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困った上司2(星)

前回に続き、困った上司の話を取り上げたいと思います。管理人は、根性論が嫌いだと言われることが多いのですが、別に精神論の価値を否定する気持ちはありません。勝負事や仕事においては、情熱や熱意は重要であり、勝敗や実績に大きく影響することを否定する気持ちはありませんが、やたらと精神論を説く上司の大半は、精神論ばかりに頼り、具体的な解決策がなかったことが理由です。

 

前回引用した本とは異なりますが、同じテーマを扱った本から少し引用します。

 

「営業は結果や」とか「仕事は努力と熱意と根性だ」とか大声を出すことが仕事だと心得違いしている上司がいる。上司が「売れ、売れ」と言うのは、サッカーの監督が試合前のミーティングで「今日の作戦は?」と選手に聞かれて、一言「たくさん点を入れることだ」と答えているのと同じである。

 そんなことは言われなくてもわかっている。問題は「いかに売るか」なのだ。肝心の知恵は出さず声だけの上司には、辞表を出せと言いたくなる。

 この手の突撃絶叫上司は、とくに営業関係の部署に多いようだ。たしかに営業という仕事を考えると、熱意や努力、根性を全否定はできない。しかし、それだけでは成果をあげられるにくくなっているのが現実だ。

 

「困った上司」とのつきあい方 守谷 雄司著 成美文庫 P34

 

管理人は営業畑が長かったことから、この突撃絶叫上司には、随分悩まされました。しかし、何故か、この突撃絶叫上司は、数多くいる印象がありました。これは世代の問題なのかもしれません。管理人は、戦後の高度成長期を経験していませんが、管理人が働き始めた頃の管理職の多くは、高度成長期を経験した世代でした。今でいうならば、バブル崩壊後の世代が管理人の世代であり、バブル期が管理職の世代であると考えてもらうと分かりやすいかと思います。

 

戦後の高度成長期やバブル期などのように市場が急激に拡大している時期には、求められる仕事の多くは単純再生産になりやすいと言えます。言い換えれば、毎日同じことの繰り返しであり、求められるのは量的な拡大と言う名前の長時間労働です。これはこれで大変なのですが、働いた分だけ報われる時期と言えます。また、消費が拡大している時期には、少々乱暴な押し売りに近い営業をしたとしても需要の方が大きいことから大きな問題にもならなかった時代でした。当時の事情を知る人は、物がなかった時代であることから問屋が押し売りをしても小売店が返品するようなことをしなかったと言われていました。小売店が問屋が押し売りをしても小売店が返品するようなことをしなかった時代ですので、メーカーが問屋に押し売りしても問題にもならなかった時代でした。

 

管理人は、そんな夢の様な時代は経験していませんが、非常に売れている商品がある場合には、似たような状況を経験しました。小売店や問屋の方が求めているのは売れる商品ですが、管理人が働いていた業界は流行り廃りの入れ替わりが激しく、今売れている商品が一ヶ月先に売れているかどうかは誰にも分からない業界でした。商品の発売前に仕入れ担当者と商談をしていましたが、何が売れるか分からない状況の中では仕入れ担当者は弱気になりやすく、新製品の商談はいつも苦労しました。

 

しかし、自社の製品が非常に売れているとなれば、問屋の営業の方々からはどうして商品がないのかと苦情が来ます。問屋の営業が売れていると実感する時点では、初期の生産分は完売して追加生産していることが大半です。そのため、「次の入荷は二週間先になります」と答えることが大半したが、二週間先に店頭で売れているかどうかは分からないことから問屋の仕入れ担当者は仕入れに躊躇します。

 

こんな経験を何度か繰り返したことから二週間先の需要を予測して仕入れ担当者に許可を得ることなく、商品を出荷するようになりました。勿論、無断での発送であり、二週間後に商品が売れていなければ、そのまま返品されることは覚悟しなければなりません。しかし、納品された時点で商品が売れ続けていたならば、何も問題が起きないだけでなく、小売店も問屋も売り上げが伸びることから誰からも苦情がありません。また、需要期にはこれと似たような状況となることも珍しくありません。勿論、仕入れ担当者との商談はしますが、定番商品などはこちらで在庫を調べて商品を出荷することも珍しくありませんでした。

