も離宅であることから決め手にはなりません。

そこでもう一度資料を調べたところ、どうも職種の違いが原因であると分かりました。現在は理髪店と学校との関係は、火剋金の大凶であり、閉店したラーメン店と事情は同じです。では何が違うかと言いますと、職種の違いで凶意に差があることでした。

この場合には、離宅局が兌宅山を剋しています。勿論、飲食的以外の職種であっても凶ではありますが、兌に分類される職種の場合には致命傷となります。ラーメン店に限らず、飲食店は兌となりますので、兌宅山を剋す風水の立地は、飲食店にとっては致命的となります。

それに対して理髪店は八卦では兌でなく、離となりますので飲食店に比べますとダメージは軽減します。また、職種と宅局が一致することもダメージが軽減する要因となります。そのため、現在の理髪店の方は、閉店したラーメン店に比べますとダメージはかなり軽減することが繁盛されている理由ではないかと思われます。

まとめますと下記のようになります。

繁盛しているラーメン店
学校との関係 離宅局震宅山 大吉 
職種と宅局のと相性 凶

閉店したラーメン店
学校との関係 離宅局兌宅山 大凶 特に飲食店は致命傷
総合病院との関係 離宅局艮宅山 吉
職種と宅局のと相性 凶

理髪店
学校との関係 離宅局兌宅山 大凶
総合病院との関係 離宅局艮宅山 吉
職種と宅局のと相性 吉

at 12:06, 星 良謙・子授け地蔵, 占いの話

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風水と奇門遁甲8(星)

風水の専門家ではありませんので、続ける気持ちはなかったのですが・・・・

とうとう8回目・・・・α~ (ー.ー") ンーー

風水の専門家の方々からするならば、素人が何を分かったようなことを言っているのかと怒られそうですが・・・・・

(@@;))))〜〜(((((;@@) うろうろ

とっても、風水の大家の先生方であるならば、管理人のような人間が何を書いたところで、一々相手にしないのではないかと考えております。

それはさておき・・・・・・

オカミ様、コメント有難う御座います。
知り合いの店の風水は、まだ鑑定してません。
蔦もお盆休みに取り除くと聞いていますので、売り上げの推移もこれからと言ったところです。
そのため、結果をお伝えできるのはしばらく先になるかと思います。

KTERKT様、コメント有難う御座います。
風水が悪いから蔦が生い茂るのか、蔦が生い茂るから風水が悪くなるのかは、卵が先か鶏が先かの問題と一緒であり、どちらが先かとは決めにくい問題です。ただ、風水が悪化すると蔦が生い茂ったり、ごみの不法投棄がされたりしやすくなるようです。

蔦殺(蔦が生い茂ることでもたらされる運気の低下)に関しては、「風水鑑定1 子の巻 風水的なものの見方を知る 成合 弘著」に詳しく紹介されています。この本は風水の本には珍しく形殺を詳しく解説した本です。

写真も豊富であり、形殺とは何かを具体的に知ることができる貴重な本ではありますが、取り上げているのが「蔦殺」と「槍殺」と「鎌刀殺」の三種類だけです。しかし、この三種類の形殺を豊富な事例で紹介されていますので、形殺の種類の少なさを補って余りあるといったところです。

尚、風水の本には必ずと言って言いほど紹介されている形殺の代表が「槍殺」と「鎌刀殺」ですが、少し紹介させて頂きます。

槍殺
建物がT字路の正面にある場合や袋小路の突き当たりにある場合。
交通量が激しく、道路の距離が長いと凶意が強くなります。 
家族の落ち着きがなくなり、焦りから失敗を繰り返したり、突然の事故や病気に巻き込まれる。
破財に見舞われる可能性が大きい。

鎌刀殺
弓なりに湾曲し、その円の外側に建物が面している。
高速道路のように走行速度が速い場合や交通量が多いと凶意が強くなります。
精神不安定、不眠症、落ち着かない、怪我、妨害に遭い悩まされる。

この他にも色々な形殺がありますが、「槍殺」や「鎌刀殺」で検索されますと他にも色々な形殺が紹介されているサイトが見つかります。そのため、今回はあまり知られていない形殺を「実用 正統風水百科 鮑黎明著」からご紹介させて頂きます。

