現実逃避と生霊(星)
またまた投稿が中断しておりました。m(_ _)m
投稿のネタは幾つかありますが、気付けば一週間が終わっていると言ったところです。
貧乏暇なしと言った日が続いております。
本題に入る前に・・・・
滋賀県の天台寺門宗(てんだいじもんしゅう)総本山 三井寺(みいでら)、 正式名称を長等山園城寺(ながらさんおんじょうじ)に指定文化財収蔵庫が出来ていました。比叡山の宝物館に比べますと随分と小さい気がしますが、HPの画像でしか拝めなかった仏像を間近で拝むことが出来ます。
訶梨帝母倚像(かりていもいぞう) 重要文化財
吉祥天立像(きちじょうてんりゅうぞう) 重要文化財
智証大師坐像 重要文化財
いずれも美術品として一級品であるだけでなく、お力も強烈でした。
画像は三井寺のHPに掲載されています。
三井寺HP こちらから
ホーム > 名宝の紹介 > 仏像
それはさておき・・・
前回は、「死の受容の5段階」を取り上げましたが、自分が受け入れ難い現実を受け入れることをできない方は非常に多く、大半の方は頭で分かっていても感情的に受け入れることは出来ないようです。感情的に受け入れることが出来ない場合の多くは、現実逃避することが多く、このことで随分と悩まされました。今でこそ占い師として活動していますが、十数年前までは会社勤めをしていました。
その会社勤めをしていた時代の話ですが、会社の上司が高度成長期の夢を追い求め続けていた上司や古い商習慣から抜け出せないでいました。本人が古い時代の営業や商習慣にこだわるのは勝手なのですが、困るのは時代を無視して部下に自分のやり方を強要することでした。FAXもなければ、コンピューターもない時代の営業方法を強要されても時代遅れでしかなく、発注方法や在庫管理などもコンピューターの普及に伴い大きく変化していることを受け入れることが出来ない上司ばかりでした。
当然のことながら時代遅れの営業が通用するはずもなく、そのしわ寄せは末端の営業が苦労させられることになりました。それでもベテランの営業は、それまでに築き上げた人間関係で何とか対応していましたが、新入社員や入社数年の人間は、会社の方針と得意先の要求とのギャップの大きさにいつも悩まされていました。これは管理人がいた会社に限られた話ではなく、同業他社の営業も同じ様な悩みを抱えていました。違うのは、会社がどこまで時代の変化に対応しているかの違いであり、悩みは同じでした。
しかし、経営者や上司がどんなに自分のやり方が正しいと信じていても時代の流れに取り残された企業が衰退するのは、当然であり、時代の流れに取り残された企業は廃業や倒産となりました。そのため、企業活動においては、現実逃避を繰り返していても現実を受け入れざるを得ない状況に陥ることが多いのですが、人間関係の場合には現実逃避が続いても破綻しない場合があります。
例えば、夫婦の信頼関係が破綻して夫婦としては破綻状態にあっても離婚しない夫婦は数多くあります。これは俗に仮面夫婦や家庭内別居と言われる夫婦関係と言えますが、夫婦としての信頼関係が破綻していも現実の生活が破綻しない限りは、夫婦として成り立っていると言えます。勿論、夫婦として破綻していることをお互いが分かっていても打算から離婚しない夫婦も少なくありませんが、夫婦関係が破綻していても、何の問題意識を持っていない場合も少なくありません。
その原因の大半が現実逃避です。現実逃避を繰り返している方は、目の前に問題があっても問題とは考えないと言えます。取り敢えずは、その場が治まればいいとしか考えないことから問題の解決に取り組む気持ちもなければ、話し合う気持ちもない。話し合いをしても何が問題なのかも分かっていないことから話し合いにもならない。その繰り返しが続きますと、熟年離婚となるようです。
管理人からするならば、真剣にやり直す気持ちがなければ、お互いに新たな人生を歩まれた方がお互いの為と思ってしまうのですが、世間体や親の反対などから冷え切った夫婦関係であっても離婚されない方が多いようです。また、復讐が目的で絶対に離婚しないと言われる方もいますが、自分の人生をもっと大切にされるべきではないかと思ってしまいます。
それでもどのような人生を生きるかは本人の勝手であり、他人が口出しすべきことではないと言えますが、他人に迷惑を掛けるとなりますと話は別となります。夫婦関係が冷え切っていますと不倫をされる方が多くなります。それでも不倫を機会に冷え切った夫婦関係を清算して新たな人生を歩まれるならば、それはそれとして一つの道ですが、離婚する気持ちもなく、不倫だけは継続することを願う方も少なくありません。
正直な話としては、うんざりするような話ですが、このような場合には、現実の問題だけでなく、生霊を飛ばしていることがしばしばあります。不倫関係が破綻しても不倫相手を忘れることが出来ずに5年、10年と相手の事を思い続けながらも離婚をする勇気もないと言った話を何人かから聞いたことがあります。実に身勝手な話ではありますが、本人にとっては苦悩であり、その出口のない悩みが生霊となって不倫相手に飛びます。
不倫相手にとっては、これだけでも充分に迷惑な話なのですが、魂の一部が分離して独り歩きしているのではないかと思われる事例がありました。これも生霊と言えますが、魂の一部が分離しているとなりますと、相手に対する執着心が独り歩きしている状態となります。このような状態となりますと、生霊を飛ばされている側だけでなく、生霊を飛ばしている側も不成仏霊に憑依されやすくなるなどの影響が懸念されます。
いずれにしても生霊を飛ばしていますと相手の迷惑になるだけでなく、生霊を飛ばしている本人の運気も低下します。このような状況に陥らないためには、受け入れ難い現実があっても現実逃避することなく、自分が何をすべきかを考えることが大切となります。
星
at 12:03, 星 良謙・子授け地蔵, 心霊現象と神秘体験
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