 

管理人の経験は、商品の供給が追い付かない需要があった時期の経験は限られていましたが、今回取り上げた突撃絶叫上司は、市場が拡大し続け、商品の供給が追い付かない需要があった時期を長く経験したのではないかと思うようになりました。営業としての原体験が商品の供給が追い付かない需要期であった場合には、真面目に努力していれば商品は売れるとの考え方になりやすく、商品が売れなないのは、努力が足りないからであるとの考えに陥るようです。その結果、何が起きるかと言えば、「営業は結果や」とか「仕事は努力と熱意と根性だ」と言うことが仕事だと心得違いしている上司となります。

 

これは何も営業の世界に限られた話ではなく、スポーツの世界でも同じのようです。ある柔道選手が試合中にコーチが「がんばれ」の連呼しかせず、コーチではなく応援団になっていたと嘆いました。選手がコーチに求めているのは、客観的な状況分析と的確な指示なのにコーチが興奮して応援団になってしまっては、コーチとしてのアドバイスは得られなくなります。確かに励ましや激励は必要ではありますが、適切な指示や助言が求められているときに精神論しか言えないのであるならば、管理職としては失格となります。

 

 

ご相談は こちらから

at 12:28, 星 良謙・子授け地蔵, 経営

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困った上司(星)

暫く投稿をお休みしてしまいました。m(_ _)m

書きたい事は、幾つかありますが、何かと慌ただしい日々が続いておりました。

なるべく投稿させて頂けるようにしてみます。

 

追記

投稿の際に記事が一部消えていましたので、再投稿させて頂きます。

記事の投稿前に下書きに加筆したのですが、その際に加筆分が消えてしまったようです。

ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。

 

それはさておき・・・・・

 

管理人がまだ印刷業界で働いていた時期の頃の話ですが、当時はワープロが全盛期であり、簡単なチラシを手作りされるお客様もいました。この時もお客様がチラシの原稿を作成されるとの話でしたので、得意先でチラシ原稿の出来上がりを待っていた事がありました。暫く待っていたところ、担当者が「これから課長に見せてくる」と言って席を外されましたが、戻って来られると出来上がったチラシの原稿を黙って破り捨てました。そして一緒に打ち合わせをしていた同僚に「課長は批判だけして提案がない」と怒り始めました。話を聞けば、出来上がった原稿を見て、ここが悪い、あそこが悪いと批判するだけは批判しながら何をどう直すのかに関しては言わないことに対して腹を立てている様子でした。

 

チラシの紙面づくりは、売り出しの内容を如何に分かりやすく消費者に伝えるかではありますが、これは簡単そうで難しいことであり、素人には難しい作業です。デザイナーに依頼すれば話は早いのですが、小規模な売り出しであることから予算もなく、デザイナーに依頼もできません。また、一般家庭用のワープロでは、レイアウトなどにも限界があることからかなり妥協する必要がありますが、それらを無視して高いレベルの要求をされたならば、担当者が怒るのも当然となります。

 

売り手としては、新製品だからもっとアピールしろ、目玉商品商品からもっとアピールしろと言うのは簡単ですが、限らた紙面を如何に使うかとなれば、優先順位を明確にしなければならず、チラシ全体も安さを強調するのか、商品の紹介を中心とするのかなど、方針を明確に決めなければなりません。それらの指示もなく、批判だけされたのではないのかと思ってはいましたが、黙って原稿作りを始めた担当者を見守ることしかできませんでした。

 

これと似た話となりますが、大手スーパー―の担当者に振り回された大手の印刷会社の営業の話を聞いたことがあります。何分にも今から30年程前の話ですので、印刷業界の事情も大きく異なっていました。30年前には大手の印刷会社やデザイン事務所がコンピューターを本格的に導入し始めたばかりであり、原稿の作成も手作業の時代でした。今でも同じではないかと思いますが、当時は印刷会社にとってチラシの仕事は時間との戦いでした。