双口門(そうこうもん)
一軒の家に二つの玄関があるのは、親子の情愛が薄れることを意味する。子供は親不孝となり、親子の仲は険悪となる。現代の二世帯住宅にしばしば見られる造りである。

前後有枯樹(うこじゅ)
家の前、または後方に枯れ木があると、腫瘍、喘息を患うことになる。生命力が低下するため、自殺に走る者が出る。とにかく災難に遭いやすいという暗示がある。

前面破砕
家の前方や後方に空き家があったり、木材・工具・雑貨置場など、雑然とした場所があるような家。
このような家では、金銭は貯まらず、病気は慢性化。家族が離散して、住人が定まらない。


実用 正統風水百科 鮑黎明著 PHP研究所

「双口門(そうこうもん)」は一軒の家に二つの玄関があれば、親子の会話が減り、疎遠になりやすいと言う現実的な問題ではないかとも思えますが、これも先人の知恵と言うべきでしょうか?

「前後有枯樹(うこじゅ)」と「前面破砕」は蔦殺と同じように陰の気が強すぎることが招く災いと言ったところでしょうか。

「開運の方法」の中でも不用品や嫌な想い出のある品物の処分や整理をお勧めしておりますが、これは風水で言うならば、強すぎる陰の気を減らすのと同じことであると言えます。風水の対策と言いますと、何かと大掛かりになりやすいのですが、不用品の処分や整理整頓も風水の改善と言えます。

また、前回は蔦殺の話を書きましたが、庭に生い茂った雑草も大量となりますと蔦殺と同じように運気が低迷する要因となりますのでご注意下さい。

などと書きながら・・・・・

管理人の家の庭には夏草が生い茂っているような・・・・・

(TT; )( ;TT) オロオロ

at 11:47, 星 良謙・子授け地蔵, 占いの話

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風水と奇門遁甲7(星)

あまりテーマに囚われずに気の向くままに投稿しようと考えていたのですが・・・・

今回も風水の話を投稿します。 (- .-)ヾ ポリポリ

風水を専門家にしていない人間が風水についてあれこれ書くことには気が引けますが、実際に現地で風水を鑑定していて気付いたことを投稿したい気持ちがあります。

それはさておき・・・

さて先日、以前に取り上げた近くにマンションが建ったことから風水が悪化した知り合いの店を訪ねました。

前回に訪問した際に「図面を用意しておいてくれれば、風水の鑑定をしてあげるよ」と話をしていたのですが、まだ図面は用意してありませんでした。

そこで風水の話を離れて、世間話をしていました。

(;゜゜)ヒソヒソ(^^(ノ^^)ノへ(^^ヘ)( ^o^)y(¨ )ワイワイ

か、しかし・・・・

普段はあまり気にもしていなかったのですが、店の中央とマンションと反対側の壁際がどうも嫌な気を感じました。店の中央はドーム型の天井の真下であることから近くのマンションの形殺を受けいてるのが理由だと思われますが、マンションの反対側の壁際の嫌な気は理由が分かりませんでした。

管理人は風水の鑑定の際には、家の中を一通り拝見してこんな風に漠然と嫌な印象を受ける場所をチェックします。通常は管理人が嫌な印象を受ける場所は、風水の凶方であることが多いのですが、まだ鑑定に入っていませんので方位の吉凶は分かりませんでした。

また、知り合いは嫌な感じを受ける壁に神棚を祀っていました。方位の吉凶であるならば、神棚があることで凶意が軽減するはずなのですが、非常に嫌な気がしましたので、単純に方位の吉凶だけではないのではないかと疑いました。

そこで店を出て店の外側を見たところ、外壁にびっしりと蔦が絡まっていました。
外壁にびっしりと絡まった蔦を見ながら「ああ、これが原因か!」と一人で納得していました。適度に生えている蔦は落ち着きを与えますが、外壁一面にびっしりと絡まっている蔦は運気の低迷の原因となります。

風水に限らず、中国では陰陽の思想が根底にあります。陰陽はどちらが強すぎても弊害があり、陰陽が調和していることが良いとされてますが、陽が陰よりも少し強いのが理想とされてます。蔦は陰陽に分けた場合には陰に分類されます。そのため、知り合いの店舗の場合には、蔦が壁一面にびっしりと繁殖していたことから陰の気が強すぎる状態になっていました。

