見当はずれな批判(星)
いつもの如く悩んでおります。
α~ (ー.ー") ンーー
儒教の歴史について投稿しようと考えていたのですが、簡潔にまとめることが容易ではありません。
(・_・。)) マイッタナァ
一応、易経や風水を学んでいますので、一般の方よりは、中国思想について少しは詳しいはずなのですが、本の内容を理解するのが精一杯であり、簡潔にまとめることができないでおります。
本当は朱子学までの流れと朱子学を簡潔に要約した記事を書き、朱子学のもたらした弊害と霊障の関係について書く予定でしたが、考えていた以上の難しさです。朱子学の成立のでの流れや時代背景などを無視して朱子学の弊害を書くことも考えましたが、朱子学とは何かを書かずに批判だけすることには抵抗があります。しかし、無味乾燥な話を長々と書くことにも意味がないような気もして悩んでいました。そこで何回にも分けて投稿しなければならないようなテーマに関しては、別のブログを立ち上げてそちらにまとめようかと考えています。記事を書きかけのままで頓挫している「儒教の呪縛3」を含め、「儒教の呪縛」に関しては別のブログに投稿させて頂きます。
長く霊障の問題と取り組んできましたが、儒教や朱子学に限らず、思想や宗教と霊障は密接な関係があると考えるようになりましたので、可能な限り管理人の考察を残しておきたいと思っていますが、一般の方にはつまらない内容ではないかと思います。世の中のオカルト好きの方の多くは、心霊現象や霊界の構造と言った話には関心を持っても思想と霊障の関係には興味がない印象があります。その意味では、管理人の自己満足になると思いますが、新しいブログを立ち上げた際には改めてご連絡します。
それはさておき・・・・
暫く前のことですが、参議院議員の青山繫晴が発表された現代アートの作品が批判を浴びているようです。
青山繁晴 個展「現代アートに挑戦する青山繁晴展」 ユーチューブ こちらから
管理人もその批判を少し読みましたが、何とも見当はずれな批判が多いようです。弁当箱を作品として高額な価格で販売していると言った批判に関しては、現代アートを何も理解していないと思いました。このような批判が起きる理由の一つに現代アートの分かりにくさがあると思います。一般の方には抽象画は理解不能な芸術と思いますが、現代アートは更に難解な芸術分野となります。
現代アートを解説するためには、近代美術から解説するのが早いかと思います。美術の世界も社会の反映であり、西欧社会で中世の絶対王権の崩壊などの社会体制の変革が大きく影響しています。それまでの古典的な絵画が王侯貴族や教会のための絵画であったのが、画家が自由なテーマで描くようになりました。この流れが画家たちは宗教画などのように過去の歴史ではなく同時代の出来事をえがいたロマン主義、歴史画ではなく、同時代の社会のありのままの現実を描こうとした写実主義、都会にはない自然の美しさを描いたバルビゾン派となり、この流れが初期印象派となりました。
印象派はそれまでの古典的な絵画の技法とは大きく異なりますが、専門的な話となりますので割愛します。しかし、この頃から絵画の世界は大きく変わり始めたと言えます。それまでの写実的な表現方法を離れた独自の表現方法で描かれた作品が登場するようになります。野獣派(フォービズム)、キュビスム、象徴主義などそれまでの表現方法とは大きく異なる表現方法がありますが、いずれも子供の落書きと言えるような作品であり、何が描いてあるのか理解不能な作品が大半です。
ピカソが鳥のさえずりを聞いて何を言っているのかを考えないのに、どうして何が描いてあるのかを理解しようとするのかと言った内容の発言を読んだことがありますが、その作品から何を感じるかが重要であり、写実的な表現方法の作品と抽象芸術の作品を同じ感覚で評価するのは、近代芸術を何も理解していないのと同じことでしかありません。更に現代アートは、近代芸術の発展と言える芸術分野ですので近代芸術よりも難解となります。
管理人にしても近代芸術までは、何とか理解できると思いますが、現代アートとなりますと、自信がありません。管理人からするならば、それが芸術と言えるのかと疑問を持つこともあるような作品があるのが現代アートです。しかし、これは個人的な感想であり、現代アートを否定する気持ちはありません。これは何も現代アートに限られた話ではなく、他の芸術分野でも同じです。管理人には、書の作品に関しては素人であり、作品の良し悪しに関しては分かりませんので、好きか嫌いか程度の感想となります。
管理人が危惧するのは、自分に理解できないからその価値を否定することです。管理人からするならばガンプラやアニメキャラのフィギュアに価値は感じませんが、否定する気もありません。また、そのことを否定されるべきでもないと考えています。世の中には自分とは異なる価値観を持つ人間がいることを認めなければ、自由な言論は成立しません。自分とは異なる考えをしているからと相手の人格否定までする風潮には少し疑問を抱いています。
蛇足ながら青山氏の作品に関しては・・・・・
作品への熱意は分かりますが、論評は控えます。
画商の画廊で作品の発表をされるのではなく、貸画廊で作品の販売を目的としない展覧会にされるべきではなかったかと思います。
画商は作品を売って手数料を頂く商売であり、作品の販売価格を高値に設定するのは、画商にとっては当然の話となります。
そのことも青山氏が批判される理由にもなっているのではないかと思います。
星
ご相談は こちらから
at 16:20, 星 良謙・子授け地蔵, 心の健康
comments(0), -, pookmark