 

大抵の場合には、原稿の内容が決まるのはギリギリでした。担当者にもう間に合わないから催促しても内容が決まらない、担当者が会議中や出張中などいつもの事でした。それでもやっと原稿の内容が決まってもデザインの決定、写植、商品写真の手配など幾つもの作業が待っています。チラシの納期は決まっていることから原稿が遅れれば遅れる程、営業は胃が痛むことになります。管理人もそんな経験を何度もしましたが、大手スーパー―の担当者に振り回された大手の印刷会社の営業の話には同情しました。

 

この方の話では、最終的な打ち合わせでスーパーの担当者が毎回原稿の大幅な修正を繰り返したそうです。通常は最終的な打ち合わせで行われることは、誤字や脱字、写真の間違いなどの確認作業であり、最終原稿の段階で大幅な修正など考えられません。もし、最終段階で大幅な修正があれば、納期が大幅に遅れます。しかし、チラシの場合には、特売日が決まっていることから納期は動かせませんので、そのしわ寄せは、印刷に関わる人間すべてに影響するだけでなく、作業工程も大きく影響を受けます。

 

顔面蒼白となっている営業を横目に担当者が思い付きのままにやりたい放題、管理人にはそんな光景が目に浮かぶようでした。当然のことながら大幅な修正となれば、版下はすべて作り直しとなることから版下を制作している社員は徹夜となります。そのことが分かっている担当の営業は、会社に帰ってから版下の制作の担当者に毎回土下座して修正をお願いしていたとの話でした。管理人は、ここまで悲惨な経験はしたことがありませんが、最終の打ち合わせで唐突にこの商品を追加して欲しいとか、この企画を追加して欲しいと依頼され、納期が間に合わなくなると喧嘩腰になったことが何度かありました。

 

さて、この2つの話は、似たような話ではありますが、少し違います。部下が作成した手作りのチラシ原稿を批判した上司は、出来上がった原稿を批判するだけ、具体的な提案はなく、スーパーの担当者は出来上がった版下を大幅に修正しています。しかし、どちらも白紙の段階での提案ではなく、出来上がった物に対する批判です。出来上がった物を批判するのであるならば、原案の段階で明確な方針が指示するべきであり、明確な方針があれば、必要ない修正であることが混乱の原因と言えます。

 

では、どうしてこのような事が起きるのかを考えますと、管理職の責任と言えますが、管理職の性格の問題でもあることにと気が付きました。以前に読んだ本ではありますが、「困った上司、はた迷惑な部下 八幡 洋著 PHP新書」に、困った上司のタイプ別に解説がありました。

 

拒絶性上司 すねるのが大好きな女の子と同じ心理

 「なかなかオーケーを出してくれない上司」と言うのが何種類かいて、拒絶性上司はその代表の一つである。だが、これら「話を通してくれない上司」グループは、微妙にその色合いが異なっている。

 まず、「自分の考えていることが一番正しい。他の連中は、俺に絶対服従すべきだ」という独善で凝り固まったサディスト上司。

 それから、「このグレートな俺様に、一度ぐらいで企画書を通してもらえるなんて思われちゃ困るね」という、おもに「もったいぶり」から気難しく構える自己愛性上司。そして、「この表と箇条書きの大きさのバランスが、ちょっとずれているような気がするんだけどなあ。きちんと直してもらえない?」など、やたら細かいことにこだわり完璧を求める強迫性上司。

 これに比べて、拒絶性上司の「話の通りにくさ」は、かなり微妙でわかりにくいものである。あなたの案件になかなかオーケーを出してくれない拒絶性上司の胸の内を、むくるれたりすねたりするのが好きな女の子との間にありそうな場面の心理描写をカッコにいれて、翻訳してみよう。

 

困った上司、はた迷惑な部下 八幡 洋著 PHP新書 P111

 