陰が適度にありますと落ち着いた雰囲気になりますが、陰が強すぎますと陰気な雰囲気になり、気分が落ち込みます。これとは逆に陽が適度にありますと活気となりますが、陽が強すぎますと活気を通り越して緊張感となります。

店舗の場合には、喫茶店などの飲食店の場合には適度に陰が強い方が落ち着きのある空間となりますので、蔦のように陰に分類される植物が繁殖していることは悪いことではないのですが、蔦が壁一面にびっしりと繁殖しているとなれば、陰の気が強すぎて店の活気が失われます。また、知り合いの店舗は近くのマンションの形殺を受けて活気が失われていますので、壁一面の蔦は致命傷になっていると思われます。

そこで早速、店内に戻り、知り合いに話をしましたところ、知り合いも壁際が何となく気になっていたと話していました。また壁に絡まった蔦も以前から気になっていたが、隣との敷地が隣接していることから壁の蔦を取り除くためには、隣の地主に頼んで梯子を入れさせてもらわなければならず、そのままになっていたとの話でした。

蔦を取り除くことでどの程度売り上げが戻るのかは分かりませんが、お盆休みに蔦を取り除くと言っていましたので、売り上げの変化を聞いてみたいと思っています。

at 12:42, 星 良謙・子授け地蔵, 占いの話

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風水と奇門遁甲6(星)

オリンピックで夜更かしをされている方も多いのではないでしょうか?

管理人も気になる競技がありますと、つい夜更かしをしております。(- .-)ヾ ポリポリ

定時に出勤しなければならない仕事ではありませんので、助かっておりますが・・・・

怠惰な生活をしております。

それはさておき・・・・

今回も前回に続き、「仙道風水術 尋竜の法 高藤聡一郎著」より、周囲の環境と風水の話を引用させて頂きます。


六白 二黒 四緑
五黄 七赤 九紫
一白 三碧 八白

私が、どうしちまったんだい、とたずねると、彼は、
「沙田の家に引っ越してすぐ病気をし、寝込んでしまったのさ。医者に見せたんだけど、原因がわからないというんだ。具合が悪くて食欲がまったくないから、痩(や)せるいっぽうさ」
という。さっそく彼の家にいってみた。ひととおり風水を観察したところ、原因はどうも寝室にあるように思えた。というのも、彼の寝室は、方位でいうと震宮(しんきゅう)[東]にあたっており、ごていねいなことに、枕(まくら)の位置まで東(八卦でいうと震)を向いていたからだ。
理気の立場で解説すると、この年の九星は七赤(しちせき)が中宮(ちゅうぐう)にあり、東には破壊(はかい)の星・五黄(ごおう)がきている(上図参照)
おまけに巒頭(らんとう)もよくない。彼の家の東側に砕石(さいせき)場があり、一日中、山を破壊(はかい)しては砂利(じゃり)を生産している。なぜこれが悪いのかというと、理気の本に次のようにあるからだ。
<五黄の土、戌己の大殺。生剋を論ぜすとも俱に凶。宜(よろ)しく安静にすべし、動作に宜(よろ)しからず>
五黄土星は、土の気(戌[ぼ]と己[き])の狂気(きょうき)である。
わざわざ生剋(せいこく)を持ち出すまでもなく、すべて凶である。これに出会ったらじっとしているしかない。自分が動くのもよくないし、何かをうごかしたりするのもよくない。

中略

私は彼にいって、すぐにベッドの位置を坤宮、つまり東南方位(枕の位置をこちらにする)に変えさせた。また、東の方位にいくつかの品物を置かせた。彼は半信半疑だったが、具合がよくなるならと、すべて私がいったとおりにした。
それから一カ月後、彼が拙宅をたずねてきた。そしていった。
「あれからなんとなく具合がよくなってね。体重が10ポンド以上増えたよ。医者は、別に薬を変えたわけでもないのに、どうしてこんなによくなったのかと、不思議がっていた。家でいったい何を食べていたのかと、いぶかしがっていたみたいだな。でもまだ心配だからな、一週間に1回は医者に見てもらっているのが、前のようなことは全然ないね。風水とはずいぶん効果のあるものなんだね」
彼はしきりに感心して、その日は私のところで何時間も話しこんでいった――――。