管理人は、部下の作った手作り原稿を却下した管理職と面識はありましたが、儀礼的な挨拶が中心でしたので、上記のタイプの中のどのタイプかは断定できませんが、やたら細かいことにこだわり完璧を求める強迫性上司か、すねるのが大好きな女の子と同じ心理の拒絶性上司のどちらかではないかと思います。ただ、知的な印象を受ける方であったことからやたら細かいことにこだわり完璧を求める強迫性上司だった可能性が高いのかもしれません。

 

また、知り合いの話を聞いた印象としては、スーパーの担当者は独善で凝り固まったサディスト上司ではないと思いましたので、この本からサディスト上司の解説を引用します。

 

サディスト上司

 彼らは、ことに「相手に屈辱を与えた」ことをもって勝利の証としたがる。相手が傷ついた様子を確認できたとき、それがサディストたちにとっては「相手に勝った」という確実な証拠となり、彼らを満足させる。そのために彼らの行動は、単に「自分の意見を押し通す」などの枠を超え、「相手を傷つける」そのこと自体を目的にした非常に攻撃的なものとなる。

 彼らは相手が感じているはずの屈辱感を熱心に想像しそれを反芻(はんすう)し、どうすればその苦痛をもっと増やすことができるのかを夢中に考える傾向がある。相手のダメージが大きいほど自分が優越していると考える。サディスト上司は、相手がある程度のダメージを確認しないと気がすまないので、相手が彼らが期待したほどダメージを受けたように見えなければ、さらに攻撃を加えるだろう。一通りお説教が終わっても、相手を後ろから呼びつけ「反省の色が見られない」「何とか言え」などしつこくがなりたて、どうしても相手がまいっている姿を見たがるのは、このタイプの特徴である。

 

困った上司、はた迷惑な部下 八幡 洋著 PHP新書 P93-P94

 

実は、管理人が働き始めた最初の職場の管理職がこのタイプでした。一度怒りに火が付くと止まらず怒鳴り散らしていましたことを覚えています。職場には新人が3人配属されましたが、営業成績が不振続きであった同僚が怒られ役となりました。帰社後にその日の活動を書きこんだ日報を提出する際に怒らていたのですが、次第に怒られる時間が長くなりました。そしや帰社後だけでなく、朝礼が終わり、営業活動に出掛ける前にも怒られるようになりました。しかし、これで終わることなく、昼に帰社後の時間にも怒られるようになり、最後は別室に呼び出されて怒られていました。管理にも人に自慢できるような営業成績ではなかったことから明日は我が身でした。そのため、自分が怒られていませんでしたが、何とも気が重くなる時間でした。

 

管理人は、二年程後に配置転換となり、同僚は退職しましたが、残った同僚の話では、怒られ役の同僚が退社した後にベテランではありますが、あまり営業成績が良くなかった社員が次の怒られ役となったとの話でした。更に後でわかったのですが、管理人が入社する前年の新入社員も怒られ役であったとの話でした。そのため、この管理職はいつも怒りをぶつける対象を作っていたのではないかと思いようになりました。その時には、それ以上深く考えることはありませんでしたが、この本を読み、妙に納得してしまいました。結局、この管理職は部下に屈辱を与えることの快感に酔いしれていたのではないかと思います。

 

 

ご相談は こちらから

at 10:52, 星 良謙・子授け地蔵, 経営

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言葉の話(星)

御譲位がありましたので、熱田神宮に参拝したところ、駐車場には長蛇の列が・・・・・

境内は、普段の休日よりも遥かに多い人が・・・・

 

朱印ブームのためか、社務所には朱印専用の窓口があり、長蛇の列でした。

本宮手前は記帳の列が・・・

管理人も記帳させて頂きました。

 

それはさておき・・・・

 

立ち寄った神社に「奉祝 御代替(みよがわ)り」と書かれたチラシを頂いてきましたので、内容を少しご紹介します。

 

四月三十日

譲位(じょうい)

 天皇が皇太子に皇位(天皇の位)をお譲りになり、天皇は上皇となられ、皇太子が新たな天皇となられます。これを「譲位」といい、光格(こうかく)天皇が仁孝(にんこう)天皇に譲位されて以来、約二百年ぶりのこととなります。

 