仙道風水術 尋竜の法 高藤聡一郎著 学研 MU BOOKS P174-177

補足
引用した文章の中にはありませんが、著者はこの鑑定を飛星派であるとされています。しかし、飛星派は、建物の向きで八種類に分けますので、寝室が東にあると凶とは限りません。そのため、この場合には相談者の家の東が凶方となっていたと思われます。

補足2
文中では、「一白・二黒・三碧・・・・九紫」のことを「九星」と書かれていますが、気学の呼び方であり、風水や奇門遁甲では「一白・二黒・三碧・・・・九紫」は紫白、又は紫白星と呼びます。風水や奇門遁甲において九星とは「天逢星・天内星・天冲星・天輔星・天禽星・天柱星・天柱星・天英星」のことを表します。但し、一部の流派では、「一白・二黒・三碧・・・・九紫」のことを九宮と呼びます。

補足3
飛星派の場合には、年運で五黄土星が巡る方位は基本的に凶と判断しますが、正確には宅運との組み合わせを重視します。

補足ばかりとなってしまいましたが、風水とはどんなものかの紹介であると考えるならば、管理人の補足は必要ないと言えます。この本は風水の解説書と言っても具体的な判断について書かれた本ではないことからこの本を書いた著者も専門的な話に立ち入ることを避けられたのではないと思われます。

さて、話を戻しますと気学では五黄の方位を非常に嫌います。特に今回引用した話のように近くで採石場がある場合や大規模な土木工事がある場合には、要注意となります。また、大規模な土木工事ではなくても長期間の道路工事なども影響があります。

五黄の方位に関しては、年末に新聞屋さんなどで頂く暦に書かれています。不幸にして五黄の方位で大規模な土木工事や長期間の道路工事がありますと、引用した本のように何らかの対策が必要となる場合があります。

具体的な対策となると一概には言えません。本によっては五黄の方位に金属製の風鈴を吊るす対策を紹介している本もあります。五黄は五行では土と考えます。土は金を生み出すことから五黄の方位に金属製品を置くことで五黄の力を消耗させることが狙いです。

ただ、道路工事程度ならば、五黄の方位に金属製の風鈴を吊るすことは有効だとしても大規模な土木工事となりますと、どの程度の効果があるのかと疑問を抱きます。出来れば、五黄の方位の窓を開かないようにしたり、寝室を変更したりするなどの対策が必要になると思われます。

at 21:45, 星 良謙・子授け地蔵, 占いの話

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風水と奇門遁甲5(星)

このところの暑さにへばっております。

(^u^;) ハァハァゼェゼェ・・・

何か、オリンピックの観戦で連日夜更かししていることが本当の原因ではないかとの疑惑の視線を感じているような・・・・

(ー"ー ) ・・・・しかし、暑いのも確か・・・と話を逸らす。

まあ、それはそれとして、暑さと睡眠不足にはご注意下さい。


それはさておき・・・・

まだまだ書店の店頭には、西に黄色と言ったお手軽風水の本がずらりと並んでいますが、専門的な風水を紹介しているサイトは数多くあります。そのため、一般の方でも中国や台湾、香港などの風水について知ることができるようになりました。個人的にも色々な方のHPを拝見させて頂くことも多く、また勉強になることも少なくありません。

しかし、風水は勉強し始めますと際限がないのではないかと思うほど奥が深く、また専門書を読んでいても秘伝の壁が大きく立ち塞がり、肝心な部分には触れられていないことは珍しくありません。そのため、入門書やHPに掲載できる内容は限られたものであり、どうしても初歩的なの内容になってしまうことは避けられないと思われますが、この本を読むだけで風水が理解できるとか、インテリアを変えるだけで運気が上昇すると言った話には少し疑問を感じます。

また、このような書き方をしますと風水を専門にされている方から怒られそうなのですが、風水は科学的ではあっても科学ではなく、理論的ではあっても非常に曖昧な部分を含んでいると考えるべきであり、非常に曖昧な部分を無視したり、切り捨ててしまうならば、風水を頭で理解することはではたとしても風水を実践で活用することは難しいのではないかと思うことがあります。

今回は、そんな話の実例を「仙道風水術尋竜の法 高藤聡一郎著」から引用させて頂きます。

先生は家に入ると、彼とともに家の中を見て歩いた。そして、すぐに郭(かく)氏に告げた。
「この家の方々が体の不調を訴えるのは、あの向かいのビルが原因です」
郭さんは風水師の指す方向を見て唖然(あぜん)とした。彼が入居したときは、まったく何も描かれていない真っ白な壁面だつたからだ。ところが今はどうだ。いつ変わったのか、白い壁面は巨大な広告に変わっていた。
そして使われているのは、まるで血のような真っ赤な原色である。おまけに描かれている人も品物も、すべてアンバランスで、周囲の景観(けいかん)にそぐわない。郭(かく)さんにはそう思えた。彼は先生にたずねた。
「あの壁の広告は、見たところあまりいい感じのものではありませんね。でも、あれがどうしてうちの家族の不調と関係があるのですか?」
風水師はすぐに質問に答えず、家族の生まれ年とか月などを詳しく聞いた。そして何やら計算を始め、彼女たちの生年干支(せいねんかんし)の五行(ごぎょう)を出して、ほほえみながら答えた。
「私がお宅にうかがったとたん、直観的にあの壁が原因だと気づきました。今、奥さんや子供さんたちの五行を出してみて、まさしくあの壁が影響を与えていると確信できました。」

中略

郭さんの奥さんも娘2人も、年まわりの五行は金である。金が持つ固有の色は白であり、壁が白なら同調するので、以前の色ならまったく問題がなかった。
ところが、赤は、五行でいうと白を剋する色なのだ。今ふうにいうとやっつけるてしまう色というこである。

中略

郭さんは、家の斜め前にそびえる壁面の広告が、家族の健康に影響を与えるなどとは夢にも考えなかった。でも、これをなんとかできるうまい方法が見つからない以上、しかたがない。引っ越すしかないと思い、あちこち物色して歩き、まあまあのマンションが見つかったので、家族を連れて引っ越した。その後、家族の健康は劇的(げきてき)に好転したという――――


仙道風水術尋竜の法 高藤聡一郎著 学研MUBOOKS

※補足
五行と色の関係
木 青色  火 赤色  土 黄色  金 白色  水 黒色

五行と方位の関係
木 東  火 南  土 中央  金 西  水 北    

風水の紹介で取り上げられる四神相応(しじんそうおう)
東 青龍  南 朱雀(すじゃく)  西 白虎(びゃつこ)  北 玄武(げんぶ)

蛇足ながら西に黄色が常識のように考えられているのですが、黄色は中央の色であり、西は白色となるはずなのですが・・・・(-_-)ゞ゛ウーム


さて、話を戻しますと、基本的には前回の投稿と同じく「火剋金」の関係であり、マンションと看板の違いです。違うのは、前回の話ではマンションの形が問題になったのに対して、今回の話では看板の色が問題であることです。

風水では形状から判断する巒頭(らんとう)と時間などの目に見えない要素から判断する理気(りき)の二つの観点から吉凶を判断しますが、今回の話は巒頭(らんとう)に分類されます。しかし、風水の専門書には申し訳程度に巒頭(らんとう)の解説がある程度であり、こんな実例が紹介されていることはほとんどありません。

しかし、実際に現地で風水の鑑定をしていますと、この話に似たような経験をしたことがあります。勿論、風水の専門家ではありませんので、鑑定件数は専門家に及ぶはずもありませんが、理論を離れた直感が重要ではないかと思うことがあります。

尚、この話の中では、風水師は効果的な対策がないことから引っ越しを勧めていますが、本の中では窓をすべて塞ぐことと改築することが対策であると説明してます。しかし、どちらも現実的な対策ではないことから引っ越しが一番現実的な対策であると引っ越しを勧めていますが、妥当な判断ではないかと思います。

勿論、考えられる対策は幾つかありますが、壁一面に描かれた巨大な看板となれば、その影響力も非常に大きいことから小手先の対策では、症状を緩和する効果は期待できても病気の完治は期待できないのではないかと思われます。そのため、管理人でも引っ越しを勧めることになると思います。

at 15:39, 星 良謙・子授け地蔵, 占いの話

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