退位礼正殿(たいいれいせいでん)の儀(ぎ)

 天皇陛下の御譲位を広く国民に明らかにするとともに、陛下が御譲位前に、最後に国民の代表者に会われる儀式が、皇居の宮殿で行われます。

 

五月一日

践祚(せんそ)の式

 「践祚(せんそ)」は天皇が皇位につかれることで、践祚の跡、それを公式に国内や諸外国に宣明(せんめい・宣言してあきらかにすること)することが「即位(そくい)」です。昭和の時代までは厳密に区別されましたが、平成の御代替(みよがわ)りでは、すべてを「即位」としています。

 

剣璽等承継(けんじとうしょうけい)の儀(ぎ)

 皇位につかれた天皇が、「三種(さんしゅ)の神器(じんぎ)」(皇位のしるし)である鏡(八咫鏡・やたのかがみ)・剣(天叢雲剣・あまのむらくものつるぎ・別名草薙剣・くさなぎのつるぎ)・玉(八坂瓊曲玉・やさかにのまがたま)や天皇の印章(はんこ)である「玉璽(ぎょくじ)」、日本国の印章(はんこ)である「国璽(こくじ)」を受け継がれます。

 

賢所(かしこどころ)の儀・皇霊殿(こうれいでん)神殿(しんでん)に奉告(ほうこく)の儀(ぎ)

 「三種の神器」がけいしょうされると時を同じくして、皇居にある中宮三殿では新しい天皇が皇位につかれた旨(むね)を天照大御神(賢所)、歴代天皇と皇族の御霊(みたま・皇霊殿)、天神地祇(神殿)に奉告されます。

 

※奉告 ほうこく 神仏や貴人につつしんで知らせること。「国家の大事を神に奉告する」

デジタル大辞泉の解説より

 

即位後朝見(そくいごちょうけん)の儀(ぎ)

 天皇のしるしを継承され、宮中三殿に奉告を終えた天皇陛下は、皇居の宮殿で、内閣総理大臣ほか三権の長、地方自治体の代表などと会われて、皇位につかれた旨(むね)を宣言されます。

 

十月二十二日

即位礼

高御座(たかみくら)に登られ、内外に即位を宣明。

 

※宣明 宣言して明らかにすること。 

デジタル大辞泉の解説より

 

十一月十四日・十五日(予定)

大嘗祭(だいじょうさい)

天皇御一代に一度行われる祭祀。悠紀(ゆき)・主基(すき)の国のお米をはじめ、全国の各都道府県より特産の農産物がお供えされます。

 

※悠紀・主基(読み)ゆきすき

大嘗祭(だいじようさい)における祭儀に関する名称。〈ゆき〉は斎忌,由基,〈すき〉は次,須伎などとも記す。悠紀国,主基国の斎田の新穀が,それぞれ大嘗宮の東の悠紀殿,西の主基殿で神饌に供された。悠紀・主基の国郡は卜定によって選ぶのが原則で特定されていなかったが,平安中期以降は悠紀は近江国,主基は丹波国と備中国が交互に選ばれ,郡のみが卜定された。明治の登極令では京都の以東以南に悠紀,以西以北に主基の斎田を勅定する定めとなった。

世界大百科事典 第2版の解説より

 

蛇足ながらテレビなどでは「退位」とばかり言われますが、本来は「譲位」と言うべきであり、疑問を感じています。また、皇族の方々の尊称も「〇〇様」と言っていますが、天皇、皇后、太皇太后、皇太后は「陛下」であり、その他の皇族は「殿下」と皇室典範に書かれています。


アナウンサーと言っても番組内での出演者との会話内などで若者言葉を平然と使うことには勘弁してくれと思うことがありますので、時代の流れなのでしょうか。

 

年齢の違いを1個2個と表現、「晩ご飯」のことを「夜ご飯」、素晴らしいの意味での「ヤバイ」・・・・

言葉は時代で移り変わるとは言いますが、何とかならないかと思ってしまいます。

 

 

ご相談は こちらから

at 10:41, 星 良謙・子授け地蔵, 心の健康

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